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カテゴリ:想い
普段、夜の買い物から
帰って来た後に 日中薬を服用しているので、 ブログの更新を終えて 暫く経ってから効果が 現れ始める。 頭がぼんやりして 目蓋が落ちてくる感じになるので 一旦PCの電源を落として 寝室へ行き、眠ると言う習慣がついた。 0時頃から4時~5時位まで 眠っている。 本当は、朝から夕方まで眠っていた方が 過食も嘔吐もしないで済むから 楽なのである。 でも、眠い時は素直に眠ってしまう方が 心身には良いであろう。 昼間に過食と嘔吐をやって しまうのは苦しい事であるが、 仕方ないと感じる。 曇り空が広がる昼間、 突然父が家にやってきた。 今年に入って初めて対面した。 ぼんやりTVを観ている所に 「○●ちゃん、起きとるか?」 と声をかけられたので驚いた。 また、父の気紛れ訪問にも 吃驚した。 父は、一昨年車が廃車になったので 移動手段は専ら自転車である。 仕事にも、1時間近くかけて 自転車通勤している。 父の家から私が住んでいる家までも 40分はかかる。 そんな中、ケンタのチキン3ピースと ポテトをお土産に訪ねてきてくれた。 本当は、祖父母の家に行こうかと 逡巡していた所だったのであるが、 父とも偶には色んな会話をしようと 考えた。 本当に偶にしか会わないので、 積もる話が出てくる。 そして父はかなりの話好きなので、 話が途切れない。 主に自分の近況を語ってくれるので あるが、その中で少しだけ 私を慮ってくれる言葉を挟む。 妹のアパートには 週に1回赴いているらしい。 近所にジャ●コがあるので そこで食べ物を買って 妹と姪っ子と一緒に食事をするらしい。 妹はお父さんっ子なので、 お互い居心地が良いのであろう。 久し振りに会った父は 人間が丸くなっていた。 私は最近、CMで見る度に 「フライドチキンが食べたい!」 と想っていたので、 偶然買ってきてくれた事が とても嬉しかった。 そしてその上、 「何か食べたいものは無いか?買ってくるぞ。」 と言ってくれるので、 普段食べられない、 私がご馳走だと想っている 「エビの天麩羅が食べたいかな。」 と言うと、 「よっしゃ。待っとけ。他にも色々買ってくる。」 と、近所のスーパーへ行ってくれた。 嬉しかった。 話は前後してしまうが、 父が家に来てから30分位は お話していたと想う。 どうやら、自転車通勤で体力が付き 元気になっているものの、 仕事がかなりハードである為、 少し免疫力が落ちているらしい。 ある日、昼食のお弁当を購入し、 その中に入っていたゆで卵を食べたら、 家に帰った後、大きな蕁麻疹が 身体中に出来たらしい。 そしてそれは顔にも及び、 真っ赤になってまるで鬼の形相に なっていたと言っていた。 近くの病院へ行ったら、医者に 「この時期は市販のお弁当でゆで卵とか豆腐は食べない方が良い。 すぐ中ってしまうから。」 と注意を受けたと言う。 だから私にも「気をつけろよ」と言っていた。 また、その前は歯茎にウィルスが入って 顔が半分腫れてしまったらしい。 つくづく付いてないとぼやいていた。 そこからどんどん話が飛躍していったが 今までより然程苦痛であるとは感じなかった。 一時期、私は父の事を憎み、毛嫌いしていて 顔を見て会話する事も無かった。 しかし今日は目を合わせ、 穏やかにお話ができたと想う。 その後父が買ってきてくれた食べ物を 味わいながら食べ始めてしまったが、 感謝しながら食した。結果はいつもと同じになったが。 父から少しだけお小遣いを貰ったので、 普段飲まない美味しいお酒を購入しようと 考えた。 前々から気になっていた、 『さくらのワイン』 である。 これはロゼワインに食用の八重桜を 浸した香り高い甘口のものである。 実は、ワインには良い想い出がない。 大学生の時、自殺する為に向精神薬を オーバードーズする際、 ワインを用いたからである。 あれからワインが飲めなくなっていた。 でも、種類が違う事と、 きっとさくらの香りが良い感じなのではないか と言う希望で思い切って購入してみた。 そして家に帰って日中のお薬を服用した後、 (本当は一緒にお酒なんて飲んではいけないのであるが) グラスに入れて飲んでみた。 先ず美しい淡いピンク色を見て楽しみ、 香りを愉しみ ゆっくり口に含んでみた。 最後にワインを飲んだときに感じた 気持ち悪さはなかった。 甘口なのでするすると喉を通っていく。 母にも飲んでもらってみたが、 「うん、良い香りだね。久し振りにワインも良いね。」 と言っていた。 ただ、とても飲みやすいので 一気にボトル一本開けてしまいそうな 不安があり、これじゃ悪酔いしてしまうと 感じてグラス半分で留めておいた。 でもこのふわふわ感は心地が良い。 父との会話で想ったより 精神的に疲れてしまったので、 祖父母の家へは行けなかった。 一応、母にお手紙は託したので 近い内に行こうと想っている。 でも『この日に行く!』と 決めてしまったら それが負担になってしまうので 調子の良い日に行こうと想う。 しとしと降る雨音を効きながら、 お昼寝をした。熟睡できたので調子が良い。 久し振りに父と話せたことも プラスに働いているのであろうと感じる。 そして、これまでのように 父をそんなに邪険に想っていない自分にも 気付けた。 父と母は、結局家庭を存続できなかったが、 両親が居たからこそ、私が産まれた訳である。 だから感謝の気持ちは忘れないようにしたい。 苦しい毎日は続くけれども、 楽しいハプニングも時には訪れる事を知った。 無理をしない程度で 少しずつ外出する機会を増やしていこうと想う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.04 21:22:42
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