テーマ:囲碁全般(743)
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2戦目がすでに準決勝である。 またしても黒番、上辺から右上へ波及した戦いは、 黒7子を捕獲した白が優位に立った。 勢いに乗る白は右下の黒に殴り込み、碁を決めようというところ。 もはや妥協できない黒は右下白4子を捕獲すべく1とキったのだが... 白が2と逃げ出したことから悲喜劇の幕が上がった。 しかも、その場所は「右辺」である。 黒はシチョウで追いながら、上方との絡みを伺う。 黒9と白3子をアタリにして白の応手を問う。 白12ツギのあとの私のヨミは、黒13、15と白をシボってワタリ、 右上17のオサエに回って白の眼を奪い、中央黒をセメドリにしようというもの。 ところが、白はN7にツガずに、12と抜いてしまったから大変、 黒13とアテてバタバタという、 なんとも申し訳ないエンディングとなってしまった。
賞品やら名誉やらがかかった大会での異常な緊張は、 こんな事態をも招くのか。 とはいえ、これで決勝進出である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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