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2008.02.09
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カテゴリ:抑うつ感

週末に降る雨を眺めていると、

否応にも

子どもの頃の想い出が甦る。

それは、鼻の奥がつんと痛むような

それでいて、セピア色のようにやわらかく

優しいものでもある。







小学生の頃。

雨の日の休日は、

その寂しげな雨音を飽きる事無く

聞いていた。

2階の、ベランダに通じる窓から、

建物によって小さく切り取られた四角い

グレーの空を、ぼんやりと眺めながら。

雨が降っているから、遊びに出る事は出来ない。

お友達は皆何をしているんだろうとか、

宿題はもうやってしまったけど

他の勉強をする気はないとか、

ドラえもんはまだ私を

迎えに来てくれないのかなとか。

想像を飛び越えて妄想に近い空想まで

頭の中に広がっていた。

それが、唯一ゆったり出来る時間だった。

怖い母は傍にいなくて、ひとりで、

雨音や雨粒を見ながらぼんやりとする時間。

今から想えば、とても贅沢な時間である。







小雨になると、傘を差さず散歩することもあった。

雨により、しっとりとした

空気のにおいを感じながら。

風が吹く度、顔に小さな雨粒が

優しく当たるのを感じながら。

もう、切り取られていない広い空を見上げて

明るいグレーの雲が重なり合い、

それが動いていくのを見つめた。

雨が降っていたから、人通りも少なかった。

学校は近所にあったので

散歩するとしたら通学路だった。

だから車も余り通らなかった。

この世界でたった1人になった気がした。

私はその時だけ、日々の辛い事を

こころの隅に追いやっていられた気がする。

母の怖さも、打擲される痛みも、

子どもながらに感じる、憂鬱な事も。

やがて雨がやんで、夕陽のオレンジ色した光が

雲の合間から差し込む頃、

私は帰路を辿った。

そういう雨の日を、何度か繰り返したことがある。

今日の雨天を見ていて、突然想い出した。

記憶とは不思議なものだと感じた。







抑うつ感が、段々酷くなってきている。

これは、虚無感という言葉では

表現しきれない。

自分自身が飲み込まれてしまうような

【大きな無力感】

というものに、侵されている感じがする。

【無力感】を目の前にすると、何も出来ない。

脱力して、呆然と立ち尽くすだけになる。

只管、

「もう生きていく事に疲れた。何故生きているのだろう。

 生きていかねばならないのだろう。」

「私は死なねばならない人間なのではないだろうか。」


という想いが溢れてくる。

無論、この想いは【PMS】の症状から

来ているものだと分かっているが、

打ち消すことが出来ない。

だから、敢えて受け容れる。

受け容れるから、抑うつ感が膨らんでいくのであろう。

しかし、それも仕方ないのかも知れない。







いつもと変わらぬ、スーパーでの買い物。

今日は、身体が怠くて中々起き上がれず

いつもより行く時間が遅くなったら、

半額シールを貼られている

いつも購入しているお惣菜が、

殆ど残っていなかった。

でも昨日、卵の安売りをしていて

1パック10個入りLサイズ、

“おひとりさま1パックまで”130円の

ものを購入した。

それを使って玉子焼きを作ったら、

お腹は満たされると想うので大丈夫だと

自分に言い聞かせた。

因みに、家の玉子焼きは甘くない。

小さい頃から、塩や醤油、だしの素を入れて

混ぜ、それを焼いている。

なので、お寿司の甘い玉子はものによって

苦手である。

たまに、めんつゆを使っただけの

シンプルな玉子焼きを作ることがあるけれど、

やはり甘みがあるので、

小さい頃から慣れ親しんだ

【母の玉子焼きの味】

が愛おしい。

好みの味は、大人になって変わるものだけれど、

【母の手作り料理の味】

だけは、頂くといつもホッとする。







スーパーで買い物をしていると、息苦しくなる。

そして、清算を終えて商品を

袋詰めしていると相変わらず指が痺れる。

“吐くための食べ物にお金を使ってしまった事”

“この事で、毎日母に迷惑をかけている事”

“母を心配させてしまっている事”


