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2008.02.20
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カテゴリ:想い

もう駄目だと想っていた。

病院に電話を掛けねば

こころがばらばらになりそうだった。

けれども、電話が出来るのは

診察時間が終わる12時以降。

駄目な私はその時間まで

起きていられなかった。

なんて駄目な人間なんだろう。

行き場の無い想いが、ぐるぐるぐるぐる

こころの中でずっと激しく渦巻いている。

憂鬱な気持ちが、蔓延っている。







それでも、11時までは粘った。

毎日きちんと服用しなければならない、

抗てんかん薬を1錠、避けて

僅かな抗精神薬だけ服用した。

それがいけなかったのであろう。

抑うつ感が酷くなり、気分が安定しない。

私の場合、抗てんかん薬は

【気分を安定させる効果】を狙って

処方されている。

だから当然、副作用で【眠気】がある。

現在、抗てんかん薬だけでも3種類服用しているが、

この除いてしまった1錠が、1番重要なものなのである。

そこまでしたのに、眠ってしまった。

今は自分に何かを課すと、頑張り過ぎてしまうきらいがある。

そして、目標を達成する前に挫けてしまう。

だから、今日も病院に電話を掛けられなかったのであろう。


なので、金曜日は“できたら電話を掛ける”という

スタンスで過ごしたい。







久し振りに、18時過ぎには目が覚めた。

だから、近所のスーパーへ行く事が出来て

ドラマ『相棒』も『斉藤さん』も

オンタイムで観られた。

好きな物事が・・・

それが観月ありさちゃんに関するものだと特に

何が何でも頑張れて挫けない

矛盾した自分がいる。

1週間の中で、唯一リラックスして楽しめる時間が

多いのは、水曜日だけだからであろう。


リラックスした状態になれるのである。

診察となると、緊張をするし

苦しい事や辛い事を話したり聴いたり

しなければならない。

だが、いつまでもそこから逃げていたら

こころの状態は悪化するだけだと分かっている。

此処の所、寡黙になる事が増えている。

母に話しかけられても、直ぐに返事が出来ない。

声を出そうと想うけれど、

それが物凄く苦しく感じて、言葉にならない。

頭の中が混乱してしまい、

何を言って良いのか分からなくなる。

その場に応じた返事が思い浮かばない。

ただ俯いて虚ろな目で何かを見ているだけである。

どうしたらいいのか

全く分からなくなるのである。







この状態は、スーパーでも出てきた。

一応、毎日買うものは殆ど決まっているので

携帯電話の電卓機能で計算しながら

カゴに商品を入れていた。

だが、重複して入っている商品もあった。

清算する時も、表示されている金額は

目で見て分かっているが、

1円単位の小銭を幾ら出したら良いのかまで

頭が回らず、お釣りでもらう小銭が多くなった。

普段の私は、例えば下2桁が18円としたら

23円の小銭を払って5円玉のお釣りをもらう。

今の私は、そんな簡単な計算も咄嗟に出来ない。

だからお財布には1円玉が多い。

1円単位でお金を払う事さえも

億劫なので、大きい単位でそのまま払って

しまうからである。

低血糖の症状が出ているからかも知れないが、

うつ状態が酷くなると

思考能力も鈍っていく。

そして商品を袋に詰めている際、

母と色々話していたが、

段々処理能力が追いつかなくなった。

なので適当に返事をしてしまった。

すると当然であるが、素っ気無い私の返事に

母は腹を立て、いつもなら私が袋詰めを

終わるまで待っていてくれるが、

さっさと1人でリカーショップへ向かってしまった。

また、リカーショップでもいつもならば

色々お喋りしたり笑い合ったりしながら

買い物をするが、その場でも母は先に買い物を済ませ、

車に乗り込んで煙草を吸っていた。

これは初めての事である。

【私の言葉が足りない】

それが一番の原因である。

だが、想うように言葉が出てこない。

それを説明する事もできない。

母の機嫌が悪くなったのは私の所為である。

謝るタイミングも分からなくなってきた。

どんどんパニックになり、手先が痺れてきた。


家に帰っても、部屋で私はダウンジャケットを着たまま

ぼんやりと座っていた。

動く気力が、もう無かった。

それがまた、母の負担になることにも気付けなかった。

母は私の隣に座り、手を握ってくれた。

「あんなにね、ぽんぽん投げつけるように返事されたら

 困ってしまうんよ。こっちも苛々してしもうた。

 ごめんよ。

 しんどい時は、うち、しんどいって言ってもらんと

 分からんのよ。やから、遠慮せずに何でも言って。」


そう母は優しく諭してくれた。

私も反省して、申し訳ない気持ちで溢れた。







21時過ぎ、一緒にドラマ『相棒』を観る為

母の部屋へ行った。


お酒を酌み交わした時、こころから謝った。

「今日はごめんね。言葉と配慮が足らんかった。

 しんどいと、どうしても言葉が出てこなくなるんよ。

