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凍えたココロ

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2006.10.15
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カテゴリ:抑うつ感
久し振りに夢を見た。

夢にはまだ幼い妹と弟、そして私が居た。

3人で遊び、はしゃいでいた。

目が覚めて、虚無感を覚えた。

あんなに楽しかった時期は過ぎ、

今やもう兄弟3人とも別々の人生を

歩んでいる。

無邪気に遊んだり喧嘩したりしていた

あの頃が懐かしい。

喧嘩しても30分後には

もう仲直りしていた。

二度とあの頃は訪れない。

3人の関係はこじれにこじれてしまって、

会っていても余所余所しい空気が流れる。

もうあの頃には戻れない。

全ては後の祭りである。







私は、姉として妹と弟を

守らねばならなかった。

面倒を見たり、宿題を手伝ったり、

『お姉さん』として生きてきた。

それが私の『役割』であった。

その『役割』に生きる価値を

見出していた。

そして時が流れるにつれて、兄弟はバラバラになり、

私は重い病気を患い、『役割』

果たせなくなった。

そして自分には『もう生きる価値など無い』と

思い込む様になっていた。







毎日続く2回の過食嘔吐・・・。

その行為が余計に自分を貶め、

より惨めな気持ちになるのである。

病症が酷かった頃は、毎日手首を切り刻み、

自分を罰する事で、生きる赦しをどこからか

得ていたのであろうと感じる。







今はもう手首を切り刻む事は無くなり、

でこぼことした醜い皮膚だけが残った。

リストカットを止められたのは、

母が漸く摂食障害について

少しずつ理解を示してくれるようになった

からであろうと感じる。

この病を患った頃は、病症に苦しんでいる上から

母からの叱責や罵りがあった。

痩せた私を殴れないから、

木製の家具を殴って穴を開けたいた。

まだ自分を殴ってくれた方が良かった。

別のものに当たる母の姿を感じると

苦しみが倍増したからである。

今や、母は仕事の愚痴を話してくれたり、

私の苦しみを聞いてくれたりと

あの頃には考えられない程の

安らぎがそこに在る。

だからこそ以前は1日8回の凄まじい過食嘔吐

1日2回に落ち着いたのであろう。







そしてその頃とは心持ちも随分変わった。

自分の心の中にある、



『寂しい・心細い・哀しい・苦しい・虚しい』



等の気持ちをつぶさに感じられるように

なったのである。そして少しずつそう言った想いを

抱え得るようになってきた。

そうなった事に因って、昼間の過食衝動を

抱き込んで小さくする事が出来るのである。

しかし、中々それを夜の過食嘔吐

応用する事は難しいのである。

苦しく辛く哀しい事は承知の上で、

病症として受け止めるしかないのであろう。

最近は、弟も私の身体の事を心配してくれる様に

なった。ありがたいと感じる。







子どもの頃、まさかこんな病気に侵されるなんて

考えた事も無かった。

門限まで無邪気に遊びまわったり、

塾に算盤にピアノにと習い事をしたりしていた頃が

懐かしい。でも、今更もう元には戻れない。

全ては後の祭りなのであるから。

物心がついた頃から、神経症を患っており

気が付けば摂食障害を患っていたのである。

そして妹は道を踏み外し、弟もそれに倣うように

安全な道から外れていった。斯く言う私も、

大学は卒業したものの、何度か生死の境を彷徨った。

己の所為によって。

しかし、それを母がフォローしてくれている。

母は偉大であり、妹の事も弟の事も決して見放さない。

昔、虐待を受けた事等如何でも言いと想える位である。

しかしその傷は膿んでいるから治療せねばならないので

あるが・・・。

全てに虚無感を覚えてしまう自分の生きる行く先も、

母が居てくれるからこそ、死なないで生きていられるのであろうと

感じている。

だから、母を始め、私に関わってくださる方々に対して

常に感謝の意を忘れず、『ありがとう』と素直に言えるような

謙虚で威張らない、ゆったりと物事を構えられる・・・

そんな人間に私はなりたいと感じる。





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Last updated  2006.10.15 20:36:49
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