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凍えたココロ

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2007.04.27
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眠り過ぎる日々が続いたと

想ったら、

昨日辺りから

今度は眠れなくなった。

やっと眠りに就けても

2時間おきに目が覚める。

熟睡した感じも無く

心身が疲弊しているのを感じる。







胃腸の具合が特に悪く、

断続的に胃痛が走る。

なのに私は沢山食べようとする。

もう意志が弱いとかそういう次元ではない。

苦しくて辛くて

周りが見えなくなってしまっている。

時の流れが余りにも速すぎて

私は付いていけない。







実に2週間振りの電話診察を受けた。

この2週間、本当に苦しかった。

でも、眠り続けていた為

気が付けば診察時間を通り越していて

電話を掛けるタイミングを逃していた。

今日は15時半頃目覚めたので、

身体を横たえたまま

TVをぼんやり眺めて

診察時間が来るのを待った。







少し、恐かった。

呆れられているのではないかとか、

見棄てられるのではないかとか、

そんな想いが頭の中を

駆け巡っていたからである。

でもそれは、主治医の温かい声を聴いた瞬間

吹き飛んだ。

前の診察日から結構日数が開いたので

かなり心配して下さっていたようであった。

何をしていても辛い事、

何もかもが虚しい事、

月曜日はズドンと心が沈んで死のうと想った事、

そしてその日母が抱き締めてくれた事


等を話した。

主治医は、私が母に

自分のこころを委ねられた事を

素晴らしい事だと仰った。

けれども、本来ならそこで

『死んでしまいそうなほど辛い気持ち』

『見棄てられ、見放されるのではないかと言う不安』


が昇華していくものである。

しかし、2~3日後にはまた

同じ辛く苦しい想いが湧き始めた。

その原因は、主治医の見解に因ると

「親子は飽く迄も親子であり、家族じゃないからだろうね。」

と言う事であった。







私に無いものは、『未来』である。

過去の事は、母との関係の中で

少しずつ修復されている。

でも私は未来を閉ざしている。

未来とはつまり、

『家庭を築く事』

である。

『家庭』の理想型は、鳥であろう。

鳥は、雄と雌がつがいとなって子どもを育てる。

それが自然である。

人間界でも、男性と女性が結婚して

家庭を作り子どもを育てていく。

その家庭の『温もり』等が

病を癒していくのであろう。

しかし、私の母と父が築こうとした

家庭は破綻した。

また、今の家族もバラバラになっている。

此処にあるのは『母と私』だけの親子である。







主治医は、

「希望を持つべき。希望が無いと、この病は

 治らないよ。過去の傷の修復だけでは

 駄目なんだよ。」


と仰っていた。確かにそうだと感じる。

でも希望を持つと言う事は苦しい事でもあるし、

毎日の暮らしの中で見出せない。

今を生きるだけで必死なのであるから。







病気の事で精一杯なので、

恋愛をしようとは想えない。

勿論、主治医は今すぐ恋人を見つけろと

仰っている訳では決して無い。

でも、いつかは『家庭を作ること』

必要であると言う事である。

自分がこころから愛する男性と出会い

いつか家庭を持ったら

母と離れて暮らすのが心配なのではないか

と言う事も見抜いていらした。

けれど、婿養子と言う手段もあるし、

家庭を作ったら母と一緒に其処で暮らせば

良いんだよと教えて下さった。

何も無理に母と離れる必要は無い。

人生の半分以上、母から受けてきた傷は

そう容易く癒えるものではない。

少しずつ修復していくものである。

例えそれが一生かかったとしても構わない。

母も私もゆっくりゆっくりと変化しつつある。

その変化を大切にしていけば、

2人の間に温もりが生まれるのであろう。







今は家庭を作る気は無い。

自分の殻に閉じ篭る事で

必死に自分を守っているのであるから。

焦らずゆっくり考えていこうと想う。







この診察の機会を逃した2週間は

相当切羽詰っていた。

主治医は、フレキシブルに対応して下さると

仰った。今回のように切羽詰った時は

携帯電話に掛けてきてくれれば良いし、

もし診察時間終了である18時を過ぎていても

話をしたかったら携帯電話を鳴らした後

病院にかけてくれたら話せるからと

温かい心遣いを示して下さった。

私は、漸く『見放される事はない』と

安心できた。

今、すぐには『希望』を持つ事は難しいが

いつか歩んでいく段階で

そんな心持ちになれたらと

少し気楽に考えていきたい。





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Last updated  2007.04.27 21:45:31
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