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凍えたココロ

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2007.11.22
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カテゴリ:想い
何となく、

コツが掴めてきた。

眠剤を服用した後、

素直に眠りにつくコツを。







毎朝、過食と嘔吐をした後、

ぐったりと疲れる。

「早く眠りたい。」

それだけを考える。

だから、色んな事が疎かになっていた。

きちんと歯磨きをしたり

食器を洗ったりはするけれど、

カリウム補給や蛋白質補給

糖分補給は、御座なりである事が多い。

血糖値も低下しているから

苛々して食べたい気持ちが

むくむくと膨れ上がる。

だから、眠剤を服用した後も

また食べ始めるという暴挙に

出てしまっていたのであろう。







眠剤を服用した後の

過食と嘔吐は辛い。

これは何度も経験して

身に沁みて分かっている。

朦朧としながらも食べ続ける事、

吐かねばならない事。

壁にがんがんぶつかって

青痣だらけになる事。

そしてお薬も吸収されない分、

1日落ち着いて過ごせなくなる。

「低血糖がいけないんだ。」

そう感じた私は、

眠る前に低カロリーのキャンディを

少しの間だけ口に含む事にした。

そうすると、少しずつ

過食の衝動は遠ざかり

やがて眠気が身体全体を覆って

動くのも億劫になる事を知った。

その作戦を続けてみたら、

今日もまた、過食も嘔吐も無く

ぐっすり夕方まで眠れたのである。







チョコレートには、

こころを穏やかにする作用がある。

それを耳に入れた私は、

ダースというチョコレート1粒を

半分に割って嘗めてみた。

それでも全部口の中で溶かすのは

怖かったので途中で出して

しまったが。

量は少なかったけれど効果覿面で、

苛々したり食べたいと想ったりしないで

漫画を読みながら眠りに吸い込まれた。

よく眠れると、心身の具合もまあまあ良い。







昨晩・・・日付が変わる直前位から、

ネットの環境がおかしくなった。

サイトを移動する度に

回線が切断されてしまうのである。

モデムの調子が悪いのかと考えたが、

プロバイダのHPで調べてみると、

様々なメンテナンスを

やっているようであった。

5分くらい繋がっていると想ったら、

数秒で切断される場合もある。

少しだけイラっとした。

今は昨日のようにぶつりぶつりと

切れてしまう事はないけれど、

こうして綴ったものが

消えてしまうのではないかと想うと

怖い。長文なので、

改めて綴り直す気は起こらないであろう。

メモ帳にコピー&ペーストしながら

やっていくしかない。







朝方は、1時間半ほど眠れた。

これは多分、

“しらすが食べられた事”

も関係しているような気がする。

何か身体に栄養分を

吸収させられたら、

身体もいつもの調子を取り戻す。

栄養失調の度合いが酷いと、

眠気すら起きない。

たっぷりの大根おろしに、

その半分くらいの量、

しらすの釜揚げを入れ、

ポン酢で頂く。

食べた瞬間、

「凄く美味しい!」

と感じた。

大根おろしの優しい辛味や

しらすの少し塩気のある

柔らかい食感が

久々に

「美味しいものを食べると笑顔になるんだ。」

という事を想い出させた。

母が毎日食べるほどはまっている

理由が分かった気がした。

因みに今日も食べるつもりである。

美味しいものを頂けた事も嬉しいが、

それを消化出来た事も、嬉しく想う。







5時頃起床して、まず

お味噌汁で身体を温める。

そして暫く読書をする。

水曜日は、『相棒』というドラマが

あったので、録画したものを

ゆっくりと観た。

水谷豊を見ていると、落ち着く。

大好きな俳優さんである。

というよりも、このドラマは

登場人物のキャラクター皆に

血が通っているので夢中になれる。

観ているのは水谷豊ではなく、

杉下右京であるし、

寺脇康文でなく、薫ちゃんである。

総じて、その俳優さんではなく、

“登場人物”として

観られるドラマは面白く、楽しめる。







これは、私の大好きな女優さんの

ドラマにも当てはまる。

『ナースのお仕事』というドラマで、

観月ありさは完璧に“朝倉いずみ”だった。

そして楽しめた。

それ以前のドラマ『じゃじゃ馬ならし』を

面白いと感じたのも、

“北原夏美”として観る事が出来たからであろう。

ただ残念なのは、

『ナースのお仕事』の放送によって

“朝倉いずみ=観月ありさ”

