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カテゴリ:抑うつ感
生活のリズムが狂っていて、
余りにも身体に負担が かかっているので、 今朝は早目に眠る事にした。 敢えて就薬は服用せず、 1回分のお薬だけと 頓服1錠追加して お蒲団の中に入った。 暫く、弟が置いていった 少年漫画を読んで 強い眠気がやってきたので すうっと眠りに落ちた。 しかしと言うか、案の定 3時間で目が覚めた。 13時過ぎであり、もう眠気もなく 強い空腹感を覚え、 苛々し始めた。 「食べたい!けど食べちゃ駄目だ!」 と言う想いがぐるぐると 頭の中を廻って煩悶とした。 でも気付いたら食べ始めていた。 殆ど解離状態であった。 ぼんやりとしながら、 黙々と食べ物を詰め込んでいって 朦朧としながら 全てを吐き出した。 「物凄く疲れた・・・。」 と言う記憶しかない。 そしてぐったりとしながら 胃薬を服用して、すぐまた蒲団にもぐりこんだ。 2時間は眠れたであろうか。 18時にセットしておいたアラームで 目が覚めた。 身体が重く、具合も悪くて 自分のやっている事に辟易した。 幾ら必要な症状だから繰り返していると 分かっていても、 いい加減うんざりしてしまう・・・自分に。 どうしても、 自分を責め抜く癖が抜けない。 それは、小さい頃から 当たり前のようにやってきた事 だからかも知れない。 子どもの頃、些細な失敗をしただけで 母からの 『躾』と称する『打擲』が待っていた。 なので私はいつもびくびくしていた。 粗相をしないように、失敗などしないようにと おどおどしていた。 しかし私はとても不器用な為に 絶対に粗相をしたり失敗したりしていた。 その度にタイミング悪く母に見つかり、 打たれたり蹴られたりした。 意識すればするほど手元が覚束なくなって 失敗するものなのであろう。 そんな『恐怖』と『不安』に満ちた 毎日を送っていた為か、 3歳まで天真爛漫で明るく 活発だった私は、段々と 表情が乏しくなっていった。 いつも自信なさ気におどおどしていた。 そして人見知りも激しくなった。 ある日、母から買い物を頼まれたが、 間違ったものを買ってしまった。 勿論滅茶苦茶に叱られて、 「レシートと一緒に持っていって返してきなさい。 それで今度はちゃんと買ってきなさい。」 と家を追い出された。 私は自分の失敗が恥ずかしい上に、 それを店員さんに言わなければならない 恐さもあり、お店までの道中を 行ったり来たりしていた。 お店に着いても、店員さんに話しかける勇気が なくて、結局そのまま家に帰ってしまった。 当然の如く、今度は打たれたり叩かれたりして 叱られた。「何でこんな簡単なお使いも出来ないんだ!」と。 私は泣きながら許しを請い、 また追い出されたので、泣きながら 店へ向かい、しゃくり上げながら事情を 説明して、やっと買い物を果たせた。 人見知りは激しく、自分の失敗を恥ずかしく想い どんどん自信のない自分が出来上がっていった。 だから子どもの頃から、そんな情けない自分を 責め抜いていたのである。 子どもの頃、1人っ子である 親戚たちが羨ましかった。 妹や弟の模範になる為に 良い子でいなければならない事 なんてないし、 欲しい物は何でも買い与えてもらえる。 両親の愛を独り占めするのが当たり前であり 好きなようにお小遣いを使えていた彼らの事が。 でも、正直彼らには思い遣りがなかった。 とても我侭で、年下である私に対して 言う事を聞かないと、陰で殴ったり蹴ったり してくる年上の従兄がいた。 その従兄は私に性的悪戯までした。 私のこころは、本当にぼろぼろであった。 しかしそんな事を親に言える訳もなく、 1人になったらずっと泣く毎日が続いた。 1人で居られる時間があるという事だけが 救いであった。 追い詰められても生きてこられたのは、 自分の時間を作れたからであろう。 閑話休題。 日曜日は24時過ぎに起床した為、 それからブログを綴り そしてシャワーを浴びた。 過食する為の食べ物を 買いに夜中の3時、コンビニへ行った。 ぽつぽつと雨が降っていたのが 心地良かった。 のんびりと店内を歩いていると、 DVDコーナーの所に 『17歳のカ○テ』 があった。 私は迷わずカゴに入れた。 この作品は、私が今の病院に通い始めた頃、 初めて主治医が「これを観てごらん」と 貸して下さった作品なのである。 その頃はまだ大失恋のショックと ODで入院して退院し、それでも長い時間をかけて 必死で大学に通っていた頃なので 1度しか観られなかった。 でも凄くこころに残る作品であった事には 間違いない。 アンジェ○ーナジョリーの演ずる役の 発する言葉ひとつひとつが ぐっと胸に迫っていた事を想い出す。 これは今晩観ようと想っている。 4月に入って2日目になる。 4月1日、エイプリルフールだと気付き 母にどんなジョークを言おうかなと 考えていたが、 不意に母が部屋にやってきたので、 慌てた私は 「あ、今日はエイプリルフールだね。 私、妊娠しました。」 と口走った。母は、 「うーん、いまいち捻りがない。」 と全然笑わないので、 「じゃあ、結婚します。」 と言うと、 「それも面白くないねえ。」 と辛口であった。 「厳しいねえ。面白いジョークって すぐには思いつかないもんだね。」 等と2人で笑い合っていた。 その時間が何となく私には嬉しくて ほのぼのとした気持ちになった。 買い物帰り、母と2人で夜桜を見に行った。 車で数分の所に桜並木があるので その通りを走ってもらった。 桜は満開になっていて、後続の車が走る際に ヘッドライトが木々を照らし 美しい夜桜が浮かび上がった。 何とも言えず綺麗で、豪華な雰囲気と共に ふんわりとした感じも兼ね備えていて 私は見惚れた。 公園の近くに車を停めるスペースがあり、 そこから母と色々話しながら ゆったりした気持ちで霞んだ満月の浮かぶ 夜空に映える桜をじっと見つめた。 直に桜を見るのは2年振りだったので たっぷり堪能して満足できた。 昼間の桜も美しいが、 夜になると雰囲気はがらりと変わり それもまた一興である。 この頃苦しい毎日が続いているので、 ほんの少し、心が落ち着く時間を持てて 嬉しい夜となった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.02 21:40:25
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