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テーマ:ダーツライフ。(473)
カテゴリ:ダーツ
Twitterで騒ぎになったRt.詐称。思った事を書いてみます。 大きな大会ではエントリー時にレーティング (クラス分けの基準になる平均スタッツ=スコア) に基づいてエントリーを行います。 関東圏内のトーナメントは参加したことがないので、 今まで住んでいて参加した事のあるトーナメントを参考に話を進めていきます。 参加出来るダブルスゲームのクラス分けが5クラス(関東圏内はレンジ分けと言うそうですが) Rt.はフェニックス30段階 100%スタッツの場合 AAクラス 最上位のクラス 個人上限なし チーム計34 A クラス 上位者のクラス 個人上限AA18 チーム計29 BBクラス 中上位者のクラス 個人上限A16 チーム計24 B クラス 中級車のクラス 個人上限BBB13 チーム計20 C クラス 初心者向けのクラス 個人上限BB10 チーム計15 チームの2人の組み合わせが勝負の鍵となります。 一例をあげるとレーティング上限MAX minimumペア とにかくファーストが引っ張る!ペアが頑張れば勢いづくタイプ アベレージペア 2人のレーティングが同じくらい 噛み合ってチーム力で勝つタイプ といった感じでチームが組まれます。 チーム戦ですから、うまく機能すればこれほど楽しい事はありません。 勝利の栄光は素晴らしい事だと思います。名誉ある入賞は喜ばしい事に間違いないでしょう。 (筆者は入賞すら経験がありません。最高がベスト8) ここで問題になっているのが上位クラスに参加出来る力がある人が格下のクラスで参加してくる事です。 参加時のRtを詐称することで、勝つことが容易になるクラスで優勝、入賞をしてしまう事が問題となっています。 このタイプのフォーマットでは最上位クラスが最も定員が少なく、BBクラスが最も人が集まり激戦区という印象を持っています。 BBクラスなのにA16が個人上限なのでAAに出られる人もBBまで降下して参加が可能。相手はB8に限られますがここもB~BBBの人が 降りてくれば2人で詐称がしやすい状況が生れやすい。 本来の実力のAクラスではなく、手を伸ばせば入賞が出来る下位クラスに意図的に参加してくることが問題なのです。 エントリーは対象の店舗から参加が可能です。 対象の店舗=ホームショップが参加の手続きを行います。エントリー費の集金、入金、チームのペアリング等がホームショップの役割になります。 古くはスタッツ取りを行い、ホームショップはエントリーの責任を担っていました。 明らかな差があればエントリーさせた側の評判にも関わります。 普段のダーツを知っているからこそ送り出すクラスが適正かどうかを見極められる訳です。 今回話題になっている詐称はどうでしょうか。 詳しい事は判りませんが、今回が初めてではないようですね。 今回大きく取り上げられた事で、同じことは出来なくなるでしょう。運営が把握出来ないケースがほとんどな為 やはりエントリーショップの責務は大きいと思います。 この件はまた別の日にでも。 純粋な対戦が楽しめるトーナメントの運営はまだまだ課題がありそうです。
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最終更新日
2018年09月06日 03時24分05秒
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