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凍えたココロ

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2007.09.30
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カテゴリ:想い
朝方から昼過ぎまで

昏々と眠り続ける

日々を送っている。







眠りは良い。

何も考えないで済むから。

その世界にいられるなら

悪夢をみても結構だと

感じている。

10時間ほど眠り

トイレへ行く為に目覚めた。

そしてミルクティーを飲みながら

煙草を吸って

また、お蒲団に潜り込んだ。

エアコンを付けなくても

心地好い涼しさで

清々しい風に吹かれながら

また目蓋を閉じて

うつらうつらとしていた。

起きている訳でもなく

完全に眠っている訳でもない

そんな状態が

こころに落ち着きをもたらした。







精神状態は、平穏というより

緩やかに下降線を辿っている。

堕ちていくのに気付かない位

なだらかで、いつの間にか

追い詰められている状態に

陥っている。

ベゲタミンAの薬効は

心を落ち着かせるには

丁度良いかも知れないが、

感情の起伏が無くなり

只管ぼんやりしている状態で

過ごすようになっている。

ただ、絶対にテンションが上がったり

明るい気持ちになったり

する事は無い。

飽く迄も下降しているのである。

ダウナー系のお薬なのであろう。

だが、“希死念慮”が湧くのも

時間の問題であった。







9月最終日であった為、

母は書類を届けに

職場へ行って帰りが遅い。

なので、買い物はずっと

1人だった。

日中薬と頓服を服用して

好きな香水を身体に振りかけて

こころをガードして出掛けた。

先ずはリカーショップで

発泡酒とおつまみを購入した。

食べても当分は吐かないでも

いられるような、海藻系の

おつまみである。

そして一旦それを家に持って帰り

発泡酒を冷蔵庫に入れた後

またスーパーへ向かった。

半額シールを貼られた

お惣菜が結構残っていたので

助かった。

ぐるぐるとスーパー内を

歩いていると

“希死念慮”が危険ゾーンに

至ったのを感じた。

思考が全て後ろ向きになる。

「どうせ私は死ぬのだから。」

「生きる気力はないのだから。」

「今、死ぬ事はできなくても、

 私の寿命は決まっているのだから。」

等といった、“死ぬ事”ばかりに

考え方が向かっていく。

そして、解離していくのを感じた。







目に入ってくるもの全てに

違和感を覚えて

でもそれは

脳が情報として捉える訳でもなく

気が付いた時には

10分ほどぼんやりしていた

みたいである。

これ以上、人がいっぱい居る所に

留まっているのは

苦痛だと想ってレジに向かった。

直後、物凄い胃痛に襲われた。

胃から食道そして右側の顎に

疼痛を感じた。

言葉で表現し難いほどの

引き攣るような痛みに

私は顔をしかめ

冷や汗が流れた。

レジで清算を済ませた後、

自販機まで走っていって

バナナオレという紙パックの

ジュースを飲んだ。

牛乳の成分が多いので

それでやっと落ち着いた。

胃の中が空っぽだった上に

自分を追い詰めるような事ばかり

考えていたから

ストレスとなってそれが

胃痛へと繋がったのであろう。

1人で黙々と買い物するのも

辛かったし、

女性の店員さんが

わざと私の購入した

食品類を入れたカゴを

見てくる事も哀しかった。







家に帰り着いたら

母が既に帰宅していたので

とても安心した。

胃の痛みも、和らいだ。

母の顔を見たら、

安堵の念をひしひしと感じた。







私のこころは今、

激しく起伏する事はない。

心身を休ませる為に、

それはとても大切な事であるが、

感情が単一的である為に、

少し笑う事はあっても、

怒ったり哀しんだり

楽しんだりするといった

想いが表出しない。

一昨日と昨日は

『17歳のカルテ』の

DVDを観たのであるが、

今まで何度か観た事があり

それでも胸に迫る部分では

涙が止まらなかったのであるが、

今回は目の前で映像が流れて

いくだけといった感じで

涙は流れなかった。

勿論、印象的な言葉や事柄は

こころに刻まれている。

この前までは感情の起伏が

無駄に激しかったので

些細な事で涙を流していた。

そして沢山の物事を

真正面から全て受け止めていた。

それはとても疲れる事であったが、

「今、私は生きている。」

と感じられた。

だが現在は、

「生きているのか、何なのか分からない。」

という状態である。

四六時中、柔らかな眠気に襲われる。

ぼんやりして過ごしている。

過食と嘔吐すらしたいと

想えないけれど

無理矢理

「過食を始める時間が来たから。」

といった理由で食べ始める。

まるで温い泥沼の中で

浮遊しているような

心地好くも悪くもない

不思議な感覚の中で生きている。







一昨日までは気温30度以上というのが

当たり前だったのに、

朝や夜は、すっかり秋の気配が

広がっている。

薄いフリースジャケットを羽織って

丁度良い位である。

希死念慮に襲われると逃げ場がない。

本当に助けて欲しいと願う時、

側には誰も居ない。

それが世の常なのであろう。

他力本願ではなく

病の事に関しても

自分でどうにかしなければならない。

ただ、無理をしたり

他の人のペースに合わせたりすると

とても苦しい状況に陥るであろう。

個々のペースがあり、

それに沿って病を治していく

歩幅やテンポも違うのである。

この病は、例えば風邪と同じく

急かされたり、頑張ったりする事で

治るものではない。

また、風邪なら咳や熱、咽喉の痛みを

取り払っただけで治っていると言えないように

摂食障害も症状を取り払えたからといって

治ったとは言い難い。

如何に生きていくか、

治す為にはどんな風に生きるか・・・。

そういった事をもう少し掘り下げて

考えたいものである。





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Last updated  2007.09.30 21:53:18
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