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カテゴリ:抑うつ感
胃の痛みは
相変わらずで 気力をも奪っていく。 何故痛くなるか。 それは自業自得であり また、自己管理能力に 欠けているからであろう。 しかし、摂食障害は れっきとした病気である。 何もかも病の所為には したくないが、 今の私にはもう 成す術がない。 きちんと胃薬は 服用している。 しかし、 「胃薬を飲んだんだから、もう食べちゃ駄目だ。」 と自分に言い聞かせれば 言い聞かせるほど 「食べたい!」 という気持ちが強くなってくる。 そしてまた食べ始めてしまい 結局、また胃を傷つけている。 最近、スーパー内で 体調を崩す事が多くなった。 歩いているだけで 頭痛や眩暈に襲われ、 息苦しくなる。 その上に胃がズキズキと痛む。 今日はその不調に 堪らずその場で うずくまってしまった。 そうなると中々立ち上がる事も 出来なくて、脂汗も滲んだ。 幸運な事に、母が側に来てくれて 背中を擦ってくれたので 何とか気力だけで 買い物を終えて 家に帰り着いたら 暫しお蒲団の上に横たわり ぐったりしていた。 その上、頭の中で 「私なんか死んでしまえ。」 という言葉が反復していた。 辛い、苦しいという感情は 毎日途切れる事無く 続いているが、 上記の言葉が延々と 頭の中でぐるぐる廻っていたら、 「死ななきゃ。私なんか死んだ方が良いんだ。」 と極端な思想に 至ってしまうのである。 もっと楽しい事とか 面白い事などを 考えれば良いものを、 一度真っ暗闇の底なし沼に 嵌ってしまったら 抜け出せないのである。 「私は生きていても良いのであろうか。」 こればかり考えている。 生命は自分1人のものではないから 勝手に暴走して 己の一生に終止符を打つのは 私を支えてくれている 周りの人々に対して 失礼に当たるかも知れない。 そして私が生きていられるのは 母を始め周りの人々のお陰だから、 私1人で勝手に生を放棄する行為は 狡いのかも知れない。 産まれた限りは生きていく事。 そんな普通の事が、 今の私には難しくて 残酷だと想ってしまう。 「死にたいと言う気持ち。」 これは突然湧いてくる。 多分、その前にはこの気持ちに至る 様々なプロセスはあるのだろうが、 気が付けば「死にたい」と想っている。 だって、楽になるから。 もう、過食と嘔吐を繰り返す毎日から 解放されるから。 うつ病のあらゆる苦しみから 逃れられるから。 結局、私は逃げてしまいたいのであろう。 でも、それは即ち 病気に負けるという事であり 真意ではない。 病気に殺されるなんて悔しい。 しかし、生きているのも辛い。 このアンビバレントな感情は 如何ともし難い。 引き裂かれそうな気持ちになる。 閑話休題。 独りでいると、寂しい。 これは日々大きくなっていく 想いである。 その増幅していく 寂しく哀しい気持ちが 過食や嘔吐に繋がっている事も 否めない。 私には何も無いから、 只管漫然と止まらない時間の流れを 感じる事しか出来ないから、 日々が酷く辛いものと 感じられるのかも知れない。 今ではもう、カクテルを作るのも 惰性であり、 沢山食べて吐く事すら 時間潰しの手段となっている。 何故、こんなにも強迫的に 「時間を潰さねばならない」 と感じているのであろうか。 時間の空白が恐い。 独りでいる事も恐い。 死ぬのは怖くないのに、 孤独が恐いとは 何と皮肉な事であろうか。 全てに於いて 置き去りにされている様な 気がしてならない。 私は今、此処で生きているのに、 まるで死んでいるかのような 感じは否めない。 社会から見れば、 私は死んでいるも同然な 存在であろう。 いつもの癖が出ると、 「それなら死んだって構わないじゃないか。」 等という狡い考えが浮かぶ。 しかし、生きたいという気持ちは まだ微かに残っている。 死にたい気持ちの方が強いけれど、 まだ生きてやらねばならない事が あるような気がする。 そんな小さな希望は 棄てないでいたいと想う。 時々、遠い昔の事を想い出す。 厳しい母ではあったけれど、 温かく接してくれた、その嬉しい気持ちは 今も胸の中で光を放ちながら 生き続けている。 風の香りや、懐かしい光景、 心引かれる色彩や様々な仕草等、 ふとした事がきっかけとなって 甘い想い出が甦る。 その瞬間だけは幸せな気持ちになる。 例えその寸前まで 「死にたい、死にたい。」と 考えていても、 普遍であるこの季節特有の 蛙の歌声が聞こえてくると、 幸せだと感じた過去の瞬間を 想い出せるのである。 今は、自分を責めると 胃の痛みに繋がり苦痛が増す。 だから、リラックスできる状態に こころを持ち上げたいものである。 決してそれを強迫的にしないよう、 自然な感じで生を受け止められたら それだけでも幸福なのかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.21 21:30:10
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