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カテゴリ:想い
大きな雷の音で
唐突に睡眠は 遮断された。 朝から大雨が降り、 憂鬱な気分で 起き上がった。 最近、寝付きが悪く 睡眠も浅いので 少し苛々していた。 いつもなら 8時過ぎまで 微睡みゆったり出来るのに、 今日は6時過ぎに ぱっちり目覚めてしまったので やる事が無くて 困ってしまった。 二度寝すれば良かったのだが、 私は「何か食べたい・・・。」という 衝動に負けて インスタントの コンソメスープを皮切りに 過食を始めてしまった。 凄く後悔した。 此処の所、ずっと朝は 過食も嘔吐もしないで いられたのに、 わざわざ苦しい事を 始めた自分が憎らしかった。 その後、顔が浮腫むのを 感じて、 酷く落ち込んだ。 雨が降る日は 何故か不安感も強く 取り留めのない恐怖感にも 襲われて 私は膝を抱えて うずくまった。 朝・昼・夜と きちんと処方薬を 服用していれば こころの安定を得られる事は 解っている。 けれども、処方薬の中に 副作用で“体重増加”する ものがある為、 きちんと服用するのを 躊躇ってしまうのである。 現にきちんと服用していた時は 身体が浮腫んだり、 便秘になったりして 身体が膨張していくように 感じていた。 体重はずっと測っていないので 分からないが、 きっと増えていた事であろう。 1日3回服用の所を、 今は2回にしている。 そうしたら、今まで ぴったりだったジーンズが ぶかぶかになり、 やはりお薬の所為で 身体に水が溜まっていたんだなと 実感した。 こころの安定を取るか、 痩せた身体を取るか・・・ 凄く悩む所である。 今、少し不安定になっているのは、 明日胃腸科へ行く事が 影響しているのかも知れない。 外出するという事が、 負担となっている。 こんな事で24日後 大阪へ行けるのか? と不安になってしまうが、 大好きな女優が出演する舞台を 直に観る事ができるという “かなり大きな楽しみ” こそ、私を突き動かしてくれるかも知れない。 病院という所は、当たり前であるが 楽しみなんて無く、 もしかしたら 悪化しているかも知れないとか ずっと継続して通わねばならない事に なるかも知れないとか 厭な気分になってしまう確率が高いので 憂鬱になり、 「行きたくない」「外に出たくない」 と甘えた事を想ってしまうのであろう。 この2~3日、 少し体調がおかしい。 夕方、スーパー内を歩いていると、 意識が飛びそうになるのである。 視線を変える度に 脳が刺激される感じで 白目を剥いて倒れそうになる。 歩いていても、その一歩の 振動が身体に伝わると 脳に響いて目の前が真っ暗になる。 これが一体何の症状なのか 見当も付かないが、 心悪い事には違いない。 明日は電話診察の日でも あるので、脳神経にも詳しい 主治医に訊いてみようと想う。 母は今日、珍しく いつもより多く 仕事の合間に家へ 寄ってくれた。 母が居てくれると、 独りの寂しさが緩和されて 安心する。 その安心する時間を 得られたからか、 昼過ぎにいつもの 過食と嘔吐をした後、 胃薬と抗不安剤を服用したら 1時間半ほど昼寝した。 眠ったら幾分身体が楽になって 精神的にも落ち着いた。 雨は相変わらず ざあざあ降っていたけれど、 それも心地好い音色に聴こえた。 だからといって 過食と嘔吐が 軽減される事は無く、 やはり苦しかった。 いつまでこんな事を繰り返すのかと 自分で自分に腹が立つ。 憂鬱な気分は晴れない。 雨がその気分を洗い流してくれたらと 願ってみても ただ、雨は降るばかりで いつもより薄暗い部屋を作り出す。 でも、落ち着いて読書できたのは 私にとって有意義な時間になった。 胃の痛みはまだまだ治まらないが、 以前のように四六時中痛むという事は なくなっただけでも救いである。 今、私は生きているという現実。 病を生きているという事実。 それらは覆せない。 如何に生きていくかなんて そう簡単に答えなどでないが、 どんなに苦しくても 支えてくれる母が居る事、 主治医やカウンセラーの存在に 感謝の気持ちを忘れないでいたい。 また、祖母はいつも私の体調を 心配してくれているので、 少し元気が出たら 会いに行きたいと想う。 今のところ、 祖父母に会いに行くという事を 目標として生きていきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.02 21:06:18
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