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カテゴリ:想い
日に日に暖かさが増している。
柑橘系の花の香がふうわりと 漂い、深く吸い込むと 何だか嬉しい気持ちになる。 たっぷり眠れた昨日は、 心身が少し楽になり ゆったりとした気持ちで過ごしていた。 ただ、この頃肩から背中にかけて 痛みが走ったり、 腰痛からくる足の痛みがあったり するので、少し居心地が悪い。 その鈍い痛みが、睡眠を妨げる。 夜中の3時過ぎに目覚めた後、 ブログを更新して 暫くゆっくりしていた。 身体を横たえて読書をしたり 面白い絵日記サイトを見たりして、 なるべく気持ちが落ちないように 過ごした。 やはり早朝覚醒のような感じで 朝の過食と嘔吐が終わった後 お薬を服用しても 中々眠りに就けなかった。 そうしたら昼過ぎにまた 徐に食べ始めてしまった。 制御できない自分が悔しい。 疲れたので2時間位眠っていたみたいであるが その後スーパーへ行く時間まで 起きていた。 最近、スーパーへ行くのが苦痛である。 GWだからなのか、人も多かった。 家族連れやカップルが多く、 一寸羨ましい想いを抱いた。 私は帽子を目深に被り、 沢山の食べ物をカゴに詰め込んでいく。 どんどん虚しくなっていった。 その気持ちが身体に影響を 及ぼして、胃の辺りがぎゅっと 締め付けられるように痛んだり、 頭痛がしたりして 店内を歩くのが苦痛になってくる。 「食べたくない。でも食べなきゃ。」 と相反する想いが増幅して どうしたら良いのだろうと戸惑う。 でも、絶対食べてしまうので 家に沢山食べ物がないと不安になる。 閑話休題。 毎日シャワーを浴びているが、 今まで夜だったのが、朝になった。 夜入っていた時は、照明を付けず 暗くしてゆったりした気持ちで 鼻歌を歌いながらリラックスしていた。 しかし、朝の光が差し込む中、 熱いシャワーを浴びるのも 案外心地が良い事に気付いた。 髪がかなり伸びてきたので、 シャンプーやコンディショナーは とても時間がかかってしまうが、 凄く良い香りがするので こころがわくわくする。 丹念に身体を洗っている時も、 爽やかなボディーソープの香りが 癒してくれる。 昼間は温かいのでTシャツで 過ごせる位でとても心地良い。 窓から吹き込んでくる初夏の風も 心地良い。 そんな気持ちのまま眠れたら どんなに楽であろうと感じるが、 如何せん病気は許してくれず 「食べろ・・・食べろ・・・食べたい・・・。」 と言う想いが湧き始める。 折角全身を綺麗にしたのに、 悔しいがその食べたいという気持ちを 無視する事が出来ない。 そして一通り終えた後、落ち込むのである。 小学生・・・高学年の頃から 私はいつも前髪を眉毛の辺りで 切っていたのであるが、 此処の所落ち込んでいた事もあり、 ずっと放置していたら 頬骨の辺りまで伸びてきた。 つまり、額を全開にしているのである。 私の顔は卵形の面長なので 本当は厚めの前髪を眉毛の辺りで 垂らしている方が 少し小顔に見えるのであるが、 額を出していると何だか心地良い。 前髪のアレンジ次第で 実は小顔に見せる事も可能である事を知った。 そして額に髪による刺激が無くなったので 肌がつるつるしている。 肌は弱い方なので、思春期の頃は 一寸した刺激で額にニキビが出来ていた。 今は、過食と嘔吐を繰り返し 内臓に強い負担をかけているので 口の周りや顎にかけてぷつぷつと 吹き出物はあるが、額だけはつるつるである。 ついついその手触りを愉しんでしまう。 インターネットをする時、 殆どが同じ病を患った方の HPやブログを拝見しているのであるが、 最近は『食べ歩き』『美味しい食べ物紹介』とか、 『激辛の物を食べる』『所謂ゲテモノ料理』 といった面白いサイトを拝見する機会が 多くなった。 毎日暗い気持ちで過ごしているので、 楽しいサイトを発見すると嬉しくなる。 今日は久し振りに母との会話が 多かったので、比較的落ち着いている。 特にリキュールショップでは、 「何か良いおつまみになる美味しいもの無いかねえ」 と、食べ物コーナーを見ていたが、 あまりの値段の高さにぶうぶう文句を 言い合っていた。 1000円位する鮭の缶詰や、 蟹味噌の缶詰。 500円位の瓶詰めピクルスなどを見て 「いやあ、高い。手が出ないね。」と 笑いあっていた。 中には『ゴーヤカレー』なる缶詰もあり、 ちょっと変わったものを探してみようと うろうろしていた。 その時間が何だかホカホカしていて 嬉しかった。 明日か明後日、祖父母の家へ行こうと想っている。 お手紙は毎週、母が祖父母の家の近所で お仕事がある為、母に渡してもらっている。 でもやはり、「タクシーに乗って遊びに来たら良いのに。」と 私の顔を見たいといってくれている。 そこで初めて「私は孤独じゃない。独りぼっちじゃない」と 確信できるのである。 祖父母とも80歳を越しているので 少々健康面が心配であるものの、 祖母に至っては東洋医学を取り入れた 体操の先生をしているので 背筋がぴんとしていて若々しい。 私はうつの症状と外出困難があるので 中々遠出が出来ないでいるが、 私に出来る祖父母孝行は、 顔を見せる事であろうと感じる。 そしてお洋服も買ってもらえるので 楽しみである。 ただ、食事が付き纏うので少し憂鬱になるが 一緒に楽しい会話を交わしながら 例え吐く事になってしまっても 大切な時間を共有したい。 焦らず、ゆっくりとした空間の中で・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.03 22:15:52
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