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凍えたココロ

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2007.11.05
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カテゴリ:平穏
******************************

皆様からの温かいコメント、

そして大親友からの力強い言葉、

母からの励ましによって

金曜日のハプニングそしてショックから

立ち直りつつあります。

皆様に対して、こころから

感謝しております。

******************************










いつものように、

夜中2時過ぎから朝方4時過ぎまで

うとうと眠っていた。

目覚めてもまだ眠気は残っていたが、

もう一度眠り直す気になれず、

これまたいつものように

PCの電源を入れて

録画してある作品を観始めた。

今日は、先日放送された

『HERO』のSPドラマを観た。







木村拓哉を見ていると、

何故か弟を想い出す。

鼻と口唇だけが少し、似ている。

でもそれより、

仕草が何となく似ているのである。

“久利生公平”のキャラクターが、

弟のキャラクターに重なって見える。

私は弟の事について

腹が立つこともあるけれど、

小さい頃から物凄く可愛い

弟の事を憎む事なんて出来ない。

弟はとても純粋であり、

非道である事には怒りを示す。

真っ直ぐであり、少し不器用である。

ちょっとふざけたヤツだけど、

私なんかと比べ物にならないくらい

こころが優しく温かいのである。

弟から学ぶ事も、多い。







『HERO』を観て、

改めて私は、中井貴一が

好きなんだなと感じた。

好きな役者さんは、

40代を過ぎている事が多い事に

今更ながら気付いた。

水谷豊然り、佐藤浩一然り。

渋くて、でも笑顔が素敵な人に

惹かれるのかも知れない。

こういう事を考えられるように

なったのは、多分

あのハプニングから少しは

立ち直りつつあるという証拠であろう。







ハプニング。

これは良いものもあるし、

悪いものもある。

そのどちらも、克服して

乗り越える事によって

こころが広がり、成長する。

こころの成長が、病気の治癒に繋がる。

それを忘れてはならない。

強迫性障害の症状は

こころを狭くして、1つの事に拘泥し

そうする事で、安心感を得る。

一瞬、こころは落ち着くかもしれないが、

でもそれは、誤魔化されたものなので

心は狭いままだし、広がりは無い

前にも進めない。寧ろ、後退しているかも知れない。

だが、病気の症状として受け容れる事も

大切である。

現状を受け止める事もまた、

病気を治す第一歩なのであるから。








雨が降っていたからか、

何となく身体が怠く、

ずっと眠気に覆われていた。

9時半頃眠り、

一旦17時過ぎに目が覚めた。

それまで一度も断眠しなかった。

温かいミルクティを飲みながら

ゆっくり一服していたら

また睡魔が襲ってきたので、

シャワーを浴びる時間まで

また眠りの世界へ飛び立った。

雨音を、子守唄にして。

それはとても心地好かった。

眠りすぎると、若干浮腫んでしまうので

いつもつけている指輪が外れ難くて苦笑した。

この指輪は、祖母からもらったものである。

マリッジリングであるが、サイズが小さくなって

指に合わなくなったとの事で

もらったのであるが、

私の左手第二指にぴったりだった。

浮腫みがない時は、ゆるゆるになってしまうが・・・。

それ以来、この指輪は私のお守りとなっている。

多分、この指輪のサイズでも

体重の変化や浮腫みの状態を

確かめているような気がする。

体重を計測しなくなって、

数値に惑わされる事はなくなったけれど、

やはり何らかの形で

痩せている自分を確認しようとしてしまう。







何故、痩せていなければならないのか。

これには物凄く沢山の理由がある。

例えば、

「太った自分は、過去虐待を受けていた頃の

 自分を想い出すから。」

「痩せている方がお洒落に洋服を着こなせるから。」


などといった理由が挙げられる。

だが、これは飽く迄も

表面上のものである。

“固形物を食べる事は赦せない。”

“太ると感じる食べ物を1口でも食べたら

 吐かねばならない”


