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2007.10.18
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カテゴリ:想い
毎夜、甘くふくよかな馨が

風に乗って漂うから、

秋を感じる。

朝や夜中は、まるで冬のように

寒いけれど、

日中は夏日が続いていて

体調には気を付ける事を

念頭に置いている。







ゆらゆらと思念が揺らぎ、

鬱々とした観念が

心身を支配する。

空高く晴れた青空を

見上げても尚、

私のこころは沈みゆく。

きちんとお薬を服用しているので

“希死念慮”が物凄い勢いで

襲ってくる事はないけれど、

脳の回転は鈍り、

ただ、惚ける状態が続いている。







「何もしたくない。動きたくない。」

と想っていても、

過食と嘔吐の衝動だけは

時間通り律儀にやってくる。

私は、抗う余力もなくて

流されてしまう。

その点に関しては、もう少し

“辛抱”が必要であろう。







独りで居る時間にも

慣れなければならないと想う。

主治医が仰った、

「誰かが傍に居て、その人が外方を向いている方が、

 1人で孤独を感じているよりも辛いよね。」


という言葉が印象に残っている。

何年か前までは、母の理解も得られず

家族からは病気の症状の事で

邪魔者扱いされていた。

その頃の私は、自暴自棄であり

「分かってもらえないなら、

 もうどうでもいい。」

と想っていた。

1人で居る方が、

どんなに寂しくても虚しくても

病症の事で罵詈雑言を浴びせられたり

責められたりするよりかはマシだった。

今は、母が傍に居る。

でも、本当に苦しい時、寂しい時

お互い背中合わせで他の方向を見ている。


これは、途轍もなく寂しい。

そして哀しい。

完璧な人間など居ないから

それが当たり前である事は

承知している。

だから私は、もっと孤独に慣れたり

そういった時間を過ごし易いものへと

変えていく努力も必要だと考える。







本を読もうと想って、

本棚を探っていたら

『クレヨンしんちゃん』

が出てきた。

とても懐かしかったので

読んでいたら、何だかこころが和んだ。

ちょっとお下品な所もあるけれど、

しんちゃんのあの“お気楽さ”が

凄く羨ましかった。

そして自由奔放でもあり、

彼なりのポリシーさえある。

数ある作品の中には

ほろりと涙が零れるものもある。

難しい本を読んだ後は、

お気楽な漫画を読むと

心地好い気分転換になる。

漫画は、『ブラックジャック』を

読む事が多い。

ピノコの愛らしさに夢中になる。

そして私にとって

ブラックジャックは理想の男性かも

知れないと想っている。

ニヒリスティックであり

ペシミスティックな部分もあるけれど

その中にも“愛”が垣間見える。

芯があり、

「それでも私は、人を治す!」

と叫ぶシーンでは感動した。

手塚治虫の作品は沢山持っている。

『奇子』

もお気に入りである。

人間のどろどろとした部分が

作品の中で炸裂している。

それを感じて、自分にも

沢山醜い部分があるのを感じる。







自分の好きな所を挙げろと言われても、

私は言葉に詰まるであろう。

それよりも、嫌いな部分や

醜い部分を挙げろと言われたら

すらすらと出てくると想う。

それ程私は、“マイナス思考”

先立っている事を感じる。

“プラス思考”で過ごす方が

きっと生き易いに違いない。

退く事さえも、善しとする考え方。

それはきっと生きていく上で

大らかになれるであろうと想う。

私の“マイナス思考”

小さな子どもの頃からのものだから、

今更直そうと想っても

容易な事ではない。

それが原点、若しくは根源となって

私は生きてきた。

高校生の時は、テストで絶対

100点に限りなく近い点数を

取らねばならないと想っていて、

テスト期間中は毎日徹夜で

勉強していた。

どれだけ勉強しても、

「忘れてしまうのではないか。」

「間違えてしまうのではないか。」


と不安だったのである。

そして採点されたテストが

返ってくるまで

「絶対間違えている。どうしよう・・・。」

と、無駄に悩んでいた。

これは大学に入ってからも続き、

基礎教育である英語や

第二外国語の勉強は

根詰めて勉強した。

結果、全て“優”だったが

やはり成績が出るまでは

不安な毎日を過ごした。

「終わった事は、もう後悔しても仕方が無い。」

といった考えを持つ事が出来たなら

限られている1日という時間を

もっと有益に過ごせていたであろう。

自分の思念を、変革したいと

今、切に想っている。

子どもの頃から染み付いている

思考パターンなので

少しずつやっていきたいものである。







静かに、ゆっくりと休む事。

矢鱈に動き回る事無く

こころを鎮め、落ち着いて過ごす時間。

これらが病を治すのに、必要なものだと想う。

だから主治医は、いつも懇々と

「睡眠を大切にしなさい。」

と仰るのであろう。

勿論、たっぷりと眠れた日は

精神も落ち着いているし、

過食と嘔吐の衝動がそんなに酷くない。

落ち着き過ぎると、私は上記の如く

鬱々とした感情が芽生えてしまい

それを鬱陶しく想って

無理をしてしまう。

何事も各々の“加減”を知る事が

大切なのであろう。

取り敢えず、病症で苦しく辛い時は、

心身を休ませようと想う。

その状態を

「怠けている。情けない。」

と健常者は言うかも知れないが、

自分の事を何も知らない人の

言葉は受け容れないようにしたい。

自分を守り、そして自分のペースで

病を治していく為にも。





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Last updated  2007.10.18 21:23:41
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