テーマ:囲碁全般(743)
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私が初めて「李昌鍋」という文字を入力したときの記憶は、とても鮮明だ。 李は「りこうらん」(李香蘭)、昌はそのまま「まさ」、 そして鍋はなぜか「なべ」ではなく、「ホイコウロウ」(回鍋肉)としたのだった。 きっと、おなかが空いていたのだろう。 閑話休題。 『李昌鍋のヨセ』を「検分」だなんて、ずいぶんたいそうな題だったなと反省。 それに、部分的なヨセの基本がしっかりしていないのに、 「もっと全局的なヨセの研究が...」などというのもおこがましい。 そこで、手元にある囲碁文庫をめくってみる。 『初段...』には30題、『三段...』には50題もヨセの手筋が取り上げられている。 さらに『六段...』には「攻め合いとヨセに関する手筋」として、 いわゆる「手にするヨセ」が50題載っているのだ。 これを利用しない手は無い。 また、「魔力シリーズ」では、全巻にヨセの章があり、 「ヨセのオキ」50題、「ヨセのツケ」20題、「ヨセのハネ」25題、 「ヨセのキリ」30題、「ヨセのトビ」30題のあわせて155題が載っている。
というわけで、これらの囲碁文庫をあわせると、ヨセ問題が305題になる。 これらを解きながら回鍋肉もとい、李昌鍋の下巻を待つことにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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