191956 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

凍えたココロ

凍えたココロ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

wwナノww

wwナノww

Calendar

Favorite Blog

【重要なお知らせ】I… 楽天ブログスタッフさん

血痕と脳内嘔吐。 -秋羅-さん
べーぐるまにあ。 158号さん
ラクに生きよう♪ キラキラminamiさん
とりあえず日記 kaxukoさん

Freepage List

Headline News

2007.03.26
XML
カテゴリ:想い
ずっと、眠っていた。







やはり、自分でお薬の調整は

無理だと痛感した。

主治医は減らす分なら

自分で調節しても良いと

仰っていたが、

ちゃんと全種類服薬しないと

寝付きが悪く、昼前から過食

始めてしまう。

全種類きちんと服薬すれば、

すうっと気持ちよく眠りに落ちるものの

13時間は眠ってしまうのである。

火曜日は、カウンセリングがある為

病院へ行くので、

主治医とじっくりお薬について

相談したい。







例に漏れず、月曜の朝と

量を減らして服薬した後の昼前

過食と嘔吐をしたので

眠るのが12時半過ぎになって

しまった。

此処の所、何故か身体の調子も

余り良くなくて、

起床したのは23時であった。

今もまだ眠い感じがする。

眠るのは悪い事ではない。

特に眠れるうつ病

眠れないものよりも

治りやすいという。

それでも朝晩本当に逆転してしまった

生活は、具合が悪い。

自分のペースで少しずつ

過ごし易いものにしていきたいものである。







月曜の朝、ごみの日であった為に、

ポケットに携帯電話を入れて

外に出た。

気持ちよく空は晴れ渡っており、

陽射しはすっかり春のものであった。

ごみ置き場にてごみを置き、

その後、家の植え込みを覗いた。

この前までは蕾だらけだった

桃の木は、殆どが綻び

豪奢に花を咲かせていた。

太陽の眩しさに目を細めつつ、

その光を精一杯浴びて

気持ち良さそうな桃の花たちを

携帯のカメラで撮影した。

美しいピンク色をした花々は、

まだ細く小さな木に

まるでぼんぼりの様に花を付けていた。

写真を撮った後も暫く眺めていると、

少しずつこころが和んでいった。

凍ったこころの中に、

まだ春は訪れそうも無いが、

ふんわりとした気持ちの良い風が

吹き抜けたような感じがした。







去年は、物凄くうつ

酷かった為、殆ど外出出来なかった。

菜の花も見なかったし、

桜の花弁が舞い散る場面も

目にする機会が無かった。

抑うつ状態と言うぼんやりと、漫然とした中で

季節が春から夏になり、そして秋を迎え

いつの間にか冬になっていた。

凄く感情が鈍磨になっていた事を

今更ながら感じている。

しかし今年は少しずつ外出出来るようになり

2週間に1回はカウンセリングの為

母と車に乗る機会があるので、

その道中にある桜並木を目にする機会が

得られるであろうと感じている。

桜の花は儚いという感じを覚える。

精一杯、力の限り咲き誇るが、

散る時を迎えると何とも哀しく

木々が泣く様に風と共に舞い散っていく。

その光景は哀しいほど美しい。

日本人でよかったと想う瞬間でもある。

ただ、私は葉桜が余り好きではない。

桜の淡い淡いピンク色に、鮮やか過ぎる

緑色は違和感を覚えるのである。

だから今年は、桜の花で満開になった

木々を見てみたいと想っている。







実は、最近まで妹のメールアドレスを

知らなかった。

漸く母が携帯電話に登録してきて

私が母の携帯から自分の携帯に

妹のアドレスをメールで送り、

やっと文字での会話が出来るようになった。

一応、妹には沢山の友達がいる為に

支えられてどうにか過ごしている。

しかし亡くなったKちゃんの事を想うと

胸が痛くなりどうしようもなくなると

綴っていた。

妹のアパートは遠い為、

すぐに駆けつける事は出来ないが、

こうしてメールであると

言葉のやり取りが出来る。

妹は、私や母がしんどく辛い状況にある事を

気にしていて、

「迷惑や心配ばかり掛けてごめんね」

と言っていた。

けれども、妹の痛みは凄く伝わってくる。

妹は、Kちゃんの事を一番信用して

信頼していたのであるから。

その存在が自殺と言う形で喪われた事は、

深い傷を残す。

でも、そんな中、働きながら

子育てをしながら

そして周りの沢山の友達に支えられながら

どうにかやっていけると言っていた。

しかし心配なのは、

『周りの友達がこころの病について

間違った対処をするのではないか』


という事である。

絶対に叱咤激励してはならない。

PTSDを患っている人の

言葉を、否定したり進言したりせず、

只管聴く事が、治癒に繋がる。

それを理解している若い人たちは

妹の周りには居ない。

だから余計に心配が募るのである。

そして姪の事もある。

妹は自分が辛いときはすぐに姪を

託児所に預けて飲みに行ったり遊んだりする。

その間、どれだけ姪が寂しい想いをしているか

考えると、胸が痛む。

助けられない自分がもどかしい。

私がもし病気じゃなかったらと

悔しい気持ちを感じる。

私が彼女達に出来る事は

一体何なのであろうか。

それをゆっくり考えたいものである。







たっぷりと眠れた筈であるのに、

まだ眠気が抜けない。

段々と暖かくなってきた

この陽気の所為であろうか。

しかし、このような朝晩逆転の

生活を送っていると母に迷惑をかけてしまう。

少しずつ早目に床に就く習慣をつけていって

夕方には目覚められるようになりたいと想っている。

後は、毎日“生命のスープ”を必ず飲むようにして

やがては小さく刻まれたお野菜も

食べられるようになりたいと想っている。

生きていると様々な事が起こって、

躓いたり転んだりと痛くて辛い事もあるが、

また立ち上がって歩き出したいものである。

偶には心地の良い木陰に腰を下ろして

休憩しつつ、自分のペースや

自分の体調を鑑みて

ゆっくりゆっくり焦らずに

治癒への道を歩いていきたいものである。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.03.27 01:04:55
[想い] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X