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凍えたココロ

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2007.06.15
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5時過ぎに

眠りから醒めた。

昨日辺りから

少し体調が悪く、

お腹が下っている。

トイレへ行きたくなって

目覚めたみたいである。







早い時間に起きていても

何もする事が無いので

もう一度眠ろうと横たわった。

しかし、何故か苛々する。

気が立っているので

寝付けない。

何度も寝返りを打ってみたが

その努力も虚しく

私は完全に目覚めた。







暫くぼんやりと

TVの画像を眺めていた。

雨が降っていて肌寒かったので

温かい飲み物を飲んだ。

これがきっかけとなって

過食と嘔吐に走った。

朝からこの行為に及ぶ事が

後々心身の不調に繋がるのは

分かっていたが、

私は抗えなかった。







久し振りに電話診察を受けた。

今の私の状態は、

「顔なしが暴れている。」

というものであるらしい。

毎日が余りにも苦し過ぎて

こころの中の『顔なし』

蔑ろにしていた。

顔なしは、

嘘をつく事が出来ない

徹底的に弱い存在である。

だから大事にしなければならない。

『千と○尋の神隠し』での存在位置は

厄介者で困ったものであったが、

どの登場人物・神様よりも

素直で実直で

本当は優しく温かかった。

その顔なしは、

摂食障害を患っている方々

多くのこころの中に

存在していると感じる。







アルコホリック摂食障害

似て非なるものである。

どちらも根底には

“満たされない気持ち”

がある。

摂食障害には、それにプラスして

“寂しい”という気持ちが強くある

という所が違いなのであろう。

どちらも依存系・強迫系の

病である。

だから、どちらの病も

意志や努力などによって

どうこうなる問題ではない。

我慢したって、

後で反動が来るものなのである。


病に理解がない人は、

総じて

「過食や嘔吐をしない努力をしろ。」

「毎日同じ事を繰り返して、

 治ろうとする意志がないんじゃないの?」


と容易く言う。

主治医は、病が意志や努力で

治るものではないと断言していらっしゃる。

風邪の症状だって、

熱を努力によって下げる事など

出来ないし、

咳を意志の力で止める事も

出来ない。

摂食障害の症状は主に

拒食・過食・過食嘔吐・チューイング等が

挙げられるが、

殆どの罹患者は

やりたくてやっている訳ではないし、

出来る事なら普通でありたいと願っている。

そして病の根源を考えたり

今を生きる為に診察で主治医と話し合い

暗中模索の状態でも

歩いていこうとしているのである。

こころを大切に出来なければ

回復は望めない。


これは真実だと想う。







しかし、この病気は

余りにも周りに負担をかけたり

自分を責め苛んだりと

こころを大切に出来ない事の方が

多いと感じる。

そして、自分を責めている方が

楽な道なのである。

一旦、進む事を

止められるからであろうか。

いつもいつも前向きに

進んでいこうとしたら

疲れてくたびれてしまう。

唯、自分を責めるのは何も

良い結果をもたらさない。

だから、こころを大切にして

内なる力を信じるのが

得策なのかも知れない。







病は、意志や努力で

如何にかなるものではない

という事は上に記した。

大切なのは、

内発的な力が重要だという事である。

各々が抱えている

内なる力。

これを信じて病を癒そうと

考えるのが大切なのだと感じている。







何も、努力をしたら駄目だと

言う訳ではない。

私は、努力も大切だと想っている。

問題は、“それを何処で発揮するか”

なのであろう。

病気を治す為の努力なんて

一体何なのか、分からない。

病を癒す為に、どのような状態で

過ごすのが、

こころを大切に出来るか

という事なら理解できる。

病を患っていると、何かに縋りたくなる。

物凄く寂しくて

心許ないからであろう。

手当たり次第

何かに縋ってしまっては

こころも身体も物質に

溺れてしまうという

悲惨な結果が待っている。

『優しさ』・・・。

これがこころの中に満たされたら

少しは楽に生きられるかも知れない。

私はどうも、自分を生き辛い方向へと

進めてしまっている様な気がする。

自分を大切に出来なければ

人を大切に想う事は出来ない。

出来ていると想っても、

きっとそれは上辺だけのものと

なってしまっているかも知れない。

一先ず深呼吸をして

早朝の清々しい空気を

胸いっぱい吸い込めば

少しは気分転換になるであろう。

そして、こころの中に居る

“顔なし”に対しては素直に

接して暴れさせないように

したいものである。







カウンセリングと同じく、

電話診察も定期的に受けなければ

効果が無いと痛感した。

そして診察の度に

何が大切なのか、どうあるべきなのか

対話によって考えを深めようと

想っている。

摂食障害は、周りの人々に

誤解を与える症状を呈していて

意志や努力で治るものだと

信じている人も少なくない。

それは間違っていると想う。

この病には、生きようとする力も

内在している。

症状として出ているのは、

大体が『強迫観念』である。

強迫観念は意志や努力の力で

如何にかなるものではない。

だから自分を必要以上に責めず

そして、こころは大切にして

焦らず過ごしたいものである。





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Last updated  2007.06.15 21:26:43
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