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2007.06.24
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カテゴリ:抑うつ感
余りにも

晴れ渡った空は

今の私にとって

残酷である。

でも、これだけ毎日

雨天が続くと

偶には

青空を眺めたくなる。







朝、目覚めた時は

精神的に

比較的調子が良く

過食も嘔吐

しないで済んだ。

ゆったりと流れる時間に

身を任せるように

ぼんやりと過ごした。







所が、昼を過ぎた頃

雨がポツリポツリと

降り始めて

そこら辺から

どうも気分が堕ちてきた。

何もしたくない。

何も考えたくない。

憂鬱だ。


この様な気持ちを抱えながらも

私は惰性で

過食と嘔吐を

行なった。

少量、吐血して

ふらふらしながら

後片付けをしたら

ぐったりとお蒲団の上に

倒れこんだ。

それから2時間弱

眠っていたようである。







下腹部の鈍い痛みで

目が覚めた。

鎮痛剤を服用しようかとも

想ったが、これ以上

胃を荒らすのは厭なので

只管我慢した。

その内苛々し始めたので

徐に食べ始めてしまった。

胃痛を堪えながら。

でも何も考えないようにしながら。

全てを終えた後、

シャワーを浴びる時間まで

横たわって身体を休めた。

そしてシャワーを浴びた。







この頃、お酒の量が

増えてきている。

どうしても『食べる』といった

行為をしたくないから

カクテルを飲み、

氷を食べる事で

だらだらとしているのである。

そんな自堕落な生活が

続いていた為、

腕も足も棒みたいで

普通の姿勢でいても

肋骨が浮いているのに

下腹だけがポコリと

出ていると言う

哀しい体型になってしまった。

普段は腹筋をする等して

防げていたが、

今は胃も子宮も腰も痛むので

それが出来ない。

だからなのか、

凄く自分が太ったように感じられて

酷く落ち込んだ。

シャワーを浴びる度

その下腹を見なければならないので

苦しい。

そしてとうとう

たったそれだけの理由で

何もかもが厭になった。

たったそれだけの理由で

死にたくなった。

太った自分なんて自分じゃない。

摂食障害特有

『認知の歪み』

こころを覆い尽くした。

そして、物凄く自分が醜く感じられて

スーパーへ行く事さえも

苦痛になった。

でも、行かねば食べるものがない。

私は帽子を今までより目深に被り

目線は下げたままで

いつも購入しているものだけ

事務的にカゴへと入れていった。

母は、その様子を見て

私が落ち込んでいる事を

見破ったみたいで、

家に帰り着いたら

傍に来てくれた。







膝を抱え、うずくまっている

私の横に座って、

「どうしたん?何かあったん?」

と優しく語り掛けてくれた。

私は、自分が太りつつあって恐い事や

醜い自分を晒すくらいなら

死んでしまいたい、何もかも

もうどうでもいいという様な事を

小さな声で呟いた。

母は何も言わず、抱き締めてくれた。

暫くその状態でいた。

温かかった。

そして色々と話し合って

肥える原因を突き止めた。

やはりあの甘いカクテルである。

ドライなカクテルも作れるし、

最近テキーラも購入したので

どうしてもお酒が飲みたかったら

甘味のないものにしよう

という事になった。

甘いリキュールはどうしても

糖分が多いので太る原因になる。

それでも私は食べ物を食べていないので

こんな下腹だけがポコリと出る

歪な体型になってしまったのであろう。

蒸留酒など甘くないお酒であれば

殆どがエンプティカロリーである。

だから、焼酎なども良いかもしれない。

それを0kcalの炭酸ジュースで

割っても良い。

また、今は月経中だから

どうしてもお腹が張ったり

浮腫みがちになったりしている。

だから、これから色々と

工夫していこうと想えた。

けれども、堕ち込んだ気持ちは

中々回復しなかった。

視線を落とし、膝を抱えている私に母は、

「しばらく落ち込んだままで良いよ。

 落ちる所まで落ちたら、

 後は上がっていけるよ。元気になるよ。

 やからゆったりしとき。」


と柔らかく励ましてくれた。

無理矢理鼓舞されても、

私は余計に落ち込むだけであっただろう。

母は共に、私の歪んだ考えに付き合ってくれて

それを全否定する事無く、

やんわりとした言葉で慰めてくれた。

決して叱り飛ばしたり、大袈裟に励ましたり

しないでいてくれた。

今は大分気持ちは回復してきている。

母のお陰である。







血管が浮き出た腕とは

対照的に

ポコリと出た下腹。

見ただけで泣きたくなる。

その下腹を見ただけで

身体全体が膨張しているような

感じさえしてくる。

こういう時、

こころを大切に出来ていない。

そして母を哀しませてしまった。

唯少し体型が変わっただけで

「死んでしまいたい。」

等と呟く娘を見ると

哀しいどころか傷つくであろう。

本当に申し訳ない事をしてしまった。

明日の朝になったら

笑顔で挨拶をしたい。

明日は晴れると天気予報で知ったので

きっとそれが出来る事を

信じたい。

そして今日のつまらない理由で

落ち込んでしまっていた事を

謝りたい。







支離滅裂な文章になってしまった。

まだ少し頭の中が混乱している。

摂食障害が生む

“痩せていなければならない”

といった強迫観念。

そして自分の体型を

客観的に見られない認知の歪み。

意味は解っていても、

こころが分かろうとしない。

そして俯いてばかりいると

気分も下降する。

明日、晴れるのならば

起きたら窓を開けて

空を見上げ

朝一番の清々しい空気を

胸いっぱい吸い込みたい。

そして少しずつ甘いものを

摂らないように努力しよう。

まだ、食べる事には抵抗があるから

それは焦らず打開策を見つけたい。

火曜日、カウンセリングがあるので

その時、様々な事を

話し合いたいと想う。





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Last updated  2007.06.24 21:25:42
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