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凍えたココロ

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2008.02.22
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かなり疲れていたので、

すっと眠りに落ちた。

TVを点けっぱなしだったのだが、

母が消していてくれた。

目覚ましの音楽が流れるまで

私は断眠する事無く眠っていた。







やっと、電話診察を受診できた。

主治医の声を聞いて、安堵した。


主治医の声は落ち着いた低い声で、温かい。

何年もお世話になっているので、声を聞くだけで

気が静まっていく自分がいる事に気付いた。

私の声は弱々しく、暗いものだったけれど

伝えたい事を、たどたどしくも

一生懸命話せた。

主治医と電話で繋がった際、

涙が出そうになるほど

私はやっと安心できたのである。







挨拶を済ませた後、少しずつ、木曜の早朝に起こった

自分の出来事について告げた。


私が叫び声をあげた切っ掛けが、

食器を落として床を汚した理由だった事から、

主治医の見解ではフラッシュバック

症状と診断された。

私も納得した。何故なら、子どもの頃から

そうした失敗をする度に母にきつく怒られ、

その上打擲されていたからである。

子どもの私は、自分の失敗で叱責され

打擲され、こころの中で泣き叫んでいた。

でも、その声を上げることは出来なかった。

木曜日、同じ状況になり叫べた事は、

主治医によると

【治療的な進歩】を感じられると仰った。

苦しく辛いフラッシュバックであり、

その後の記憶があまり定かでない事から

解離状態になっていたけれど、

叫べるようになったのは、進歩らしい。

決して、こころが壊れた訳ではない、

病状が悪化したのではないと諭されて

私は少し安心した。

お薬をきちんと服用していない事も話した。

それは、私が

“●●のために~~する”

という感じで

“夜、スーパーへ行く時間に起きる為にお薬の量を減らす”

といった行動が、過ちだったのであると

つくづく感じた。

この“●●のために~~する”という

行動は、必ず“緊張”に繋がっている。

その事も、主治医は見抜いていらっしゃった。

「余程の事がない限り、お薬はちゃんと飲まんといかんよ。」

そう、注意を受けた。

病気が重い状態である私は、お薬を服用しなければ

たちまち精神の安定を失う。

自分で、勝手に極端なお薬の増減をするのは

止めようと想った。







一番大切なのは、【何事も“丁寧に”する】という事だと教わった。

振り返れば、私は何もかもが“雑”だった。

また自分の事を悪だと感じ、蔑ろにしていた。

【自分さえ大切に出来ない人は、他のことも大切に出来ない】

という主治医の言葉を想い出した。

己をぞんざいに扱い、どうでもいいと投げ遣りに

なっていた。

だから、1つ1つ小さな事柄から“丁寧に”を心掛ける事。

私は、そこから始めねばならないと

痛感した。

例えば、私は木曜の朝、自傷をした。

解離状態から戻るためだったのであろう・・・

記憶が途絶えていたので、傷口を見て想い出したのであるが

アイスピックで約100箇所位、手首を刺していたのである。

その傷口を丁寧に手当てする事。

また、フラッシュバックに陥った自分の

こころを丁寧にケアする事。

それらが大切なのだと知った。







病気の症状も、生きているこの状況全ても、“丁寧さ”を

心掛ける事によって、【継続性】が生まれる。


疲れてしまっていると、何もかもどうでも良いという様な

想いが発生する。

すると、自分も周囲の人も大切に出来ない。

【丁寧さ】は、人や物など対象との関係の中に

生じているものである。

【頑張る】だけだと、独り善がりに

なってしまう。

しかし、全ての関係において【丁寧さ】を心掛けたら

次へと繋がる。

“こうすればいいのではないか”

“あれは、どうしたらいいのか”

