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凍えたココロ

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2007.11.12
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カテゴリ:平穏
ぽつりぽつりと

雨が降る。

1粒1粒が冷たくて

私は思わず空を見上げる。

夜明け前の、

雨雲で覆われた暗い空を。

顔に冷たい雨が落ち、

やがて頬を伝う。

私は吸い込まれそうなほど

暗い空をじっと見詰めていた。

自然は偉大である。それに比べれば

私の悩みなんてちっぽけで、

そこら辺に沢山転がっている

小石よりも小さいものである。

しかし石ころにだって

存在価値があるように

私の悩みや苦しみにもまた

何らかの意味があるのだろう。







数日振りに、

朝、眠剤を服用した後

過食と嘔吐をしなかった。


勿論、「食べたい・・・。」という

気持ちが無い訳ではなかった。

だから苛々したし、

食べ物が気になって仕方なかった。

でも私は、過食にならないよう

強いお薬を服用した。

普段はベゲタミンB2錠のところを

ベゲタミンA1錠、ベゲタミンB1錠

としてみた。

すると、想ったより早く

意識がフワフワとし始めて

幾ら食べたいと想っても

それを行動に移すのが

面倒臭いと感じていた。

勝手に処方を変えるのは良くない。

けれどもそうしないと、

私はまた朦朧としながら

過食と嘔吐をしていたであろう。

結局、9時過ぎから18時まで

断眠も無く、ぐっすり眠っていた。







朝、無理矢理食べなった事で

幾分こころが落ち着いていた。

眠気はまだまだ残っていたけれど、

シャワーを浴びたり

スーパーへ行く支度をしたりしていると

少しずつ意識がはっきりしてきた。

でも、ちょっと切ない知らせがあった。







お昼、母が仕事で利用者さんの

買い物をする為、母の愛車で出掛けた。

その際、バックで車を出すのであるが、

人が居ることや走ってくる車に

気を取られ、

死角に入っていたコンクリートの

壁のようなものに

左側テールライトの下辺りを

ぶつけてしまったのである。

へこんではいなかったけれど、

擦り傷のような痕が残っていた。

母は、休み前の一番きつい

月曜日であり、しんどかったようで

かなりショックを受けていた。

でも、人身事故や

車と車の事故でなくて本当に

良かったと想っている。

コンクリートの方が強かったので

それには傷跡は無く、

母の愛車だけが傷付いてしまった。

私がカラーを選んだセ○ボちゃん。

少し、痛々しい。







母は意気消沈していた。

だから、今日私は落ち込むような

“眠剤を服用してからの過食と嘔吐”

が無くて、本当に良かった。

こころに幾許かの余裕が残っていたので

ゆったりした気持ちで母と

接する事が出来た。







火曜日はプラスチックごみの日である。

可燃ごみと違い、プラスチックごみや

ビン・缶類のごみ等は

近所の公民館まで

持っていかねばならない。

徒歩で約5分くらいである。

先週も母は物凄く疲れていたので

出せず、2週間分溜まっていた。

いつもなら車に乗せ

1回で持っていける量であるが、

今回は無理そうだった。

だから私は、徒歩でいくつか

公民館まで持って行く事にした。

初冬のように寒い夜だったけれど、

ブラッディメアリーを飲んだ後だったので

気が大きくなっていて

少し身体もぽかぽかしていた。

歩いている内にもっと温かくなった。

可燃ごみなどと違い、軽いので

楽だったから、2往復した。

帰った所で全てのごみを家の中から

出し終えた母が居たので声をかけると、

歩いて持っていくとの事だった。

だから私は、3つの内1つを持って

公民館まで一緒に歩く事にした。

並んで夜道を歩くのも

また一興である。

寒い夜だけど、胸の中は温かかった。

他愛ない話に花を咲かせ、

車の事で落ち込んでいたり、

お仕事の事を話したりして

家で2人居る時とは違う雰囲気を感じた。

何だか、嬉しかった。








何故、眠剤を服用した後でも

過食と嘔吐をしたくなるのか。


多分、抗不安薬の効果によって

“抑制”が取れてしまうからかも知れない。

私にとって、抗不安薬は

“寝付きを良くする効果”

