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2007.06.14
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カテゴリ:想い
母の誕生日である今日、

眠る前に母が就寝している

部屋へ行き

枕元に手紙と

プレゼントのCDを

置いた。







普段寝つきが悪いのであるが、

日中自分を苦しめる事ばかり

しているので

疲れていたのか

すっと眠りに落ちた。

そしてぐっすり眠れた。







母と同じ位の時間に起きて

顔を合わせると先ず

「お誕生日おめでとう!」

と笑顔で伝えた。

母も柔らかな笑顔で

「ありがとうね。CD嬉しいわあ。」

とプレゼントを喜んでくれた。

早速、今日から車で聴いてくれている。

面映いような、でも嬉しいような

気持ちが交錯した。







母の誕生日である今日くらいは、

笑顔でいようと想った。

暗い気持ちは

一旦封じ込めておく事にした。

それでもPMSの症状は

突然出てくるので

深呼吸をしてから

母と話すようにした。

笑顔でいられると、

何となく気分も明るくなった。

苦しい事に変わりは無いが、

こころが少し軽い状態でいられた。


きっと、暗い顔をしていたら

気持ちもその分落ち込むのかも知れない。

母の誕生日は、私にとっても

嬉しいものなので、

自然と笑顔で過ごせた。

その笑顔の分こころも軽くなったから、

きっと“笑顔”“こころの具合”

通じている部分があるのだろう。







しかし、案の定独りでいる時は

どんどん心身が重くなって

気分も沈んでいく。

それを過食と嘔吐

紛らわしている。

独りになると、

兎に角何か食べたくて

仕方が無くなる。


過食したい想いと

それを拒絶する気持ち。

両極端なものがこころの中にあると

まるで身が引き裂かれそうな程

苦しくなる。

それでも生きていかねばならないなんて

いい加減厭になってしまう。







母は、24歳で結婚して

27歳の時私を産んだ。

今、私は26歳である。

晩婚化の時代とはいえども

少し焦りを感じた。

この病気はいつ治るかなんて

分からない、未知のものである。

社会復帰できるのか、

物凄く不安である。

実際、今は人と関わる事が

恐怖なのである。

働けたとしても、その職場での

人間関係やそれに伴ういざこざ。

それらに耐えられるこころは

未だ出来上がっていない。

事務員として働いていた頃、

上司である天下り所長と私だけという

職場にいた事がある。

仕事は月初めと月末に

少し忙しくなるくらいで、

普段は物凄く暇であった。

私は初めて社会に出た為、

右も左も分からず

隣の県に所在する

支社の先輩方に電話でアドバイスを

頂きながら、それなりに必死で

やらねばならない事は

きちんとこなしていた。

しかし、その所長は意地が汚かった。

タイピングの練習も兼ねて

書類作りをワープロで行なっていたら

そのキーを叩く音が五月蝿いと

所長は足元にあるコンセントを

蹴り続け、抜いてしまったのである。

完成間近であった書類は

無惨にも消えてしまった。

しかし文句を言える筈もなく

所長が昼休みに入る前に

出掛けた際、自分でコードを

コンセントに差した。

他にも汚い言葉で命令したり

ちょっとした失敗を

激しく罵られたりと

2人だけという密室の職場では

陰湿な苛虐が続いた。

そして私は自律神経失調症を

患い、不整脈も酷くなって

辞めざるを得なくなった。

此処で起こった事を全て

支社の先輩に話し、

支社長と所長を交えて

私が辞めない方法を

考えて下さったのであるが、

私はこんな下らない陰湿な

所長の下で働く気には

もうなれない程、疲れきっていた。

辞める当日、所長は私に

「祝儀袋買ってきてくれや。」

と命じた。私は素直に

隣の文房具屋で経費で購入した。

それを渡すと、支社長からの封筒から

お金を取り出して

私が買ってきた袋に入れて

「ふん、これ、餞別。支社長から。」

と投げて寄越した。

辞める日だったので

その面に投げ返してやろうかとも

想ったが、そんなパワーは残っていなかった。

これらの事を想い出すと、

社会が恐くなる。

“たったそれだけの事”とも

取れるが、私はその時

言葉では言い表せない程の

苦渋を味わった。

働いていた頃の唯一の救いは

母が毎日作ってくれた

お弁当だけであった。

その頃、ずっと日記をつけていたので

それを読み返すと

子ども染みた部分も感じるが

精一杯だったんだなとも

想えた。







母の誕生日から話は

飛躍し過ぎてしまったが、

今こうして

休養できるという事は

本当に幸せなんだと想う。

母と笑顔で会話を交わせる事も、

大学生の頃には考えられなかった。

死にたい気持ちは

未だこころに蔓延っているが、

少しは努力して

その気持ちに流されないようにしたい。

今までの変化があったように

未来、何が待っているか

分からないからである。







久し振りに朝から雨が

降っていた。

でもそれは優しい小雨で

涼しい気候であった。

母の誕生日なのだから

本当はからりと晴れて欲しかった

気持ちも否めないが、

涼しく過ごせたので

丁度良かったかも知れない。

母との会話も弾み、

昨日とは打って変わって

比較的楽な気持ちで過ごせた。

調子が良い時もあれば

落ち込む時もある。

それらを繰り返すのが

生きているという事なのかも知れない。

取り敢えず、無理をしないで

睡眠を大切に過ごしたいものである。





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Last updated  2007.06.14 21:23:23
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