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2007.10.02
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カテゴリ:想い
映画を観に行く為に

今日こそ

ずっと起きていようと

お薬を服用しないで

ぼんやりと過ごしていた。







私はお薬を服用しないと

眠る事が出来ない。

それを利用して

気力で何とか支度して

映画館へ行くつもりだった。

しかし、お薬を服用しないと

心身の具合も

悪くなるという事を

失念していた。

段々息が苦しくなり、

鬱々とした気分が

身体全体に広がった。

支度をする時間になると

忽ち身体が動かなくなった。

まるで、起き上がるのを

こころと身体が

全力で拒絶しているみたいに。

母に不調を訴えたら、

「じゃあ来週、夜に映画を観に行こう。」

と提案してくれた。

夜は18時からの部があるので

ゆっくり眠って

ゆったりした気持ちで支度も出来る。

約束を守れなかった私を

母は、責める事なく

新たな方法で映画館へ行ける

方法を考えてくれた。

本当にありがたく想った。

もう9時近くになっていたので

ベゲタミンは抜いて

日中薬を2袋、

テシプールを2錠、

デパスを4錠服用して

眠りに就いた。







映画は、楽しみにしていたので

残念だったけれど

来週の夜、観に行く事が決まり

安心した。

午前中に外出しなければならないのは

今はまだ、辛いものがある。

朝、ぼんやりとした意識の中で

これから会社へ向かうであろう

人々の車の音や原付の音、

朝の光を感じていると

「私は、駄目な人間なんだ・・・。」

と想えてならない。

摂食障害だけでなく、

うつ病、強迫性障害、PTSDなど

それらの症状が

重なって心身に出ているので

頑張ろうと想っても

出来ない事がある。

傍から見れば、

「ただ怠けているだけだ。情けない。

 甘えるな。」


と叱責されるであろう。

だが、何を言われても

実際に身体は動かないし

様々な症状が襲ってきて

身体が竦みどうしようもないのである。

言い訳でしかないが、

今は、もどかしくて哀しい想いで

いっぱいである。







9時過ぎには

いつの間にか眠っていて

15時過ぎ、目覚めた。

母はその間に

母が通院している病院と

私が通院している病院へ行き

お薬を貰ってきてくれていた。

お薬を貰ってくる際、

母は、私の主治医と

お話をする。

映画を観に行く事を話したら、

主治医は

「まだ、映画館へ行くのは無理だと想うよ。」

と仰ったそうである。

確かに、今朝は

お薬を服用しないで

無理をして外出しようとした。

お薬は、規則正しく服用しないと

効果が出ない。

だが、作用が私にとって

強く出る為、副作用の眠気が酷い。

そして1度眠って

無理矢理起きようとしても

身体が動かないのである。

それでも、お薬の処方量は

少ないものであり

これ以上減量すると効果が出ない。

アンビバレントな感情を

抱かざるを得ない。







息苦しさは、目覚めてからも

続いていた。

生あくびを繰り返し

それにも苛立っていた。

苛立ちが募ると

どうしても

“食べて吐く”

といった想いも膨らむ。

そしてそれに抗えず

惰性で過食と嘔吐に走る。

終わって、後悔する。

この一連の流れはいつもの事で

情けないとも感じるが

それが病気なのだと自覚する。

自覚して、それからどうするか、

如何に生きていくかを

考える事こそ大切だと

私は、想う。







久し振りに朝の光を浴びたら

憂鬱になった。

健康な人たちは

これから朝御飯を食べて

仕事に行く人や

家で家事をしながら

珈琲ブレイクをする人等

“普通の生活”

をしている人々の感覚を鮮やかに

感じられる。

それを、羨望してしまう。

スーパーへ行けば、

制服を着た仕事帰りの

女性が晩御飯のお買い物をしている。

反して私は

病の症状に没頭する為

半額になった惣菜や、半額シールの貼られた

食材、値引きされたお野菜を買う。

「普通に、生きたい。」

と強く望むのに

相反して、こころはまだまだ

この微温湯に浸かっていたいと

動きたくないと変化を拒む。

そして途方に暮れる。

「せめて、働けたら・・・。」

と願って止まない。

自分の食費だけでも、

自分でどうにかしたい。

だから、

「生きていく為に病を治す。病を治す為に生きる。」

という言葉を胸に刻みつけておきたいと

切実に感じている。







日中は暑くて、エアコンを稼動させたが

夜には涼しい風が吹き込み

とても心地好かった。

朝の光や昼の光が、訳も分からず怖いので

天高く美しい秋空を見られないのは

残念であるが

夜の空もとても綺麗である。

住宅街でも明るいので

余り星が見えないけれど、

深夜、辺りが静かになる頃の星空は

思わず溜め息が出るほど

美しいものだと感じる。

母が、1日ずっと温かく接してくれた事が

安心感へと繋がり

やっと普通に呼吸が出来るようになった。

生きる事は、試行錯誤を繰り返す事でもある。

間違っても失敗しても良い。

後悔しても良い。

それらを次への段階へと

有益になるよう鍛錬できれば良い。

何れにせよ、自分のペースを

保っていく事だけは

忘れないようにしたいものである。





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Last updated  2007.10.02 21:42:22
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