みたいなイメージが作り上げられてしまい、

その後に出演するドラマは

【ドジで失敗ばかり。でもめげずに明るくて優しい】

という役柄が多くなった。

こうなると、二番煎じのような

感じがして、

正直面白いと想えないドラマもあった。

そのドラマは、視聴率も良くなかった。







大好きな女優さんである、観月ありさ。

舞台に初挑戦して、それを観劇した時は、

本当に感動した。

舞台の上では観月ありさではなかった。

コメディの要素も含んでいたが、

唯のドタバタではなく

面白さやユーモアがあった。

そして、舞台に立っているのは“フミ”だった。

“フミ”が活き活きと話し、笑い、

泣いていた。

そこで、私はまた彼女に対する

考え方を改めた。

演じる役柄、与えられる役柄によって、

どうしても偏りは出てしまうが、

本当は底に秘めた力が

まだまだあると痛感したのである。

12月下旬には、初の時代劇ドラマである

『吉原炎上』を舞台にしたものが

放送される。これはかなり楽しみにしている。

1月からは、新しいドラマも始まる。

あらすじを読んだら、

今までとは少し違う役柄であった。

私が小学生の頃、一番辛い時期に

観月ありさという存在を知り、

どんどん惹かれていった。

そして生き甲斐にもなった。

きっと私は、何があっても

彼女のファンなのであろう。







閑話休題。

朝、読書をしていてふと考えた。

「私はどうして生きているんだろう。」と。

母から産まれたから、生きている。

それは当たり前である。

でもここまで生きてこられたのは、

自分1人の力では決してない。

なのに私は、病気の苦しみから

自らの命を擲とうとする。

存在意義が分からないからであろう。







私は、ちっぽけな人間である。

果てしない海に涙を落としたとしても

変化など無い。

しょっぱさが増すなんて事も無い。

大きな波にさらわれたら

私の命なんて一溜まりもない。

だけど私は、生きている。

病と共に、生きている。


苦しみに煩悶として

辛さに身体を小さくして

途方に暮れ涙を流しても、

生きている。

泣く声は、星空に吸い込まれる。

あの限りがない暗い空に

輝く星には、敵わない。

気付いた事がある。



「ただ生きていてくれるだけで良い。」



その言葉を、私は小さな子どもの頃から

欲していたのである。

私という存在を、私を

気に留めてほしいと望んでいた。

生きているという事を知っていてと

こころの中で叫び続けていた。

その声がやっと、母に届いた。

だから私は、病を患っていても

生きていく事が出来るのであろう。

また、生かされているのであろう。

感謝の気持ちで溢れている。







宇宙から見たら、私の存在は微小なものである。

そんな存在でも、大切にしてくれる人が

1人でも居る限り、私は生きていける。

つまり、母が居るから、生きていけるのであろう。

幼い頃は、怖いだけの存在だったと想っていたが、

よくよく想い出してみると、

哀しい時泣いていると、抱き締めてくれたり

優しく絵本を読み聞かせしてくれたりした。

その基礎があるから、私は母を愛している。

また、姪っ子を自分の子どものように

愛せる礎が築かれているのであろう。

今はまだ、異性を愛する余裕がなく、

恋だの何だのに興味は持てないが、

いつかは他人をも愛せるようになりたい。

その為には先ず、自分を愛せないようでは

何も始まらない。

家族なら無条件に愛せる。

血の繋がりがそうさせるのであろうか。

自分の事が愛せない。寧ろ大嫌いである。

少しずつ、考え方を改めたい。





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Last updated  2007.11.22 22:01:05
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