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2007.11.28
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カテゴリ:抑うつ感

どん底を、彷徨っている。

抗えない抑うつ感は

時間を経る毎に

重苦しくなっていく。

只管、耐えるしかない。

堕ちる所まで堕ちたなら、

後は這い上がるだけなのだから。







眼が濁ってしまったかのように

虚ろな視線でいた。

何か重たいものを

背負ってしまったかのように

背筋を伸ばす事すら億劫だった。

抑うつ感が酷い原因が何となく

分かってきた。

浮腫みやすい時期である事を気にして

お薬の量を少し減らして

服用していたからであろう。


そんな事をしたら、うつ状態は

加速していくのは分かっている筈なのに、

判断力が鈍っていた。

自ら暗い方向へと

進んでいっているような気もする。







胸の中もざわついていて、

食べずにはいられない時間があった。

普段なら眠っている時間を、

過食と嘔吐で潰した。

そうすると余計に

こころは暗闇に侵されていった。

食べている間は、何も考えていないので

ただ、時間が過ぎていくという感じであるが、

全てが終わった後の空虚感や

自己嫌悪は容赦なく襲ってくる。

自業自得なので甘受するが、

PMSの時期にこうなると

希死念慮が湧き出てくる。

でも、考えるだけで

私は実行に移さない。

何が何でも生きねばならないからである。







【生と死】については、生きていく上で

途轍もなく大きな問題である。


小学生の頃から“死”について

考えていた。

生まれてきた限りは、

決して逃れられないのが、死。

人は、いつか死ぬ。

大人になるにつれて

私はそれを皮肉な気持ちで

わざと曲解して

「人はいつか死ぬのだったら、

 自分で死期を決めても良いだろう。」


と傲慢に考えるようになった。

思い上がりにも程があると

つくづく感じる。

私を守ってくれている

家族の事を全く考えていないし

裏切っている事になるのであるから。

だが、一度抑うつ感に苛まれると、

逃げ道として、考えてしまうのである・・・死を。

日毎に重くなるPMSの精神的症状。

言葉を発したり、動いたりする事さえ

億劫で苦しいが、

笑っていないと母の機嫌が悪くなる。

無理してテンションを上げて、

その後またズドンと堕ちるといった

繰り返しが一定期間、続く。

しかし今日は、停滞した

空気に新しい風が吹き込んだ。

弟が、遊びに来たのである。







最初の内は、また母に

お金の無心をしにきたのかと

落ち込んだけれど、

そうではなかった。

新しいアルバイトの面接を

受けたけれど落ちてしまった

という話をしにきたようであった。

最初は、外で母と弟が、

私は部屋の中からサッシを開けて

話をしていたが、

寒いということで場所をキッチンに移した。

久々に3人で色んな話をした。

弟がバイトの面接に落ちた原因は、

彼の態度にあったのは明々白々であった。

ちょっと、社会や大人をなめている

部分が否めなかった。

それは母が懇々と諭していた。

世間話をしていると、

時間の経過が早かった。

弟も、母の事が好きなのであろう。

煙草を吸ったりお茶を飲んだり

お煎餅を食べたりしながら

話に花を咲かせていた。

私は、ブラッディメアリーを

飲みながら、そこに参加した。

スーパーから帰ったときは

抑うつ感も酷くなっていて

頭の中も混沌としていたが、

弟は根が明るいので

おしゃべりをしていると、

自然に笑みが零れた。

家族と他愛ないおしゃべりをする時間は

何気ないもののようで、

尊い何かがある感じがした。


実際に今、どん底から這い上がりつつある。

家族だから、忌憚無く話せる事もある。

そういった事が、凍え固まりそうなこころを

溶かしていってくれたのであろう。







朝方、眠るチャンスを逃した私は

黙々と本を読んでいた。

『犯人に告ぐ・下』を読み終わってしまった。

もう少し時間を掛けて

楽しもうと想っていたのであるが、

終盤に差し掛かると

読み止める事は出来なかった。

ラストは涙が溢れて止まらなかった。

こころが乱れていたけれど

この著者の作品の力に

いつしか惹きこまれていた。

そして感動した。

映画はまだ観た事はないが、

いつかDVD化されたら

観てみたいと想った。

感嘆の溜め息が出るほど、

読み応えがあり、すっきりする

エンディングで

達成感と満足感が胸に溢れた。

家にある本を、全て読んでしまったので、

今日当たり本当は、本屋に行かねば

ならなかったのであるが、

その気力は全くなかった。

文庫本で、良い新作があるかも知れないので

出来れば近い内に、本屋へ行きたいものである。







雫井脩介が著作の本といえば、

以前話題になった

『クローズド・ノート』がある。

でも、この作品は映画の方を

先に知って、著者が彼である事を

後に知った。

多分、読めないと想う。

もしも違う女優さんが主役だったら

購入して味わうように読んだだろう。

だが、ストーリーに入り込もうとしても、

あの舞台挨拶に立った女優さんの表情が

頭にこびりついていて離れない。

だから多分、こころの底から

楽しむ事は難しいであろう。

非常に残念だと想っている。







夜中、中々眠れないのは、

やはりPMSの影響もあるのだろう。

こころの中がざわざわしたり、

苛々したりして落ち着かない。

だが、読書をしていれば

時間は潰せるし、食べなくて済む。

一番お気に入りの本を

もう一度読み直すという手段もある。

本棚を探ってみようと想っている。







朝方、私はどうしようもなく

沈んでいた。

ヒステリックになったり

そうかと想えば寡黙になったり

感情が上下に揺さぶられて

こころが裂けてしまいそうだった。

そんな私に母が気付いた。

うずくまっている私を、

母は後ろから抱き締めてくれた。

温かかった。母の鼓動が聞こえて

安心していくのを感じた。

母の存在の大きさ、偉大さが胸に沁みた。

そして私の荒んだこころも、

少しずつ鎮まっていって

本を読めるまで回復したのである。

早い時間に起こしてしまった事を

反省し、謝った。

「気にせんでええんよ。」

と微笑みながら返事をくれた。

眠剤を服用した後は、

全く食べたいという気持ちにもならず、

すうっと眠りに吸い込まれていった。

母の存在が、本当にありがたい。







母と弟との話の中で、

妹の話題になった。

車の免許を取ったので練習がてら

彼氏のクラシックカーを

運転しているという。

しかし、クラシックカーはとても目立ち、

大きい為、警察にも目を付けられやすいからか、

ほんの些細な整備不良で1点、

姪っ子が助手席でおもちゃを落とした時

シートベルトを外してそれを拾った際に

“シートベルト不着用”として1点

減点されてしまっている。

初心者なので、3点しか持ち点がないから

もう、危ない。

2度ほど、妹の彼氏の車に

家族で乗った事があるけれど、

クラシックカーでも内装に凝っていて

中々お洒落な感じで格好良い。

それを妹が乗っているのもまた格好良い。

私もいつか、免許を取りたいと考えた。

それよりも、目前にある問題を

1つ1つ考えてこなしていく事が

最優先であるが・・・。

1つ1つが大き過ぎるのでそれをまた

分割して解決するしかない。

この濁った眼も、いつか澄む事を信じて

落ち着いて過ごせるよう

努力を続けたいものである。





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Last updated  2007.11.28 22:23:18
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