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凍えたココロ

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2006.10.21
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カテゴリ:虚無
まるで時間が区切られて

いるかのように、

私は己で組み立てた計画通り

事を進めていく。

朝の○時頃に眠剤を服用し、

○時には腹筋を終え、

眠りに就く。

そして夕方○時までには起きて

シャワーを何十分か浴びる。

そして○時になったら

スーパーへ向かう。

そんな自分で自分を締め付けるような

毎日の中で、唯一リラックス出来るのは

微睡みの中にいる時であろう。







涼しい風が吹き込んでくる寝室の中で、

ゆったりと身体を横たえ、

何も考えず、とろりとした意識の中で

微睡む時間がとても幸せに感じる。

眠っているような起きているような・・・

その状態を主治医は『惰眠状態』と

仰っていたのであろうと気付く。

その意識の中では、

過食しようとも想わないし、

苛々とする事もない。

他の時間は律儀に区切って

それに従うように行動しているので、

こんな息抜きがないと身が持たないであろう。







私が過食嘔吐に繋がる行動に走って

いる時は、常に虚無感が漂っている。

振り払えないほどこの身に纏わり付いて、

空々しい自分だけがそこに在るといった

状態である。

それはきっと、私は



『嘔吐する為に食べている状態』



だからであろう。

食べたいから食べるという素直な感情ではない。

胸にぽっかり空いた穴を埋めんとすべく

食べ物で仮詰めしている状態である。

しかしその胸の穴は、食べ物で埋まるものでは

ない為に、パンパンに胃に詰め込んだものを

出す。全て出す。

その後、自分の愚かさに毎度気付くのである。

毎日がその繰り返しであるので、

病症だとして捉えるより他は無い。







今の私の状態は、



『痩せている事だけが存在意味』



であるとしか考えられなくなっている。

痩せている事だけが、自分の支えとなっていて、

生きている事に免罪符を与えてもらって

いるような気分にまでなっている。

しかし、主治医にはやんわりと否定された。

それでは『痩せている事』だけしか

目に見えていないし、

浅はかな思考しか持てない状態である。

大切なのは、物事の本質を見極める事である。

そして人間は、知恵があるからこそ、

浅はかになってしまうのであろう。







閑話休題。

微睡む時間以外に、過食と嘔吐の事を

考えないで済むのは、

シャワーを浴びている時や

日中ぼんやりと紫煙を燻らしながら

読書をしている時、

そして自分の作ったカクテルを飲んでいる時

位であろうか・・・。

毎日シェイカーを振ってカクテルを作っている。

手元にあるリキュール類、スピリッツは

限られているので、それを組み合わせて

美味しいカクテルが出来上がった時は、

凄く嬉しくなる。

特にミルクを少し入れ念入りにシェイクし、

ふんわりとしたカクテルが仕上がると、

何とも幸せな想いに浸る事が出来る。

そしてそれを少しずつ飲みながら、

大学時代からの親友にメールをする時間が

凄く有意義に感じられる。

日中は微睡む以外に読書をしたり

家事をしたりしているので、

余り落ち着く時間は無い。

しかし夜が更けた頃・・・

1度目の過食と嘔吐が済んだ後は

比較的落ち着いた時間が訪れる。

後は



『こころを大事にする時間』



を多く取り入れたいものである。







一つの或る拘りに執着しすぎると、

周りが見えなくなってしまう。

私の場合、“痩せる事”“痩せている事”だけに

執着し過ぎていて、そうある事で起こる身体の不調や

不具合を無視してしまっている。

お蒲団から起き上がった時、目の前が真っ暗になって

また倒れこんだり、身体が物凄く冷えて胃に激痛が

走ったりしても、意に介さない。

ただ、痩せていればいい。太る事だけは許さない

と言った本当に浅はかな拘りであると感じる。

そしてそのこだわりに捉われているが為に、

こころを蔑ろにしている。

その上、何が大切かとの見極めも疎かになっている。

その事に気付いていても、やはり

病気の根は強く蔓延っていて、

病症を生きることしか出来ない。

しかし何らかの努力は出来るのではないであろうか。

今後はそう言う事も加味しつつ、

“病むと言う事は未来が開かれていることである”

との主治医の言葉を信じ、

自分のペースで無理する事なく

やっていきたいものである。





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Last updated  2006.10.21 20:59:30
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