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カテゴリ:診察・カウンセリング
とても久し振りに、昼の光りを浴びて
寒さの中にある温かさを感じた。 2ヶ月ぶりにカウンセリングへ 行けたのである。 一度眠ってしまうと起き上がれない為、 就薬の1つであるデパスを1錠だけ飲んで 身体をリラックスさせて起きていた。 その間DVDを観たり、本を読んだりしていた。 好きな作品を観て、テンションを上げたので 2ヶ月間の心の変化や、今の状態を 幾分はっきりと言い表せる事が出来た。 それは勿論、偏にカウンセラーの聞き出し方が 凄く巧みだからである。また、 ずっとカウンセリングの約束を守れなくて 申し訳ないと想っていたけれども、 とても温かく笑顔でルームに迎え入れて下さった。 故にリラックス出来たので、 ゆったりと対話の時間を持てたのであろう。 そこで気付いたのは、 『やはり私は認知の歪みが顕著である』 と言う事である。 私は、まだまだ痩せねばならないと想っている。 とても強く想っている。 しかし、先生は今も充分過ぎるほど痩せていると 仰る。私はそれが分からないでいる。 母との会話の中でも、 「お腹が出たからもっと痩せなきゃ・・・。」 と『太っている・痩せている』に関する 言葉が出るのであるが、 母はこれ以上痩せたら骨と皮だけになってしまうと言う。 私はそれが分からない。 確かに、筋力は落ちてきていると 痛感する。一度屈んで立ち上がる時 足が言う事を聞かなくなる事があり、 そのまま後ろに倒れこんでしまう。 何か少し重いものを持ち上げる時 以前は軽々とやっていたのに、 今は凄く力を込めないと持ち上げられない。 酔ってもいないのに身体のバランスを崩し 転びそうになる。 このように幾つか、やせ衰えた事を 痛感する出来事はある。 でも、鏡に映る私は何となく太って見える。 持っている洋服が全てぶかぶかになったので、 その余分な弛みがそう見せているのかも知れないが・・・。 カウンセラーと対話していて 嬉しく想う事は、 何か些細な事でも前向きな出来事や想いを 認めて下さる事である。 私はいつも、生きていても価値が無い人間だと 思い込むことが多いので、 こうして何かを認めて褒めて下さると、 ほんの少し、『生きていても良いのかな・・・』 と感じられるのである。 そして、生きている事が辛く、苦しく、 虚しいと打ち明けても、 「今はね。今は辛いかも知れない。 でも希望は捨てないで下さい。 いつまでも同じと言う事はないから。」 と諭してくださるのである。 確かに、去年の私と今の私は変わっているし、 環境も静かになり、ゆっくり自分を 見つめられるようになった。 それに改めて気付かされ、 希望はまだ捨てないでいたいと 思い直せるのである。 久し振りの徹夜をして、とても疲れているが、 カウンセラーと対面してお話が出来た事は 私にとって大切な糧となった。 気付かなかった事に気付けたり、 私を認めて下さったりした事実は 明日への希望に繋がっている。 勿論挫けそうになる時は極めて沢山あるけれど、 希望だけは捨てないでいたい・・・ そう想えた今日と言う1日を 大事にしたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.21 20:46:09
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