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2007.01.11
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カテゴリ:想い
朝焼けを見た。

凄く久し振りであった。

早朝の外はとても寒く、

吐く息も真っ白だった。

鼻がツンとして涙目になる程

空気は冷たくて、

しかし心地良いので

何度か深呼吸をした。







まだ辺りは静かで、通る車も少なく

そんな朝焼けの綺麗な朝という

時間を独り占めしたみたいで

何だか心地が良かった。

風邪を引いてもいけないので、

ある程度満喫したら部屋へ戻り、

ヒーターの前で暖を取った。

そして就薬を服用し、

豆乳にカカオリキュールを入れた

カクテルを飲みながら、

マルボロをゆっくり吸った後、

床に就いた。蒲団が冷たいのは泣ける。







過食嘔吐が1回で済んだ日。

あれは奇跡だったのであろうか。

でも、結構我慢したのは事実であるし、

耐える辛さもあった。

気を紛らわせる為にシャワーを浴びたり、

お酒を飲みながら読書したりした。

この調子で挑戦したら、

また成功するのではないかという

淡い期待も抱いている。

過食嘔吐が1回で済んだ日。

精神的にはきつかったが、

身体は楽であった。

それに、1回に減らすとその分

食費も浮く。

ただ、やはりこころに負担をかけて

無理をしているのは否めない。







摂食障害には、大いに

強迫観念と結びついている部分がある。

なので、



「~~しなければならない」

「○時には~~していなければならない」

「過食したら嘔吐しなければならない」etc...




といった思念が全身にこびりついて離れない。

そしてその通りに行動しないではいられない。

そうしないと、何か落ち着かないし、

自分の何処かが欠落したような感じさえ覚える。

だから例え身体に悪い過食嘔吐でも、

やってしまえばこころは楽になる。



身体に負担が無くてもこころが不安定になる

状態でいるか、それとも身体に負担がかかっても

こころが安定する状態を選ぶか、

これはとても迷うところである。




そして、過食嘔吐をしないという事は、

頑張ったり我慢したりしなければならない。

時に、何故普通の人が普通に出来る事を、

私は物凄く頑張らねばできないのであろうと

考え込んでしまう事もある。

そしてその頑張りや我慢は、

こころを狭くする。苛々が先立つ。

そうすると差し伸べられている手さえ

見えなくなって、どんどん孤独という

奈落の底に落ちていってしまう。

そしてどうすればいいのだろうと

途方に暮れるのである・・・。







今、私がこうして生きられるのは

母のお陰である。

病気の苦しみを理解しようとしてくれて、

嘔吐している途中の、

苦しく涙を流している私の背中を

撫でてくれる。「大丈夫?」と心配も

してくれる。本当に感謝している。







また、此処でも温かい言葉をコメントに

残して下さる方々がいる。

私にとって元気の源である。

だからとてもありがたい。







私にとっての摂食障害とはどのような意味を

持つのであろうか。『過食嘔吐』する事によって

私は何を保ち、こころを落ち着かせられるのだろうか。








そしてこの様な病症によってしか

こころを保てない自分を持て余してしまう。

そのこころを持っているのは自分なのに、

余りに揺れ幅が激しい為に、落ち着かない。

唯一落ち着いているのは、読書をしている時や

煙草を吸っている時、カクテルを創って飲んでいる時

くらいであろうか。

後は母との会話がこころを安らかにさせてくれる。







そして暴走して止まる事の無い『痩せ願望』

どうにも出来ない。

どんなに痩せても、きっと消える事は無いであろう。

体重は量っていなくても、

ジーンズ等ボトムスのウエストが

きついか緩いかである程度分かってしまう。

私の場合、数年前に買ったボトムスは、

太ももなど足などは生地が余る程

緩いのに、お腹がぽこっと出ている為、

サイズがぴったりなのである。

手足は棒の様で、あばら骨も出ているのに、

下腹がぽこっと出ているのが赦せない。

だからどんなに痩せても、

『痩せ願望』に終わりは無いのであろう。







毎日、想う。私は何の為に生きているのかと。

私はどうしてこんな病気になってまで

必死に生きているのかと。答えは私の中の何処かに

あるのであろうが、私は見つけ出せない。

と言うよりも、見つけ出して自分が健康な身体に、

即ち太っていく事が恐くて

見つけ出す事をも出来ないのであろう。

勿論、心身ともに健康になって同年代の人達のように

働いたり、遊んだり、それなりの葛藤を覚え

悩んだりして生きてみたいと想う。

けれども私は余りにも痩せる事だけに固執していて、

どうにも出来ない。また、過去の傷も中々癒えない。

いつか、この小さな1歩1歩が成長へと

繋がっていくのであろうか。

ただ私ができる事。それは希望を捨てない事と、

こころを大切にして、その結びつきをきちんと

考える事であろうか。

兎に角今は、休養する時なのかも知れない。





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Last updated  2007.01.11 21:06:11
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