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カテゴリ:想い
本来なら今日、妹たちと一緒に母と
祖父母の家へ行くはずであった。 お昼には到着しなければならない為、 私は眠らないで必死に起きていた。 しかし、最近生活習慣が少し乱れて 眠る時間が遅くなっているので、 心身が疲れていた。 いつも服用している抗うつ薬を 服用しないでいると、離脱症状が とても辛いので、1回分と 眠剤用の抗うつ剤1錠服用した。 それがいけなかったのであろう。 頑張って起きていても、 いつしか眠りに吸い込まれ、 雨の音が遠ざかっていった。 久し振りに姪と会えるので とても行きたかったのであるが、 身体を休める事に重点を置かないと また病状が悪化するので、 母が心配してくれた事もあり ゆっくり眠る事にした。 また次の機会に祖父母には会いに行きたい。 お昼に祖父母宅ではご馳走を食べたらしい。 『すき焼き』・・・。 私は何年食べていないであろう・・・。 少しだけ羨ましかった。 姪は大人顔負けな程食欲が旺盛なので、 ぱくぱくと食べていたと聞いた。 そしてその後、祖母と母は眠り、 祖父と姪がずっと一緒に遊んでいたらしい。 祖父も曾孫と一緒に遊べると言う事は 良い刺激になって楽しかったであろう。 その和やかな風景を見ていたかったなぁと 少し惜しい気持ちはある。 でも、たっぷりと睡眠を摂れたので 頭はすっきりしていた。 けれども雨の所為か、先月訪れなかった 女の子の1週間が今日始まった所為か、 身体は怠くて重くて散々だった。 その上、下腹部と腰に強烈な痛みがある。 身体を横たえていれば少しは楽であるが、 座っていると腰に負担がかかり、 痛みが増す・・・。 19時半過ぎに母が帰宅して、 一緒に車で15分かかるジャ○コまで 過食食材を購入しに行った。 人が多い事は覚悟していたので、 抗不安薬を2錠服用しておいた。 そして自分の所為でずっと家に1人でいた為 寂しさが募って、心細い気持ちであった。 ひとつ、ネガティヴな事があると、 そしてそれは自分自身が招いた事であるので ずんずんとこころが堕ちていくのを感じた。 笑えなくて、哀しくて、虚しくて、何もかもが 申し訳ないと感じた。 こんな時は、お薬が効いてくるのを 待つしかない。脳を休ませる作用があるので 少しは楽になるからである。 近所のスーパーはお正月休みの為、ジャ○コへ 母と車でいったのであるが、 広い上に品揃えも豊富なので、 人が多い事には少し辟易したが、 安い食材を手に入れる事が出来て嬉しかった。 ビールも発泡酒も近所の酒屋よりは安いし、 安ければ安い程、こころがわくわくする。 その時間は色々な惣菜が半額になっていて、 ツイてるなぁと想った。 お腹の痛みは増してしまったが、 母と2人で仲良く買い物すると言う時間が とても愉悦で、幾分落ち着いた。 買い物に出かける時には、 既に雨は止んでいて、 空気がとても心地良かった。 雨上がりのにおいは、とても懐かしい。 子どもの頃、長靴を履いてよく水溜りの中で ぱしゃぱしゃと遊んでいた事を想起した。 あの無邪気な頃の気持ちを取り戻したいものである。 何だか私は中途半端に大人になってしまった 感じが否めない。 朝、かなり体力的にも精神的にもいっぱいいっぱい だった為、一旦蒲団に倒れ込むと起き上がれなくなった。 “早く支度しなきゃ”という想いはあったが、それに反して 眠りに吸い込まれていった。しかし母は、そんな私を 責める事無く、 「この前、お餅つきに行ったんだからまた今度にしよう。 今日はもうゆっくり眠りなさいね。」 と優しく言ってくれた。それに甘えて私はぐっすり眠れた。 母が、少しずつでも私の体調や病気に対して 理解を示してくれる事がとても嬉しい。 摂食障害は簡単に治るものではない。 あらゆる段階を踏んで、傷だらけのこころを癒し、 人との関係の中・・・特に主治医やカウンセラー、母との 対話によってゆっくりと寛解へ向かうものである。 勿論“過食嘔吐”を繰り返す毎日は苦しい。 けれども、確実に去年よりは前に進めた感じを 確信している。 無論、歩みを止めたり退いたりして前に進めない事もあるが、 それでも病のプロセスを辿り、うつ病を患った事によって 生まれ変われるチャンスも発生している。 だから焦らないでいたい。 そして「ありがとう」と「感謝します」と言う言葉は 絶対に忘れずにこころを込めて人にその意を 表せるようにしたいものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.02 22:12:28
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