191923 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

凍えたココロ

凍えたココロ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

wwナノww

wwナノww

Calendar

Favorite Blog

【重要なお知らせ】I… 楽天ブログスタッフさん

血痕と脳内嘔吐。 -秋羅-さん
べーぐるまにあ。 158号さん
ラクに生きよう♪ キラキラminamiさん
とりあえず日記 kaxukoさん

Freepage List

Headline News

2007.03.23
XML
疲れてしまった。生きる事が苦しくて仕方ない。

母に迷惑をかけないよう

お薬をいつも半分しか服用しなくなり

眠りに就くのが遅くなり、

次第に苛々が湧き始めて

また食べ始めてしまう。

この所、1日2回立て続けに

過食と嘔吐を繰り返している。

これでは疲れ果て、心身が休まらないのも

当たり前であろう。

そしていつもいつも妹の事が心配であり、

夜になったら亡くなった彼女を想い出し

涙が溢れる。

私も傷ついているが、妹は私以上に

深く深く傷ついている事を痛感する。







私は一体どうすれば良いのか

全く分からない。

PTSDについて

色々調べてみた。

家族はどのように対応すれば良いのか。

どういう症状を伴って

患者は苦しんでいるのか。

しかし、私は対応しきれないでいる。

話をゆっくり聞く事が

妹にとって一番だと想うが、

接する時間が無い。

週1で妹は通院する事になったが、

母は妹の方にかかりきりになって

それで精一杯のようである。

私は、その間甘えてはならないし

もっと身を律して

真面目でいなければならなくなった。







妹の為を想えば、そうした方が良いに決まっている。

少しでも心の傷を早く癒して欲しいと

願っているからである。

早目に対処したので、このまま通院を

継続すれば、1年くらいで快復が見込める。

しかし、その間私はなるべく自分の苦しみを

表に出さず、母の負担を減らさねばならない。

だから眠り過ぎるのを防ぐ為、

お薬を減量しているのである。

こころは休まらない。

ゆっくり眠れない。

ブツブツと断眠して眠りは浅く、

現実のような夢ばかりを見る。

妹が今、一番苦しんでいるのである。

だから私は我慢しなければならない。







このような事を電話診察で

主治医に告げたら、

「それは“強さ”に逃げてるんだよ。それでは意味が無い。」

と仰った。

病気であると言う事は、自分の弱さを認め

病気を受け容れる事である。

妹を心配をするのは勿論必要な事であるが、

四六時中妹を心配していたら、身が持たないとも

仰った。その時々で対応すれば良いのであり、

その他の時間は、私も病気なのであるから

きちんと眠って休まねばならない。

母を気遣い、自分がもっと頑張らねばと想うのは、

また昔の『良い子』

戻ると言う事であり、

決して良い考えではない。

強くなろうとするのではなく、

『弱さに対して自覚するべきである。』

それが大人と言うものである。

つまり、自分の弱さを自覚していたら

人に優しく接する事ができるし

自分の世界をきちんと作れるのである。

また、この世の中に沢山存在する

生命体の1つである人間に

与えられたアドバンテージは『知恵』である。

人間の弱さを認識できると言う事が、

本当の“強さ”なのである。

だから無理矢理自分を抑えたり、

『良い子』になって自分を押し殺したり

する事には、何の意味も無い。

無論、妹の助けや支えになりたいと想うが、

母は、感覚的に妹を想い、自然に支えている。

決して自分を犠牲にしていない。

そこを見習わねばならないと感じた。







妹は、これから少しずつ病を治していく

段階にある。今回大親友が亡くなった事で、

「こころを切り換えろ」とか「こころを入れ替えて頑張れ」

等と言う言葉は残酷であり、綺麗事にしか過ぎない。

今、また問題に直面したら妹は『死』を望む可能性が高まると

主治医も仰っていた。

病は様々なプロセスを経て治癒へと向かう。

また、妹の力に慣れなくて情けないと言う、

『役割』を見出す事自体傲慢な事なのかも知れない。

私は自然に妹の話を聞いたり、

偶にメールをして調子を尋ねたり等

些細な事をやっていきたいと想う。

この際『姉』という役割なんて取っ払って

1人の人間として接したい。

『弱さ』は『情けない事』ではない。

弱いからこそ、生命のたくましさにアクセスして

生きてゆくことが出来るのである。

自分を責めてばかりでは前に進めないと

やっと気付けた気がする。

私もきちんと休みながら、大切な家族である

妹や姪、そして母のことを想いながら生きていきたい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.03.23 21:45:03
[診察・カウンセリング] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X