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前々から気になっている女性による「おひとりさま」ブームが
朝日新聞 Be On Saturadayの記事になっていた。 http://www.be.asahi.com/20040918/W13/0045.html 私は独身ではないけれど、一人暮らしなためか、 この記事にあるような行動パターンが、かなり当てはまる。 一人でいくのは、「食べたい」「いってみたい」と思ったときに、 一緒につきあってくれる人を探すのが億劫だからである。 年をとるとともに、自分の趣味がはっきりとしてくると、 それぞお金をかけたい分野が固まってきて、、 自分は、このくらいお金をかけてもよいけれど、 相手はそこまでではないだろうということが分かるから、 誰かを誘うということがじれったい。 だから、一人でやってしまう。 外食くらいは、「さあ、ひとりではいるぞ」と意気込むことなくやってしまうし、 ひとりで入ってもいいかなという店のバリエーションが飛躍的に増えた。 それでもひとりを受け入れてもらうためには、制約があります。 □店側に受け入れる気持ちがあること。 (繁盛しているときは難しいし、ホテルなどは平日指定が多い) □多少割高になることも我慢できること。 □周りの目を気にしない精神状況であること。 割高なことについては、貧乏性が災いし、いまだ寛大になれないが、 周りの目を気にしないことについては、極めつつあると思っていた。 が、先週、箱根に夫と旅行して、案外そうでもないかもしれない?と考え直した。 夫と宿泊したホテルは、もともとお一人様を受け入れていて、 誰かがお一人様できているはず。。。の予想通り、 朝、一人で朝食をとっている女性を見かけた。 エレガンス系のきれいにしている女性だった。 朝から、きっちりメイクされた彼女を見ながら、 ふと「負け犬系美人?」と思ったのである。 自分だってやっても不思議じゃないくせに、 彼女をみる自分の目に「好奇の目」があることに、ちょっと驚いた。 そのことに連鎖して、これまで一人で入った時の記憶をたどって、 お店の反応をイヤーな感じで思い出すこととなってしまった。 イヤーなといっても、別にお店の人の対応が悪いということではない。 「おひとりさまですか?」と案内してくれるお店の人の中には、 「ふつうの人と同じに接しなければ」とか、 「いろんなお客様がいらっしゃるのだから、変に思ってはいけない」 といったかんじに、気を引き締めるみたいなものがあると思う。 そういうサービス精神に支えられて、今までおひとりさまを謳歌してきたのだが、 夫と二人をサービスをしてくれるホテルマンのナチュラルな表情をみているうちに、 今まで受けてきたサービスを、少し、切なく感じてしまった。 まだまだ、おひとりさま文化が成熟していないということかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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