そういった考えが浮かぶものである。

独り善がりになってしまうと、自己完結してしまい、

次には繋がらない。

生きていれば時間は先へと流れて行くのだから、

病気が治るという行程を辿る為には

次へと繋げていかなければならない。

診察をずっと受診できなかった期間、

私は本当に苦しかった。

病院に電話を掛けられず、主治医と話し合えない事で

罪悪感を覚えていたのである。

自分は駄目な人間だと。


しかし、“今回は残念だった”と考えられたら

“じゃあ、次があるではないか”と想える。

罪悪感を覚えるだけでは、そこで終わってしまうが、

“残念だった”と想えたら、次への期待を考えられる。

今一度、自分のネガティヴ過ぎる考え方を

改めたいと感じた。







先日、妹は入籍した。

私は知らされていなかったのが少し哀しかったが、

母は、誰か他の人に話すと

もう皆に話したと感じる節があるらしい。

だから、私が妹の入籍を知らされた時は

吃驚したし、それが何日も前だったという事に

ショックを感じた。

どうしてその日、母は私でなく他の人に話した事で

私にも話したような気持ちになっていたのか。

それが、少しだけ哀しかった。

入籍は、とても大きな出来事だと感じる。

妹も姪っ子も、夫側の家族になるからという気持ちが

強いからであろう。

勿論、私の妹・姪っ子であるのは変わりない。

しかし、私だけがその日の出来事を

知らされていなかったので寂寥感を覚えた。

辛く哀しい出来事であれば、私には

それが負担になるからと伝えないのは分かる。

けれども、おめでたい事でさえ

話してもらえなかった事は残念だった。

3月になれば、妹夫婦は近所に引っ越してくる。

母は引っ越しの日、仕事を休んで手伝いに行く。

どんどん、周囲の環境がめまぐるしく変化する事に

私は少し戸惑いを感じる。

周囲の時間の流れに

付いていきたいのに、

余りにも自分の状況が苦しくて

付いていけない。


そこでいつも私は己を責め苛み、

「私はなんて駄目な人間なんだ。生きている価値などない。」

と考える。

それは、

自分を大切にできていない・・・つまり丁寧さに

欠けている証拠であろう。


今日の電話診察を受診して、

如何に自分に対してぞんざいになっていて

雑であったかを思い知った。

これから改めていきたい。







今晩、母と共に過ごす時間は長かった。

それだけ、こころは落ち着いた。

母と一緒にいられる事が嬉しかった。

最初は、映画『耳をすませば』を観ていたが

次第に、お喋りに夢中になった。

母や私の子どもの頃の事、

私の病気の事など、話は広がっていった。

途中から大分母は酔っていたので

もう朝になればこの話の内容は憶えていないと想う。

胸に突き刺さる言葉もあったけれど、

私が子どもの頃、母は母なりに本当に

一生懸命だったという事実を改めて感じた。

「○○ちゃんは、小さい頃から何もかもに一生懸命で、

 真面目過ぎたから、それが今の病気と

 関係してるんかも知れんね。

 もっと適当でもいいのに、頑張りすぎるんやね。」


という言葉が、印象に残っている。

私は今、余り頑張っている状態ではないと感じる。

母に迷惑ばかり掛け、負担になっていて

申し訳ないと想っている。

特に、過食の食べ物にかかる費用は

自分の存在を消してしまいたくなるほど、

沈鬱さを増すものである。

しかし、母はそれをも受け容れてくれている。

いつまでも母に甘えてばかりいられないから

どうにかしなければならないと想っても、

その気持ちだけが空回りする状態で苦しい。

この想いを母へ正直に告げると、

「それは、仕方ない事やん。治療費やと私は想ってるんよ。」

と優しく言ってくれた。

母が、病気は治ると信じていてくれている事。

希望を持っていてくれている事。

それらが、私にとって生きる糧となっていると気付いた。

生きているのは辛く哀しく、虚しく苦しいけれど、

母と共に生きていけるのならば

きっと乗り越えられると希望を抱けた。







目が覚めたのは、17時半だった。

呆けた頭でアラーム設定をしたので

診察を受診出来るぎりぎりの時間だった。

本当は、もう1時間早く起きねばならなかった。

でも、主治医は18時までなら大丈夫だと

私のたどたどしい話を丁寧に聴いて下さった。

今回、得た大切なキーワードは

【何事も丁寧に】というものである。

物を扱うにも、周囲の人、自分の事にしても

丁寧に接する事が、一番大切だと身に沁みて感じた。

そして、お薬はきちんと服用しようと想った。

“早い時間に起きなければならないからお薬を減らさねばならない”

という考えは、捨てるべきだという

忠言の言葉をちゃんと受け入れ

今日はきちんと服薬してぐっすり眠ろうと想う。





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Last updated  2008.02.23 01:42:09
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