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2006.12.16
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カテゴリ:抑うつ感
昼間は晴れて心地良い

気候だったようであるが、

夕暮れが近付いてくると

厚い雲が広がり始め、

辺りをグレーに染めた。

それはまるで自分のこころみたいで、

憂鬱な気持ちが蔓延った。







この頃はいつも“うつ”の症状に

悩まされている。

外の世界に何の興味を持てず、

ただ、息をしているだけ。

喜びも怒りも哀しみも楽しみも無く、

只管虚しさばかりが込み上げる。

けれどもシャワーを浴びている時だけは、

自分の身体が綺麗になっていくのが

心地良くて、すっきりとした気持ちになる。

でもすぐこころは下降線を辿り、

夕闇のような気分が拡散していく。







辛うじて落ちる事無く低空飛行を

続けているこんな気分で、

過食に走る。

正直な所、食べる気分にもなれない。

『毎日やっているから』とか、

『時間を潰したいから』等という

下らない理由で過食嘔吐

しているのであろう。

つまり惰性なのである。







それでも毎日をどうにか過ごしている。

それには、母の存在が大きい。

何度もここで綴っているように、

母がいなければ私は生きていけない。

以前は、こんな心持ちではなかった。

摂食障害に全く理解が無く、

唯の金食い虫位にしか見られていなかった

気がする。学生時代、勉強で精一杯で

お金を稼ぐ事も出来ず、母から食べ物を買う

お金を貰う時も、物凄く厭な顔をされた。

妹達と暮らしていた頃は、

毎日夜中まで妹の友達が居た為、

私が過食嘔吐する姿を

見られるという恥ずかしい想いをした。

その頃はカウンセリングルームで

カウンセラーと対話する事や、

診察室で主治医と話をする事だけが

救いであった。

そこだけが私のオアシスだった。

でもその部屋から一歩出たら、

地獄の日々が待っていた。

当時が一番リストカット過食嘔吐

酷かったように感じる。

傷が治っていない上から切り付けていた為、

手首は未だにぼこぼこである。

そして1日7~8回の過食嘔吐をしていたので

顔は浮腫み、肌は荒れて、いつもぐったりしていた。

なのに、40分かけて自転車で大学へ毎日行き、

空元気で友達と会話していた。

きっと、“うつ”になる隙が

無かったのであろう。







いつしか家庭内の環境が良くなって、

母と2人で暮らし始めた頃から、

手首を切る回数もめっきり減っていった。

そして去年から切っていない。

しかし摂食障害は重度なので、

回数は減っても1日たりとも

沢山食べて排出する事は欠かした事が無い。

これがとても残念である。







私は、過食嘔吐という行為で

何を満たし、何を排出しているのであろうと

毎日考える。母と2人、偶に衝突はあれども

暖かい環境で暮らしていけている事に

不満は無い。けれども、過去からの傷は

とても根深い。特に5歳年上の従兄弟に

性的悪戯をされた悲しみは深い。

他にも諸々と深い傷は沢山ある。

その悔しさや哀しさや苦しみを

ぽっかり開いた傷口に食べ物に因って

仮に埋めて、異質なものなので

排出しているのであろうか。

過去の事を想い出すと、胸が痛むので

これ位にしておきたい。







何れにせよ、私は摂食障害の症状

こころが救われているのは確かであるし、

しかしそれに因って身体をぼろぼろにしているのも

事実である。

また、外界への興味の無さや虚しさも

そこからやってくるものなのであろうと感じる。







時々、自分の感情が薄くなっていく。

『何もしたくない』

『何にも興味は無い』

『全てが虚しい』

『何故生きなければならないのか』

etc...

薄れた感情に彩られるのは“虚無”という名の

“辛苦”である。

楽しい事や、嬉しい事はきっとそこら中に

散らばっている筈なのに、それに対して

目を向ける事が出来ず、1人無意味に苦しむ。

目的は唯一つ。

『只管痩せていきたい』

に尽きている。

痩せれば全てが上手く行く訳が無い事位

充分に知り得ているが、

単に痩せる事だけが私の生きる目標と

なってしまっているのは否めない。

でもそんな中、豆乳を飲んだり、野菜ジュースを飲んだりと

生きる為の努力をしているので、

混乱してしまう。

『どうしてこんなにも痩せなければならないと想うのか』

と言う事について、これからは

もう少し掘り下げて考え、

カウンセラーや主治医の力を借りつつ

幾ら虚しくとも“生きる為の努力”は

継続しようと想っている。





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Last updated  2006.12.16 20:54:38
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