それらが一気に押し寄せて潰されそうになる。

摂食障害の症状である【過食と嘔吐】は、

ここ何年も丸1日、やらなかった日はない。


高校3年生の修学旅行の際、1週間弱の間、

2~3日だけ、小鳥が啄ばむ程度で食事は

止めておき、やらないで済んだ事があったけれど、

4日目には食べ始めたら止まらなくなって

密かにトイレで戻した。

大学生の頃、彼氏と一緒に住んでいて

何ヶ月か夕飯を共にしていた時も、

やはり物凄く少ない量で食べるのは止められていた。

過食と嘔吐もしないで済み、

後はお酒を飲んでいた。

けれども、彼氏に病気を打ち明けた後は

雪崩れ落ちるように、病症はいつも出てきて

毎日過食と嘔吐をするようになった。

彼は、そんな姿の私に嫌気がさしていっていた。

それは、鈍感な私でも分かった。

これが、【病気である】という事を

その頃の私にも充分理解できていなかった。

悪足掻きばかりしていた。

だから、2人は別れた。

無論、そんな単純な事ではないけれど

実の母親にだって【摂食障害】に対して

理解を示してもらうまで10年かかったのであるから

他人の、健康な人の理解を

得るのは困難で、沢山の壁が立ちふさがって

いるのであろうと考える。







閑話休題。

久し振りに、今朝、私が浴室のタイルを磨いた。

今まで、寒い上にこころの余裕がなくて

母に任せっ放しだったのである。

「これではいかん。」

と一念発起して、シャワーでお湯を身体にかけながら、

ブラシでタイルを丹念に磨いた。

するすると汚れが落ちていくのが心地好かった。

「床のタイルだけ・・・」と想っていたが、

範囲は広がって側面も磨いたら、すっきりした。

しかし、慢性運動不足である私の身体。

右腕だけ筋肉痛になってしまった。

でも、母が喜んでくれた。

それが、何よりも嬉しく

こころがぽかぽかと温かくなった。


何かに集中すると、時間を忘れる。

焦燥感もない。落ち着いていて、厭な想いも

考えないでいられる。

小さい頃から、こつこつと何かをする事が好きだった。

そして仕上げられたときの達成感が

何とも言えないほど嬉しかった。

もしかしたら、私は小さい事をこつこつせっせと

やっているのが性に合っているのかも知れない。

嫌いな事は勿論出来ないけれど、

【内職】・・・これを考えている。

少しでも、母の助けになりたいから。

いつか、資格を取って医療事務の仕事に

就きたいと想っている。

それは、母が高校を卒業後就いた仕事が

医療事務のお仕事だったからである。

個人病院の受付、事務をしていた。

だから身近に感じるのかも知れない。

少し、光明を見出せた気がする。







母と過ごした時間・・・今日は少し短かった。

ブログに、突然想い出した事を綴っていたら、

22時になっていて、その後母の部屋へ行ったからである。

1時間ほどであったが、私は一緒にくっついて過ごせただけで

充分元気をもらえた。

母は、私が部屋を去るとき、

「ええ~もう行ってしまうん?寂しいなあ。」

と言うので後ろ髪が引かれる想いと共に、

こんなにも私と一緒に過ごす時間を

大切にしてくれようとしてくれる母の想いが

凄く嬉しく想えた。

今日は映画を観なかったから、1時間

バラエティ番組を観て退去したのであるが、

明日は映画を観ようと想っている。

だから2時間は一緒にいられると想うと

わくわくする。

10日、日曜日は私の住んでいる地域で

県のマラソン大会がある。

国道を使用する為、車で利用者さんの元へ

行かねばならない母は、

いつもならお昼ご飯を食べる為

家に戻って来るのであるが、それが出来ない。

国道が大混雑するからである。

“日曜日が休日”という人が全てではないのに、

「ご理解願います」と一方的に催されるマラソン大会。

信号は徹底的に無視され、ランナーが

途切れるまで警備員によって何十分も

足止めされる。

仕事で急いでいる人は大変であろう。

話は変わり、妹達の引っ越し先が決まった。

また姪っ子が入る幼稚園も決まり、

私達兄弟が通った、同じ幼稚園にしたそうである。

後は、結納・結婚式の準備・その日の取り決め等が

残っているが、妹の体調は芳しくない。

まだKちゃんの事での苦しみが残っているのに、

彼氏側の家族が次々と急かすから、

こころと身体がちぐはぐになり

我慢している反動により、様々な症状が出ているのであろう。

これ以上、家族が苦しむ事がない事を

願いたい。





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Last updated  2008.02.10 00:23:21
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