 これからは、気を付ける。」


母は、

「こっちこそ、ぷりぷりしてしまってごめんね。」

と言い、もう何もなかったかのように

いつも通りの2人に戻った。

母娘の関係は不思議である。私達の場合は、

比較的短時間で、不穏な空気を払拭できる。


4年前まででは考えられなかったであろう事が

出来るようになって胸が温かくなった。







今週のドラマ『斉藤さん』も、こころが和む部分があった。

まさか、斉藤さんがあんな理由で骨折して

入院してしまうとは想わなかったけれど、

入院患者やその家族の中に、

見覚えのある人を見つけた。

大部屋患者を代表して斉藤さんに

色々文句を言っていたのは

ドラマ『ナースのお仕事』で患者役で出演していた

人であり、

咳き込んでいる患者さんの家族である女性も

『ナースのお仕事』で看護師役をしていた

人なのである。

その人たちと共に、当時ナースとして

出演していたありさちゃんが

病室のベッドにいるというのが

何とも不思議な感じだった。

でも、“斉藤さん”として観られた。

病院でも、おかしい事はおかしいと

はっきり言っていたけれど、

最後、検査入院でも夜は家に帰る

市会議員の柳川さんに

ちゃんと個室の順番を守ってほしいと

物申した事で、

その順番を待っていた、斉藤さんの隣のベッドで

同室の患者さんから文句を言われていた人の家族は

「余計な事をしてくれた!」

と斉藤さんに言った。

その家族の稼業が、市にお世話になっている

学校の制服の洋品店だったからである。

悪い事を悪い、おかしい事はおかしい、

間違った事は間違っていると主張しても、

それが時に裏目に出てしまう哀しみ。虚しさ。


斉藤さんは、凄く胸を痛めたと想う。

自分の行為が、もしかしたら

その家族の生活を困らせる発言だったかも

知れないという、

そういった相手に立ち向かったという事に。

現にドラマのエンディングでは、

幼稚園の絵画展覧会が中止された。

柳川議員によって。

斉藤さんは、柳川議員たちに

これからどう関わっていくのであろうか。

自分の想いを、正しい事を正しいと言えない世の中。

生きていくのはなんて難しいのだろうと感じた。


ただ、劇中では真野さんのキャラクターに救われる。

オリジナルの歌を唄ったり、ドジな事をしてしまったり、

でもそこが愛されていたり。

斉藤さんと真野さんは本当に良いコンビかも知れない。

毎週、どんどんこのドラマは面白くなっていく。

それが、本当に楽しみで嬉しい事である。







こころの不調は、身体の不調に繋がる。

それは身を以って知っているが

現在それが顕著であり、生き辛い。

何を想っても、全てネガティヴな方向へ進んでいく。

何をやっても、空回りする。

生きている意味が分からないと嘆いても、

どうにかなるものでもない。


今、生きているのだから息を繋げねばならない。

何の為なのか、分からない。

信頼している主治医ともカウンセラーとも

長い間お話をしていない。

益々、自分の殻に閉じ篭っていく自分を感じる。

殻の中の方が、楽だからであろうか。

否、本当はもっと辛い事も苦しい事も哀しい事も

甘受しなければならない。

色々と深く物事を考え、

こころを豊かにしない事には

病が治る方向へと進んでいけない。

現在、私は停滞している事を如実に感じている。

だが焦れば焦るほど、悪い事態へと運ばれていく事は

今までの経験で分かっているつもりである。

しかし私は未だ悪足掻きばかり続けている。

学習出来ていない。

これはこころの病、子どもの頃の環境と

深く関わっている事なので、

主治医との話し合いの中で紐解いていきたい。







今夜は、ジャスコへ行くとドラマ『斉藤さん』を

観られないので、眠る前に叩き起こしてもらうよう

母にお願いした。

叩き起こされるというようなバイオレンスは

全く無く、ありさちゃんの新曲を目覚ましにしておいて

それによって起床できた。

私が起きて先ずやる事。それは服薬である。

目覚めたら兎に角胃が痛いので

胃薬を先ず服用して、それから日中薬を飲み下す。

胃の痛みは少しすれば治まる。

けれども、抗精神薬の効果が表れるまで

時間がかかるのが難点である。

スーパーから帰った頃、やっとこころが落ち着く。

今日は久し振りに母との間に不穏な空気が漂うという

ハプニングがあったから、落ち込んでいた時間は

長かったけれど、【母と共にお酒を酌み交わす時間】が

それを解消してくれた。

病症は一進一退を繰り返していて

一歩も前に進んでいないのではないかと訝しく想う。

だが、確実に日々少しずつ何かは変化していて、

その小さな変化がやがて、

【病が治る】という事に結びつくと信じたい。

少しずつでいいから、休みながらも歩みたい。





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Last updated  2008.02.21 00:28:29
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