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凍えたココロ

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2007.11.21
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カテゴリ:想い
眠りから醒めた時、

自分は一体

何月何日何曜日の

何時に存在しているのか

分からなくなる事がある。

外は真っ暗なので

頭が混乱するのであろう。

眠っている間は、まるで

この世に存在していないかのように

感じてしまう。







この世に存在しないなんて

そんな訳はないけれど、

私がいつも使用している

【眠りの世界】

という場所へ自分は

行ってしまっていると考える。

眠っていて、この世での意識が

途絶えている間、

私は夢を見ている。

眠りの世界の、夢の中で

生きているのかも知れないという

思いに耽る。

だから、目覚めた時

一瞬まるで

前後不覚であるかのように

なっているのであろう。







2日続けて眠剤を服用した後の

過食と嘔吐が無かった事。

これはとても嬉しかった。

勿論、悪魔と天使は囁き続けた。

悪魔はずっと、

「まだ眠くないんだから大丈夫だ。食べろ。

 食べてしまえ。甘いものが食べたいんだろう?」


と誘ってくるのであるが、

天使は

「もうお薬を飲んだんだから、先生の言う通り

 大人しく眠った方が良いよ。

 折角飲んだお薬も吐いてしまうと

 精神的に不安定になるし

 食べている途中でまた倒れたら大変!」


と心配しているのである。

天使も悪魔も勿論私の意識であるが、

その両極端な思考に

引き裂かれそうなこころは

煩悶とする。

時間が経てば眠気が強くなり、

動く事が億劫になる。

天使の言葉が正しいと想える。

しかし、こうも悪魔が誘い続けるのは、

やはり無力感に飲み込まれそうで

苦しいからであろう。







ぐっすりと眠り、起きたら先ず

ホットミルクティーを作る。

そしてゆったり一服する。

何にも考えず、ゆっくりと。

この時間が一番好きかも知れない。

たった10分足らずだが、

ぼんやりしていると、何だか

こころも穏やかになる。

昨日よりも寒かったので、

またお蒲団に潜り込んだ。

目蓋を閉じて、夕方のニュースを

聞き流していた。

穏やかな気持ちでいられたのは、

睡眠をたっぷりとれた事や

過食と嘔吐の回数がその分

減った事に起因するのであろう。

起床したのは17時過ぎだったので、

もう過食をしている時間は無い。

だから諦められる・・・というよりも

「過食しないで済む。」

という安堵の念が大きかった。

目蓋を閉じて、ぬくぬくのお蒲団の中、

目覚ましのアラームが鳴るまで

うとうとしていた。







時系列は前後してしまうが、

朝方は4時過ぎに目覚めた。

早く起き過ぎて、時間を持て余すと

過食と嘔吐に走るので、

私は『犯人に告ぐ・上』の続きを読み

ゆっくりと温かいお味噌汁を飲んだ。

身体が温まった所で、

自室に移動して映画を観ようと想った。

しかし、寛クンの結婚会見が

余りにも幸せそうだったので、

何故か『トリック2』を観る気になれず、

また読書を始めた。

夏に読み始めて挫折していた、

筒井康隆の『大いなる助走』を

手に取った。







筒井康隆の作品は、

1度読み始めると止まらなくなる。

『パプリカ』も好きだけれど、

七瀬シリーズも好きである。

精神系やSF系を

気付けば私は好んで読んでいる。

特に、大学時代は

星新一のショートショートを

全部集める勢いで読んでいた。







キリのよい所でやめようと

想っても、文章に惹かれて

筒井ワールドから抜け出せなかった。

結局、3時間半ほど

黙々と読んでいた。

作家によって、さくさく読み進んで

それくらいの時間で1冊読み終えられる

作品もあるけれど、

筒井康隆の作品は、分からない言葉が

出てきたら、全て辞書を引いて調べて

いた為か、中々進まなかった。

でも、私は辞書を引くのが好きなので

それもまた醍醐味だと感じていた。







辞書を引く事。

小学生の頃、初めて国語辞典を

買い与えられた感動を

今でも忘れられない。

意味の分からない言葉が出る度に、

すぐ私はその国語辞典を引いた。

小学校を卒業する頃には

ぼろぼろになってしまった。

新しい言葉を覚えたり、

意味を知っていた言葉でも、

他にも様々な意味があることを知ったりと

それはとても楽しいと想える作業だった。

高校生になったら、

強制的に国語辞典や漢和辞典を

