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凍えたココロ

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2007.12.27
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カテゴリ:想い

落ち込んでいると、

自然に視線は下向きになり

姿勢も悪く俯きがちになる。

だから、月を見上げたのは

本当に久し振りだった。







早朝だったけれど、まだ日が昇る数時間前。

星が無数にちりばめられた空。

月は輪郭が滲んでいて

虹色を放っていた。

だからだろう。月明かりはやわらかく

優しかった。

冷たい冬の空気を感じながら

しばらく私は深呼吸して佇んだ。







こころが落ち着いていると、

病気の症状も酷くはない。


症状がゼロになるという事はないけれど、

滅茶苦茶に表れたり、

自分を傷つけたりするほど

エスカレートしないで済む。

段々、普段通りの自分に戻ってきている

感覚が、ある。

特に、よく眠れているのが嬉しい。

いつもなら、目覚ましのアラームが鳴る前に

何度か断眠していて、少し苛立ちを覚えるが

今日はアラームの音楽が鳴り続けていても

中々起き上がれなかった。

特にお薬は増やしていないし、

寧ろ普段より少なかったくらいである。

アラームの音楽は、安室奈美恵ちゃんの

『FUNKY TOWN』であるが、

寝惚けていたので、

「どうして安室ちゃんの音楽が聞こえるんだろう。」

と不思議に想っていた。

「ああ、起きる時間なんだ。」

と漸く気付き、アラームを止めてもまだ、

ぼんやりしていた。

冬の朝陽が差し込む中、眠り

目覚めたら真っ暗なので

多分、脳が混乱していたのであろう。







最近、スーパーへ行くと息苦しくなる。

人が多いという事や、自分が買うものを

考えると虚しさを覚える事が

影響しているのかも知れない。

勿論、中には栄養摂取の為

きちんと身体の消化させるものを購入する。

けれども購入するものの大半は、

過食と嘔吐のためのものである。

お総菜屋で購入するものは

全て半額シールが貼ってあるもので、

売れ残ったら廃棄処分されるものだが、

たとえ半額でも高いと感じる。

だが、自炊する気力はもうない。

此処の所、食べるのが厭で、

発泡酒を飲み続け、過食の時間を

先延ばしにしている。

過食しなければならないという

【強迫観念】

もう苦しい事はしたくないという

【拒絶する気持ち】

それらがこころを引き裂こうとしている。


結局、発泡酒ばかり飲んでいると

口寂しくなってきて何か口にしてしまい、

それが過食の切っ掛けとなる。

そして延々と食べ続け、嘔吐に至る。

それが私の病気である。

受け容れねばならない部分である。


やがて、そういった病気の症状で

こころの穴を埋めるのではなく、

無力感から脱け出すのではなく、

別の健康的な方法が見つかるまでは。







あと3日で今年が終わると想うと、不思議な感覚がある。

私としては、単に“日付・・・月が変わるだけ”

という感じも否めないけれど、

世の中はTV番組も含めて

全て【お正月ムード】へと

移り変わってきている。

だからなのか、焦りを感じる。

今年中にヘアカラーをして

前髪を切るつもりだったけれど、

そんな気力は出てこない。

祖母、母と共に

祖母の家で餅つきをしてお餅を

丸めるという作業で精一杯だと想う。

でも、年末に祖父母に会えるのは嬉しい。

そして元日にも、祖父母の家へ行く。

今回は、妹が結婚するかも知れないので

妹の彼氏も、姪っ子も弟も伴って行く。

久し振りに、昼間からビールを飲む

という贅沢をしてみようと想う。

妹はお酒を飲まないと言うので、

免許は取得したばかりであるが

運転をしてくれる。

だから母も私も心置きなくお酒を

酌み交わせるのが嬉しい。

大晦日を迎える前までには、

ちょっと散らかってしまった自室を

簡単に片付ける気力が出てきた。







生身の人間が、完璧という事は有り得ない。

生きている以上、調子の悪い時もあれば

機嫌が悪い時もある。

その際、相手に対して穏やかに

対応できない事だってある。

私自身いつも余裕がない為に、

すぐに苛立ったりヒステリックになったりする。

なのに、母に対しては

「穏やかで、寛容でいて欲しい。」

と望むなんて、虫がいいにも程があると

つくづく感じた。

母だって、仕事が立て込むと余裕がなくなるし

疲れていると話をするのも疲れるであろう。

第三者がいれば直接的になるのを

避けられるので、母との関係も

険悪になるという事は無いかも知れない。

けれども、家には母と私しかいなくて、

私の調子が悪いだけでも、母もまた

機嫌を悪くしてしまう。

私にも悪い部分が大いにある。

調子が悪いと無口になったり、

話す際も単語をぽんぽんと放り出すように

投げ遣りになってしまっている。

それに対して、きっと母は腹立ちを覚えるのだろう。

実際、

「そういう話し方やめてくれる?

 ぽんぽん、ぞんざいな話し方聞いてると

 こっちも苛々してくるんよ。」


と言われた事もある。無意識の内に

やっていた事だったので、反省した。

人間は完璧ではない。

疲れていたら、投げ遣りになってしまうのは

否めないけれど、気を付けたい胸に刻んだ。


だから、そこで

【相手を思い遣る気持ち】

が大切になってくるのであろう。

こころに余裕やゆとりが

なくなる時もあるけれど、

そういう時こそ、深呼吸をして

今一度自分自身の状態を考え直す機会に

しなければならないのかも知れない。

生身の人間であり、神様ではないのだから、

出来る事は限られている。







神は“赦す”存在である。

人間ができるのは“手当て”である。


お腹が痛いときなど、

その箇所に温かい手を当ててもらうだけで

何だか少し、痛みが和らぐ気がする。

辛く哀しいとき、温かい手で

背中を撫でてもらえたら、

不思議とこころが落ち着いてくる。

人間も、凄いパワーがあるのだと考える。

人の感情に右往左往される事はあるけれど、

人によって救われる部分は本当に大きい。

だから感謝の気持ちは決して忘れたくない。







母が久し振りに、煮物を作ってくれた。

烏賊と大根の煮物である。

母が作る大根の煮物は私の大好物である。

砂糖を一切使わない、大根本来の甘味だけが

ほんのり感じられて、凄く美味しい。

これは、消化できるので少しだけ、

少しずつ、食べる。

1口、50回くらい噛んで食べる。

烏賊はどんなに噛んでも固形物という

固定観念が取れないので食べられないが、

大根にその味が染みていて本当に美味である。

そして煮物は身体が温まって美味しい。

今日はとても幸せを感じた。

早朝、やわらかい月明かりを感じた事、

ぐっすりと眠れた事。

そして大好物の大根の煮物を

母が作ってくれた事。

嬉しい事が重なったのもまた、

タイミングの神様のお陰であろう。

でも、調子に乗らないようにしたい。

明日が今年最後の電話診察となり、

今回を逃すと3回分、

診察を受けられないので

自己管理に気を付けたい。

今夜、ブラッディメアリーを作る際、

氷をアイスピックで砕いていたら

何度も誤って掌や指を突いてしまった。

血は止まったけれど、ちくちく痛む。

半ば、故意である部分があるのは否めない。

ネーミング通りこのカクテルを作る為に

血を流すのは仕方ないのかも知れないと

ほんの少し、想った。

でも沢山、クラッシュアイスにしたので

またゆっくりカクテルを味わって

こころを落ち着けて過ごしたい。





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Last updated  2007.12.27 23:08:17
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