テーマ:囲碁全般(743)
カテゴリ:碁の本
状況を正しく把握し、次なる戦略を練り、 選択するための大局観を養うことが大切だという。 その際、盤面に映される彼我の心理も、判断材料として活用するというのだ。 読み進むうちに、七番勝負の観戦や棋譜並べでも、さらには自分の対局でも、 考える内容が増えるようになり、碁がさらに楽しくなった。 取り上げられた36局は、著者の10代から20代の頃の実戦で、 総譜がないのが玉に瑕。 しかし、状況分析からはじまり、戦略を立てるときの考え方、 なぜ成功したか、そこにどのような対局者心理が影響したかに至るまで、 実に丁寧に語られている。 『囲碁 孫子の兵法』(馬暁春)誠文堂新光社2003 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 6, 2008 11:21:20 PM
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