購入させられた。

でも、それもまた嬉しかった。

国語辞典の中には、

例文が面白いものがあると

大学生の時に知った。

確か、人文学科心理系の講義を

聴講していた時に紹介された。

その講師は、講義の度に

面白い例文を紹介してくれて

教室中が笑い声でさざめいた。

日本語の面白さは、小学生の頃から

感じていて

だからなのか、国語の成績だけは

落ちた事が無かった。

今はもう、大学を卒業して

勉強する機会が減ったので

自分の持つ日本語の語彙も

減少しつつある。

それは哀しい事なので、

純文学である本をもっと読んだり

高校生の問題集を解いたりして

勉強はしてみたいなと

少し考えている。

抑うつ状態が酷い時に

それは、難しい事であるが。







生きていると、必ず大きな壁が立ちはだかる

場面に遭遇する。


これは、避けられない事であろう。

また、病気を患っていると障害も多い。

前へ進もうとしても、何度も躓き転ぶ。

しかし、この生き方を選んだのは

自分自身である。

必然的に選んだ道なのだと考える。


もっと、楽な道はあったと想う。

人生の岐路に立つ度、

私は困難な道を選んできた。

平坦で平凡で楽な道よりも、

石がゴロゴロと転がり

ぬかるんでいて歩き難い道を

私は選んだ。

高校生の時、それを感じた。

その頃、勉強に関してだけは

孤高の精神を持っていた。

進学クラスの殆どの人は

部活に入っていて、

その関係で県外の大学へ

推薦で進学した。

殆どがキリスト教関係の大学であった。

進学クラスは、3年生当時

女子が3人、男子が18人だった。

男の子は、勿論部活動を頑張っていた。

勉強は、そこそこという感じでやっていた。

でも私は母子家庭なので、

そこそこの成績で私立大学へ

確実に入学できるとしても

学費は払える状態では無かった。

県内の国立大学は1つしかなくて、

そこに自己推薦で進学するべく

必死で勉強するしか術はなかった。

国立大学なら、学費免除の制度があったからである。

勿論、入学してからも成績は良くなければ

ならないので、必死だった。

だから、そこそこという精神では

到底国立大学の合格ラインに入らないので

休み時間こそ、馬鹿な事を言って

友達と笑い合っていたけれど、

勉強だけは独りで一心不乱に

やっていた。少し、孤独感を覚えた。







母校であるその国立大学も、

家から通うには

自転車で40分かかった。

雨の日も台風の日も、真夏の日照りの中でも

私は自転車をこいでこいでこいで

休む事無く通った。

思い返すと、もっと楽な道はあっただろう。

でも、私は後悔していない。

たとえその所為で病気が悪化してしまった

という事実がここにあっても、

私はその時、精一杯の力をもって

躓いたり転んだり倒れたりしながら

進んできた。これもまた、勉強である。


今は、突っ走ってきた今までの疲れが

一気に溢れているのであろう。

バイオリズムが変動していくように、

良い時もあれば、悪い時もある。

それらを受け容れつつ

【病を生きる】

という事に付いて考えねばならない。







ここ2~3日、スーパーから買い物を終えて

帰ってくると酷く胃が痛むようになった。

行く前に必ず胃薬を服用しているのに、

帰宅してからもまた胃薬が必要である。

その後、もずく入りの

温かいお味噌汁を飲むと、漸く落ち着く。

きっと、寒さの所為もあるのかも知れない。

スーパー内は寒いので、知らぬ内に

姿勢が悪くなっているのであろう。

余りの寒さに、母と共に買い物途中で

一緒にホットココア或いはホットカフェオレを

飲むのが習慣となった。

そこで他愛ない話をするのもまた

楽しみである。

母はよく、夕飯について悩んでいる。

訪問介護のお仕事で、利用者さんの家々で

ご飯を作っていると、自分の家で

ご飯を作るのが億劫になるそうである。

また、母も一度美味しく想ってはまったら

それを食べ続ける習慣があり、

今はしらすに大根おろしを乗せ、

ポン酢で頂くというおつまみ系の

おかずを毎日食べている。

私も、しらすなら低カロリーだし

大根も身体に良いので

今日試してみようと想って

購入した。

きっと私もはまって毎日食べる事が

目に見えるようである。

ゆったりと、ゆっくりと。

今は焦る時期ではないと自分に強く言い聞かせて

病気を治す為に心身を癒したいものである。





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Last updated  2007.11.21 22:19:27
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