を狙って服用している。

だが、最近それよりも

抑制が取れるという効き目が強くなり

裏目に出て、無理矢理過食

走っていた。

これは虚しく、哀しく、辛く、苦しい。

完璧に嘔吐しなければと想っても

身体が想うように動かない。

だから、少しずつ太っていくのではないかという

“恐怖”までもが頭の中を

占めていた。



「太るくらいなら死んだ方がマシだ。」



といった、物凄く歪んだ

考えがあることも否めない。

それほど、何故か

太る事に対して恐怖を感じている。

そうであれば、

「何も食べなければいいのに。」

といつも想うけれど、

私にとって過食と嘔吐

無力感から逃れる為に

必要な行為なのである。

足掻き、もがく。自分を傷つけても

死なない為に、そうするしか

今は他に手段を見つけられない。

だから、いつかはこの無力感から

脱出する方法を

過食と嘔吐自傷OD以外で

見つける事が目標である。

それまで、沢山の試行錯誤が

あると想うが、

そういったプロセスを経て

病気は治っていくのであろうと考えている。







夜までずっと眠っていた為、

胃が空っぽになっていた。

だから、当然胃痛が襲ってきた。

眠りについてから何も口にしていない。

今までは、強いお薬を服用していても

断眠する度に一服しながら

ホットミルクティーを飲んでいたので

胃が空っぽである事はなかったので

久し振りに刺すような痛みを感じて

吃驚してしまった。

急いでミルクティーを飲んだ後、

胃薬を服用したら、何とか治まった。

スーパーでは買い物の途中、

自販機のコーナーで

ホットココアを購入し、

母とシェアして飲み、温まった。

柔らかな甘さが、こころと身体に

沁み、脳に栄養がいくのを感じた。

糖分を殆ど摂取していなかったので

低血糖を起こす寸前だったのである。

火曜日は母がお休みの日であるが、

少し体調を崩しているのに

インフルエンザの予防接種を受けに

行かねばならないらしい。

今年の冬は去年より寒いというし、

北海道ではもう風邪やインフルエンザにより

学年閉鎖、学級閉鎖に陥っていると

ニュースで観た。

私は外出時、マスクを必ず着用して

帰宅したら丁寧に手洗い嗽を

徹底するしか術はないから

気をつけたいものである。







夜中から朝方にかけて余り眠れなくなった。

30分ほどで目が覚めるので、

読書をして時間を潰している。

そして録り貯めている映画やバラエティ番組を観る。

今朝は、『おしゃれイズム』と

『ガキのつかい』を観終えた後、

『トリック』を少しだけ観た。

今日は『ガリレオ』を録画したので

明日の朝観るのが楽しみである。

先週の放送分を観た際、面白いと感じたので

楽しみになってきた。

原作本を読むのもまた、楽しみである。

母にとって愛車を傷つけてしまった

ショックは未だ続いているけれど、

今夜はゆっくり眠って欲しいと願う。

母は本来凄く運転が上手なので

このような小さなミスは珍しいのである。

それだけ疲れていたという事である。

私の具合の悪さもまた、

母に負担をかけていたのであろう。

明日は母に私のお薬を取りに行ってもらう

ついでに、先生にお手紙をしたためたいと想う。

今回、今までの苦しみが嘘のように

過食と嘔吐をしないで眠れた処方に

出来れば変更して頂くつもりでいる。

自然に起こってくる何かに抗うからきっと、

病症が酷く出てしまうのであろう。

時には流される事も大切である。

それを胸に刻み過ごしたい。





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Last updated  2007.11.12 22:12:35
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