といった行動に対する理由に、

ぴたりと当てはまる答えを

見つけ出せないでいる。

お腹が空いても、何か食べたくても、

何を食べたらいいのか分からない。

精神的に波が激しい時は、

飲み物だけで済ませる事が出来ず、

具が殆ど無いお味噌汁でさえ

過食と嘔吐の切っ掛けとなる。

過食して嘔吐すること。

私は、この行為によって

精神の安定を図っている事は否めない。

全ての行為が終わった後は

脱力感で一杯になり、何もする気になれない。

何も考えられなくなる。

“何も考えられない状態”

を求めているのかも知れない。

そして、1度過食と嘔吐をしたら、

当分、食べ物を見るのも厭になる。

食べ物の事が頭から離れている。

激しく食べ物を欲する自分と

物凄い勢いで食べ物を拒絶する自分が

私を両極端に引き裂いている感じを覚える。


摂食障害については、

治療法も定まっていなくて、

症状も人それぞれである。

だから、自分の治療法は

信頼の置ける専門家と、自分とで

編み出さねばならないのであろう。

1人で考えているだけではキリが無く、

自分の殻に閉じ篭ってしまったら

こころの成長が止まり

精神も太らなくなる。

加減が、本当に難しい。







時々、自分を滅茶苦茶に壊したい

衝動に駆られる。

それは、こころが荒れている時である。

落ち着いている時には、

そんな事考えもしない。

剃刀で皮膚を切り刻みたくなったり、

アイスピックで腕を何度も刺したり

したくなるのである。

己へ対する苛立ち

そういった考えへ導いているのであろうと

想っている。

偶に、他人に対して苛立ちを覚える事は

無きにしも非ずであるが、

それは直ぐ消えていく。

その他人と私は全く関係ないからである。

だが、私は死ぬまで私と一緒である。

赦せない自分に対して

制裁を下さないではいられない

自分が、こころの何処かにいる。

でも、自傷したら

母が、凄く凄く哀しむ。

こころを痛め、苦しませてしまう。

だから、必死で自制する。

暴れ回るこころを落ち着かせるのには

今の私にとって、

お薬と主治医との話し合い、

そして母との他愛ない会話である。

だからそれらを大切にしたいものである。







独りじゃない家に居ると、

雨音や道路の水溜りを

車が跳ね上げて走り去る音さえ

柔らかく聞こえるので不思議である。

それらは、落ち着きをもたらす。

だが、忽ち独りである事を感じると、

雨音は予期不安を呼び覚まし、

車が走り去る速さに恐怖を感じる。

余りにも極端な自分に自嘲する。

独りでいると、寒い。

2人だと、温かい。

だが、この

“2人の温かさ”

を知った為に、余計

独りという事が際立って

哀しく、寂しく、虚しく、心細いものとなった。

もう少し、孤独を楽しめるようになれたら

少しは過ごし易いかも知れない。







大親友はとても離れた場所に住んでいて、

大学卒業後の帰郷前日、一緒にお酒を

飲んだ時以来会っていない。

メールのやり取りだったり、

偶に電話を掛けてきてくれたりする。

私は、それが本当に嬉しい。

彼女の住んでいる県から私が住んでいる

県まで飛行機の直通便が出来たけれど、

やはり航空費は高いので

中々私が行く事も、彼女が来る事も

難しい状態である。

またいつか、大学生の頃のように

何もかも厭な事は一旦忘れて

大いにお酒を飲みたいものである。

摂食障害は、いつ治るかなんて分からない。

主治医は、努力して治るものではないとも

仰っている。人それぞれであろうとは想うが。

“こころの成長”が伴ってこそ、

病気は治っていくのだという意見には

私も賛成している。

成長もしていないのに、症状が消えただけで

治ったとは言えないと想う。

そして、病気だった自分を否定する事は、

今、その病気に苦しんでいる何百万人という

人たちを否定する事なので、

私は言葉に気をつけたいと想う。

時々、摂食障害である自分を

憎んだり、卑下したりする事もあるが、

それは同時に数え切れないほどの

摂食障害を罹患している方たちを

卑下している事にも繋がるのである。

でだが、自分は自分という気持ちが抜けない。

「私なんか・・・私なんて・・・」

という思いで一杯になることも否めない。

取り敢えず、明日は電話診察の日なので、

緊張はしているが

勇気を持って電話を掛けられたらと考える。





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Last updated  2007.11.05 22:00:28
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