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碁盤を囲んで

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February 8, 2008
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テーマ:囲碁全般(743)
カテゴリ:碁の本

 

GO!さんの「対局日誌」オールタイムベストテン向けのセレクションだが、

入りきらない本がたくさんある。

もちろん好きな本だし、せっかくの機会なので、

11位~20位までを左から並べてみた。

11~20位.JPG

11位 『三堀将 名勝負名観戦記』(三堀将)誠文堂新光社1992
昨年公開された映画「呉清源 極みの棋譜」では、鎌倉十番碁で、
木谷が鼻血を出して倒れるシーンが話題となったが、
それも、観戦記者三堀氏の「棒ツキ」取材があったからこそである。
持ち時間の長い碁は、棋士から滲み出るものが豊富であり、
それを少しでも汲み取ろうと、記者は盤外の取材も怠りなく、
常に備えていた様子が伝わってくる。
三堀氏の観察眼、洞察力にただ感心するばかりだ。

12位 『呉清源』(江崎誠致)新潮社1996
江崎氏の代表作。新布石、十番碁といった碁と勝負の話だけでなく、
国家、宗教・信仰、社会、時代、そして交通渦等々、
呉清源の身に降りかかる様々な出来事と影響を多面的な切り口で描く。

13位 『現代の棋士12人の世界』(小堀啓爾)日本棋院1982
囲碁ライター小堀啓爾氏の棋士評伝。
取り上げた棋士は、高川格、坂田栄男、藤沢秀行、大平修三、林海峯、
大竹英雄、工藤紀夫、加藤正夫、石田芳夫、武宮正樹、小林光一、趙治勲。

14位 『囲碁 素読のすすめ』(小野清行)講談社出版SS1989
「棋譜並べは写経に通ずる」、「上達に必要なのは、ただ、素直な心」と説く。
アマチュアによる体験的棋譜並べ賛歌。

15位 『碁敵が泣いて口惜しがる本』(米長邦雄)祥伝社1998
アマチュアが上達するための心構えを説く。
具体的な勉強方法も経験を交えて詳しく紹介。

16位 『利かしの哲学』(趙治勲)河出書房新社2003
利かしと利きの視点を身に付けると、碁盤からいろいろなことがみえてくる。
新しいことを考える手がかりが得られる本。

17位 『武宮の白番』(武宮正樹)河出書房新社1999
武宮先生の白番22局を並べながら、自然流の柔軟な感性を学び取りたい。

18位 『自由置碁の冒険』(春山勇)日本棋院1993
戦って勝つことを奨めており、試してみる価値は充分ある。
棋力の差が大きい夫婦や兄弟など、家族で楽しむのもお勧めだ。

19位 『置碁 白の作戦』(藤沢秀行)山海堂1979
全局的な厚さで追い込む、置かせ碁の極意。
白の次の一手を考える譜分けになっている。
「紛れの手」の51型は、黒にとっても価値がある情報だと思う。

20位 『実力五段囲碁読本 厚く打つ』誠文堂新光社2001
お厚い面々によるお厚い棋譜が目白押し。
「厚さ」をどう勝ちに結びつけるのかまで、解明しようとしている。






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Last updated  February 8, 2008 11:44:22 PM
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