ＬＥＳＳ　ＩＳ　ＭＯＲＥ

昨日の続きです。


知り合いのお見舞いに病院に行って、おバカな話をしてたんですよ。


ナースさいこー。


ナースさいこー。


ナースさいこー。






間違いなくこんな感じ。


それ以外に話題はないの？ってくらいに狂おしくこんな感じ。


血圧計ですらステキな道具に見えちゃうナースの魔力。


オオオ、オレの腕も巻いちゃって下さい。


ぎゅむと巻いて下さらぬか？


スコスコ、プシュ～って音ですら癒しにつながるそんな瞬間。


聴診器も良いね。（最近は看護士さんも持ってるのに驚きました。）


これまたステキな道具に見えちゃうナースの魔力。


オオオ、オレのビートを聞いちゃって下さい。


高鳴る鼓動はあなたが目の前にいるからなんです。


聞こえますか？Ｚの鼓動がッ！！
















エマ中尉～～～！！















ってゆーか何だよこのあらすじ。


Ｚの鼓動って書きたかっただけじゃねーかｗｗｗ










おバカな話も終わって、じゃーねーﾉｼ　と病室を出たその時・・・。


自分の目の前を一人のナースが通り過ぎてったんです。


いや～、驚きました。


これは本気で驚きました。


ハマーン専用ガザＣの存在くらい驚きましたね。


( ﾟДﾟ)…。















いやね、以前付き合ってたコだったんですよ。


元カノですわ。


かな～り、かな～～～り前にお付き合いしてたコなんですけどね。


忘れるワケなどない！！


う～わ、チョーやべ。


チョー気まずい。


ぜってーあのコ気付いてる。


気付かないフリして通り過ぎてったはず。




　　　　　　　　困った…
　 　　_, ,_　　 　
　　:.（;ﾟдﾟ）:.　　かなり困った…
　　　:.ﾚV）:.　　
　　　 :.<<:.　　凄まじくイヤなパターンじゃね？　




いや～、こっぴどい別れ方でしたから。
















アンタの顔なんて二度と見たくないッ！！







女性に叫ばれたのってこれが初。


世界の中心で愛じゃないものを叫ばれましたから。


あの経験だけは忘れられん・・・。


できればもう二度としたくない・・・。


全部自分が悪いんですけどね。









　　　　　//
　　　＿//
/　||＿ノ　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＼//／￣＼　　　　　　／ 認めたくないものだな…
　|>　<＿>　＼　　　　　|　
　く＼＿＿＿｜ 　　　＜　　　　自分自身の、
　｜∇　　　　　＼　　　|
　　＼＿_／　　　 　　　＼　若さ故の過ちというものを……
　　　　|≧||≦￣| 　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣




うーん、でもな～、このまま帰るのも何かイヤと言いますか・・・。


コソコソ逃げてるみたいじゃないですか。


何年もたってますしね、きっと彼女も許してくれるはず。


いや、その前に何とも思ってないかもしんない。


ここはちょっと勇気を出す？？？


どーする？？？
















/ヽ　＿＿＿ ﾍ、,　　どーすんの？　どーすんの俺？！　どーすんのよ！
J　 　　　　　　u i ：
　　●　u　 ● 　| ;＿ _
　 U (,__,人,_,) u :|'.|　/　７へ
　　　u　　　J 　ﾉ,'| / ／　／
　　　　─── '-─‐'⌒',
　　　　　　　　　　　 　 ノ 　∧
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　｜ 　 　｜｜ 　 　｜｜ 　 　｜
　｜ 対　｜｜ 逃　｜｜ 謝　｜
　｜ 話　｜｜ 亡　｜｜ 罪　｜
　｜ 　 　｜｜ 　 　｜｜ 　 　｜
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対話・・・「元気だった～？」と何事もなかったかの様に切り出す。


逃亡・・・何もなかったんだと自分に言い聞かせる。


謝罪・・・ショッパナから「スミマセンでした～。」と謝る。






対話だな・・・。


それとな～く行こう、それが自然だ・・・。


今こそ過去の呪縛から逃れる時！！


イザ、参らんッ！！















「す、すみません・・・。」


「はい？」


振り向いた彼女に、自分はまた驚きましたよ。


いや、もう驚いて尚且つ焦りましたね。


焦ってしばらく固まりましたもん。


「どーしました？？？」

















別人でした。


いや、でも似てたんですよ。


思わず名札の確認しちまいましたから。


名字も名前も全然違ってました。


「何か御用ですか？？？」


「え？あ、あ～、何でもないです。スミマセン！！」


あまりに恥ずかしかったんで、エレベーターも待たずに階段で下りました。


６階から階段使う姿に、ああ健康的な殿方と思ってくれれば本望です。





ｶﾀｶﾀ
　　　 　人 　　剣崎です。
　　　（　0w0)　 似てる人は世の中に３人って言いますからね・・・。
　　 ／　　　＼ 　　　　　　
　　/　　 　/￣￣￣￣/　ｶﾀｶﾀ
＿_(__ﾆつ/　 FMV　 /＿＿＿＿
　　　 ＼/＿＿＿＿/

ｶﾀｶﾀ




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当時看護学生だった彼女も、きっと今ではどこかの病院で頑張ってると思います。


もしかしたら、もう地元を離れてるかもしれませんが・・・。


「あたし、結婚してもこの仕事続けたいな～。」


別に自分を対象にしたワケではないんでしょうが、忘れられない一言です。


帰り道、ちょっとだけしんみりしちまいましたよ。


彼女、今頃どんな感じなのかな～って。


“ノゾンデタモノ”　手に入れてればいいんですけどね。