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凍えたココロ

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2007.12.04
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皆様からの温かいコメントやメッセージのお言葉によって

いっそう勇気が湧きました。様々な有り難いアドバイスを活かして

私は、堂々と生きていきます。こころから、感謝致します。

本当にありがとうございました。


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12月に入り

どんどん寒さが増している。

お蒲団が冷たいので、

ドライヤーで温めるという

その場凌ぎで過ごしている。

でも案外、温まるものである。

夜中から朝方にかけて

1時間ほど眠ったあと、

自室に入り読書を始めた。







しかし、頭の隅の方で

フリーメールに届いた

出会い系サイトからのメールが

気になっていた。

私のHNも出ていた事から、

私のメルアドとHNを知っている

誰かが、悪意を持って登録したのであろう。

放って置いても良いと想ったが、

エスカレートするのは面倒臭いので

警察に提示する必要な内容を

プリントアウトしておいた。

そして朝から警告文を綴った。

私は、一度も出会い系サイトに

アクセスした事がないので

後ろめたい事など全くない。

警察が、プロバイダを調べたり

そのサイトを調べたりしたら

自ずと何処の誰が

そういった悪質な悪戯をしたのか

判明するであろう。

これ以上、何かあったら

行政の手に委ねるつもりである。







その後、私は

月曜日に録画しておいた

『ガリレオ』を観た。

極めて論理的に物事を捉える

天才肌のガリレオ先生は

尊敬に値する。

そして福山雅治さんと誕生日が

一緒なのと

顔と手のほくろの位置が似ているので

嫌いではない・・・というより

彼が好きである。

ストーリーの展開も

スピーディーで

飽きる事がないから、

次回も楽しみだと想える。

朝はそのように過ごし、

いつもの通り過食と嘔吐を終えたら

すんなり眠った。







夕方からは、主治医との

電話診察受診がある。

素早くシャワーを浴びたら

どうやら湯冷めしてしまったみたいで

夜になってくしゃみとはなみずが

止まらなくなった。

未だ鼻がむずむずして気持ち悪い。

それはさて置き、受診している時

過去の事が甦った。

私のこころが酷く荒んでいた頃の事である。

その頃、私はあらゆる意味で

境目にいた。

生と死の境目。

バイポーラによる

躁とうつの境目など、

思い当たる事が多い。

現に生と死の境目にいた私は、

1日に7~8回過食と嘔吐を繰り返し

その合間にリストカットをして

少しだけ眠り

大学へ行って勉強をしたり

卒業後は働いたりしていた。

家庭環境も余り良いものではなく、

母との間に今では考えられないほどの

距離があった。

泣き叫んでも、その声は

きっと届かなかったであろう。

生きているのか、死んでいるのかも分からない。

境目にいるから、少し背中を押されたら

簡単に死のテリトリーに入っただろう。

実際、死ぬつもりは無くて

家に帰ったらすぐ眠りに就けるように

病院で診察を受ける前

お薬を4日分+α服用したら

生死の世界を彷徨った。

どうしてその行為に走ったかというと、

病院の診察の前に

大学の保健管理センターで

母を交えたカウンセリングがあったからである。

そしてそれが、失敗に終わったという

理由が大きい。

家に帰ったら何を言われるか分からず

恐怖が先立ちパニック状態でもあった。

そして私は、お薬を服用した。







あの頃の家庭環境では、

家族全員に余裕がなかった。

それぞれ、自分の事で精一杯だったと想う。

母は、ヘルパーのお仕事を

始めたばかりで必死だったし、

妹は子育てで疲弊していた。

その中でストレス発散だと言い

乳飲み子を置いて夜中

友達と街へ繰り出したり

友達を家に呼んでお酒を飲むというのが

毎日の事であった。

私は居場所がなくて

只管食べて本当の気持ちを誤魔化し、

訳の分からない想いと共に嘔吐した。

消化しきれない想いは、

リストカットで痛みや血が流れるのを

感じたり見たりして

辛うじて生きている事を確認した。

傷口は勿論、ちょっと消毒液を

かけただけで放置していた。

だから、今でも手首の皮膚が

醜いのであろう。







そこで、主治医は

「どんな病気の症状も丁寧に対処する事が

 大切なんだよ。リストカットの傷も

 大袈裟な程、手厚く処置をする。

 摂食障害の症状である過食嘔吐も同じで、

 どうせ吐くんだからと適当なものを

 食べるんじゃなくて

 一度お腹に収めるんだから、

 丁寧に美味しいものを食べて、丁寧に吐くという事が

 大切なんじゃないかな。丁寧に吐くって

 どういう事かちょっと難しいけれど。」


と仰った。

つまり、病気の症状に対しても

【いたわる気持ち】

が大切なのであろう。

だから、病気が起こしている症状は

雑に扱ってはならない。







例えば身体の不調を訴えても

血液検査で異常がなかったら、

医者は適当にあしらう傾向にある。

血液検査の数値に重きを置いている。

身体の不調、症状が雑に扱われている事の

極にあるのは【摂食障害】であろう。

これは、病気だと見做さない人すらいる。

そして、症状が雑に適当に扱われる。

症状があるところに、接点がある。

家族や大切な人と、自分を結ぶ接点が。

だから、どんな症状も丁寧に扱う事が

とても大切なのである。


主治医のアドバイスは、

「過食嘔吐になるといっても、一度は

 お腹の中に収まるんだから、

 費用を考えて、何品かは美味しいものを

 美味しく頂くようにしてはどうかな。

 食べる事に対する、健全な有り様。

 美味しいものを美味しく頂ける事は

 素晴らしい事なんだよ。

 吐くからといってその行為を雑にする事は、

 顔なしを雑に扱っている事に繋がり、

 それは哀しい事。虚しい事。

 だから、症状に対して雑になるのはやめよう。」


というものであった。

私はこの言葉を少しずつ、こころの中で

こなしている最中である。

やはり、私は吐くのであれば

消費期限が過ぎたものや

総菜屋さんで半額となり

油が酸化してしまった

美味しくない揚げ物で充分だと

想ってしまうきらいがある。

だが、私は最近

母が作ってくれる鍋物系の

温かいスープであれば

過食や嘔吐の事を考えず

「美味しいなあ」

と想いながら頂けるようになった。

お野菜なら、1口2口くらいなら

よくよく噛めば食べる事もできる。

消化も許せる。

自分のペースで、少しずつ

そういった食べ物を増やせればと

想っている。







自分のペースで生きる事。

自分のスタンスを感じる事。

信念は貫き大切にして、でも

間違っている事は素直に認め、謝る事。

こういった単純な事を大事にしたい。

フレキシブルなこころ。

臨機応変に対応できる精神。

これにはまだまだ手が届きそうにもないが、

私の目標でもある。

摂食障害は、病気であり

人それぞれのプロセスを辿って

やがて治っていくものである。

私は今、プロセスの最中にあり、

こころが上下左右に揺れながらも

そのしんどさ、苦しさを無視する事無く

抑うつ感さえも受け容れるつもりである。

【こころをネグレクトしない事】

こそが、病を治す第一歩なのかも知れない。

自分で自分のこころをネグレクトしてしまったら

どうする事も出来なくなるであろう。

明日もいつも通り、予定はないので

落ち着いてゆっくり眠り、過ごそう。





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Last updated  2007.12.04 22:17:21
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