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凍えたココロ

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2007.05.01
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買い物帰り、空を見上げると

真ん丸い月が堂々と

存在していた。

少し赤い、不思議な色で

吸い込まれるように見つめた。

電話診察時に泣き腫らした目で。







この頃、こころが脆くなっていて

すぐに落ち込む。

そして究極の選択をしようとする。

「もう苦しいのは沢山だ。死ねば楽になる。」と。







例に漏れず今日も

カウンセリングへ行く事が出来なかった

自分の情けなさを責め、

これは病気の所為じゃない、怠惰なんだと

落ち込んだ。

そしてこの頃強く感じている

寂しさや孤独を持て余して

膝を抱えてうずくまった。

哀しい想いが広がり、

摂食障害という病の症状に

毎日苦しんでいる事が辛くて

「死ねば楽になれるのにどうして死んではならないのだろう。」

と考えていた。

電話診察時に、今回は只管

『死にたい気持ちが強い事』

訴えた。







まず、私が寂しさや孤独を感じて

身動き出来なくなることに関して、

それは

“関係”について勘違いしている

と言う事が分かった。

“関係”は飽く迄も作っていくものである。

与えられるものではない。

だから幾ら待っていても、じっとしていても

寂しさや孤独感は無くならない。







そして、生きているのであるから

未来へと向かっている。

何かを作り上げていく事が

人間の生きる糧なのである。

しかし毎日辛いのは、『痩せる』為に

必死で努力をしたり頑張ったりしても

何にもならない、非生産的であると言う

事実があるからだろう。

普通ならば努力をしたら

何かが作り上げられる。結果が出る。

それが無いから、虚しさが漂うのかも知れない。







今回の診察では何度も

私は兎に角死んでしまいたい

と訴えた。

「自分など要らない」

「生きている意味が無い」

等、屁理屈ばかり捏ねていた。

そして

「私なんか必要ないから死ねば良いと想っている。」

と言った途端、主治医は

「生命に必要とか必要じゃないとかそんなもの無いんだよ!」

とかなりの怒り口調で仰った。

私は吃驚した事もあり、その時点から

涙が止まらなくなって泣きじゃくった。

そして素直な今の自分の気持ちを

しゃくり上げながら伝えた。

「毎日、食べては吐いて・・・その繰り返しで

 凄く辛い。同じこと繰り返して、

 もう嫌になってきて、だから死んだら楽に

 なるんじゃないかってそれしか考えられない。」

「Kちゃんが自殺してしまう前までは、過食の回数も減って

 少しずつ前を見られるようになっていた。

 でもね、凄くショックでこころがぐらぐら揺れて

 今は“死ぬこと”が輝いて見える。

 全てから解き放たれる事だから・・・。」


これらの発言を自分で省みると、私は

『生命を大切にしていない事』

『幻想に囚われすぎている事』


が感じられた。

他人の生命を邪険にしているつもりは

毛頭ない。

けれども、主治医曰く

生命はバクテリアのレベルから

繋がっている
と言う事である。

バクテリアが存在しなかったら人間は生きていけない。

そして菌類だって、腸内菌など人間が

生きていく上で役に立っている。

また、ウィルスの生命も何某かの意味があるのであろう。

だから、

『自分の生命を蔑ろにすると言う事は

 即ち他の生命をも蔑ろにしている』


と言う訳である。

私は生命を冒涜するような

愚かな人間であると言う事に

改めて気付かされた。

でも、愚かでも何でも

生きていることが辛くて堪らない。

ただ、主治医の強い言葉で

もう自分の生命を蔑ろにする事は

極力避けたいと感じた。

自分の生命を大切に出来ない事は、

他の人の生命をも大切に想えない

と言う事に、結果として繋がって

しまうからである。

凄く辛いけれど、生きていく道を、

未来への道を歩みたい。







一番大切なのは、幻想を負うのではなく、

今作り上げているもの・・・私にとっては母との

温かな関係を見つめて行く事である。

『作っていく』と言う言葉は何だか

大変そうで難しそうなものに感じる。

しかし端的に言えば、

『自分の苦手な部分を伸ばす』

と言う事である。

私は、いつも『この場合はどうしたら良いのか』と

一生懸命考えて考え抜き、理屈だらけにしてしまう。

まずはそれを放棄せねばならないのである。

考えないで、疲れたら兎に角眠る事。

これを苦手としているので克服したい。

そして私には失うものなど元々無い。

だから恐れるものも無い筈である。

これから沢山のものを作り上げ、

幻想ではなく現実にある大切なものを

育んでいきたい。





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Last updated  2007.05.01 22:14:35
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