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2006.12.24
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カテゴリ:想い
昼間天気が良かった為か、

月がとても綺麗に見えた。

とても細い下弦の月であったけれど、

優しい空からこちらを

見ているような感覚があった。

快い気分になり、少し歌を

口ずさみながら、

スーパーへの道々を歩いた。







クリスマスイヴだからなのか、

いつも買っているお惣菜は殆ど無くて、

かなり困窮した。

いつも食べるものやその順番が決まって

いる上に、クリスマス用のオードブルでさえ

売り切れていたので、

安い冷凍食品やラーメン等を購入して

どうにかお腹を膨らませる事だけを

目的とした。

ただ、冷凍食品でピッツアが

安く売られていたので、久し振りに

食べられる事は嬉しい。







閑話休題。

私は眠る前、突然物凄い不安に襲われた。

「今のこの温かい環境が崩れたらどうしよう・・・。」

と言う気持ちがこころに蔓延り、

居ても立っても居られない気持ちになった。

病状が落ち着いているとか、

温かい環境にいられると想って

調子に乗っていると、それらが崩壊する事が

物凄く恐くなる。

足元にあった地面が忽ち消えていく様な、

大切なものが全て奪われる様な、

そんな心許ない想いが溢れてくる。

だから私は最初から期待などしない。

そして出来る事なら希望も持ちたくない。

期待したり希望を持ったりする事で、

それらが叶わなかったときの失望は、

何も望まなかった時よりも遥かに大きな

ダメージとなる。

それ故、今此処にある温かさに

甘んじてはいけないと自分を戒める。

無駄な希望や期待するこころを持ってはいけないと

自分に言い聞かせる。

そしてこの温かさや希望を失った

絶望の果てに追いやられた時こそ、

私は『死』を望むのであろう。

全てに絶望し、失望したときの保険として、

『死ぬ事』を準備している。

まるで泡の様に今までの努力が

全て手から零れ落ちたなら、

もう頑張る力は残っていない。

これ以上頑張れないと弱音を吐いてしまう。

傷ついてぼろぼろになっても、

死んでしまえばもう何も感じる事はない。







だから、調子に乗ってはいけないと考える。

この幸せがいつまで続くなんて保障はないし、

いつ崖から突き落とされるかも分からない。

だから、私のこころの底ではひっそりと



『死ぬ準備』



を始めているのかもしれない。

物凄くマイナス思考でネガティヴであるが、

私は今までそうして生きてきた。

子どもの頃から期待や希望を持っていたら、

父親に直ぐどん底まで突き落とされていたのであるから。

だから、こうした生き方も癖なのかも知れない。







勿論、希望は持ち続けたいと想っている。

それがあるからこそ、可能性も広がってくるのであるから。

毎日の『過食嘔吐』にも意味があり、

抑うつ状態になる事にも、訳がある。

だから、こうして生きている状態に無意味な事などない。

今は、とても弱気で『死』という保険を

自分にかけているが、その保険が

もっと生きる方向へ傾いてくれる事を願って止まない。







そして。

今日はクリスマスイヴである為、

祖父母からケーキが贈られてきた。

とても嬉しいプレゼントである。

普段ケーキなんて高級で食べられないから・・・。

過食嘔吐になってしまうのは些かこころが

痛むし哀しいが、ゆっくり味わいたい。

ケーキのお礼をする為、電話をかけたら祖父が出た。

祖父は重度の認知症なのであるが、会話は普通に出来る。

その時祖母はお隣にケーキを渡しに行っていた

らしいので、「呼んでくるからこのまま待っててな。」と

言われ、5分くらい待っていると

「もう少ししたら戻ってくるからこのまま待っといて。」と言う。

遠くの方で祖母の声が聞こえて帰ってきたんだと想い

待っていると、2人は会話を始めた。

祖父はこの時点でもう電話があった事を

忘れてしまっていたようである。

なので一旦電話を切り、祖母の携帯に

掛け直すと、すぐに出たのでケーキのお礼を言った。

そして先程の祖父のことを話し「受話器、あがったままじゃない?」と

聞くと、「あらあら本当。じいさん、○●ちゃんから電話があったでしょ。」

と祖母が祖父に聞くと、祖父は

「知らん。忘れた。」

と言っていた。短期の記憶を留めて置く事の出来ない

祖父なので仕方ないが、ナイスなおとぼけに

少し心が温かくなった。そして祖父母と会話できた事も

嬉しかった。







もう年末なので、クリスマスが終われば

お正月の為に祖父の家で餅つきをして

餅を丸める作業をする。

無論、餅つき機でやるのであるが、

出来立ての熱々なお餅はとても美味しい。

私はほんの指先程千切って、食べるのであるが、

何も付けなくても美味しいのである。

それ以上食べると過食に繋がるので、

我慢するしかない。

こうして年末に祖母や母とお喋りしながら

熱々のお餅を丸めていく事は、楽しいものである。

どんな物質的なプレゼントよりも嬉しい時間である。

私は昼夜逆転の生活を送っている為、

祖父母と会える時間は限られているが、

これからは頻繁に会えるようになれたらいいなと

楽しみにしていたい。





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Last updated  2006.12.24 21:12:44
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