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凍えたココロ

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2008.02.24
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カテゴリ:想い

コンスタントに

お薬を服用するようになってから

早朝、1時間強眠れるようになった。

その少しの睡眠が、

こころを少しずつ安定へと導いている。

けれどもまだ、

足元がぐらぐらと揺らいでいる事には

変わりない。







一度、酷く安定を欠いたこころは、

容易に元には戻らない事を知った。


錯乱状態に陥ったあの日以来、

ちょっとした事で直ぐ、こころが揺らぐ。

漠然とした不安感に覆われ、

怖いという気持ちが生まれる。

また、錯乱するのではないかと。

お薬をきちんと服用しているので

大分落ち着いてはいるけれど、

やはり心許ないのは否めない。

「何故こんなに苦しんでまで生きねばならないのか。」

という疑問に囚われたら最後、

暫くは鬱々と暗い想いに支配される。

卑屈になり、生きている事に対して

周囲の人々に申し訳ない気持ちで

いっぱいになる。

だが、そういった【揺らぎ】があるからこそ

生きているという事であり、

精神が活動している証拠なのだと感じる。







とても寒い1日で、お昼には雪がちらちらと舞っていたらしい。

最近は温かいなと想っていたが、

やはり、寒さと温かさを繰り返さねば

春はやってこない。

病気も似ていて、

辛苦の時、調子の良い時が交互にやってくる。

行きつ戻りつしながら、

やがて寛解を迎えるのだと考える。

上がったり下がったり、行きつ戻りつをしたりして

揺らぎながら、気付けば前に進んでいるのであろう。

主治医は、私が錯乱状態に陥って叫んだ事も、

“叫べた”という事が進歩だと仰っていたのである。

今まではそういった想いを外に出す事すら

できなかったからであろう。

病気が治るのには、焦らない事が大切である。







そう分かっていても、いつまでも続く病気の症状に

疲れ果て、治らないのではないかと

焦ったり、諦念が生まれたりする。


それはきっと、自分を【丁寧】にも

【大切】にもしていないからであろう。

自分の事となると、どうしても適当になったり、

蔑ろにしてしまったりする。

強迫神経症の症状で、

自分が決めた事を決まった通りにやらねば

気が済まない、強い想いがある。

それによって、凄く疲れてしまうのであるが、

その症状に沿わないと、気持ち悪くて

仕方がないのである。

自分から生じているものなので

決まった通りにしなくても誰にも咎められない。

でも、最近はそれさえも段々出来なくなっている。

特に、

【近所のスーパーへ行く時間に起きられない】

という事が赦せないのである。

これは、母にも迷惑をかけてしまっているからである。

近所のスーパーならば徒歩で2~3分で行けるのに、

そこへ行けなかったらジャスコへ行かねばならない。

ジャスコまでは車で10分から15分かかる。

また、店舗内は寒い。

お惣菜の類が半額になっている時間には行けないので

冷凍食品ばかりになってしまう。

それが近所のスーパーよりは安い事は

助かっているが、やはり少し高くつく。

そのほかの商品も、大体安いけれど、

値引きされていても20%引き位なので

それを選んで購入する。

買い物をする度に、病気である自分が

恨めしく想える。

ただ言えるのは、

「この病気は決して気合だとか気の持ちようだとかで

 治るものではない」


という事である。

だから、きちんと診察を受診して

病気に対する自分の考えを主治医と話し合い、

膨らませていき

どうすればよりよく生きられるかを

論じていくのが大切だと考える。







急に真冬に戻ってしまったかの今日、

母と共に過ごす時間は、いつもより温かく感じられた。


特に分け合って飲んでいる熱燗が美味しく、

母も「あ~おいし!温まるわあ。」と喜んでいた。

母の笑顔が、嬉しかった。

座っていると寒かったので、

ある程度時間が経ったら、母のお蒲団に

一緒に入った。

ホットカーペットによって温められた

そのお蒲団に2人で入ると

こころまで温かくなった。

いつも綴っているけれど、

以前ならば一緒にお蒲団に入るなんて

恥ずかしさやぎこちなさがあって

出来なかった。

けれども今は、何の抵抗もなく、

「2人で入るとあったかいねえ。」

と言いながらくっついていられる。

こうしたふれあいは、小さな子どもの頃・・・

妹が生まれる3歳の頃以来だと想う。

妹が生まれてから、私は姉としていなければ

ならなくなり、またその3年後に弟も生まれたので

甘えは一切許されなくなった。

その頃は、毎日私のちょっとした失敗で

母は鬼のように怒り、私を打擲したので

恐怖心ばかりが胸の中に犇いていた。

だから寂しさを感じる暇はなかった。

兎に角、姉として失敗してはいけないと

それだけを考えて過ごしていた。

あの頃の寂しさが、今、溢れているのであろう。

そして感じないようにしていた寂しさを

埋めんが如く現在、

母と共に過ごせる時間を大切にしているのだと考える。

母は過去の事を全く意識していないが、

「○○ちゃんとこうやって一緒に過ごせる

 時間があって嬉しいわ。

 寂しかったらいつでもうちんとこにおいでよ。」


と言ってくれる。

これもまた、病気が治るプロセスの1つだと

私は想っている。







少しずつ、食べられるものが増えている。

けれどもまだ、少しでも異物感を感じると

過食や嘔吐へと繋がる。


母と夜、一緒にお酒を飲みながら過ごす事で、

食べられるものも増えてきた。

お豆腐やイカの塩辛、きくらげの酢の物、

後は低カロリーで柔らかい食べ物。

今までは、流動物以外のものを

食してしまうと即、過食に繋がっていた。

けれども、ちょっとしたものや

低カロリーのものを少量ならば

そのまま母の部屋から出ても、

こうしてPCの前に座っていられる。

夜中の過食をする時間まで、平気である。

だが、私は胃が弱い事から

ちょっとでもお腹が膨らむと

異物感を感じてしまう。そして吐く。

胃に食べ物があると想うと、それが直ぐ

【太る】という思考へと繋がる。

【太る】という想いは、私にとって未だに

何よりも恐怖なので、吐くしか術はない。


本当はもっと、母と一緒に過ごしたくても、

何度か「食べ過ぎてしまった」という気持ちから

部屋を出なければならない事がある。

そんな日は、寂しさが募る。

自業自得なのであるが、病気はやはり

根が深く、一朝一夕には症状が

軽くなるという訳ではないという事を

思い知らされる瞬間でもある。

やはり私は少し焦っている節がある。







毎日、同じ事を繰り返す虚しさと、

変化に対する怖さ。


またこの時間になれば私はあれをすると

分かりきっていて、それに些かうんざりしてしまうが、

そうしないではいられないのは、変化が怖いからである。

確かに、自分の殻に閉じ篭っていさえすれば

守られている感じがして安心感はある。

だが、次へのステップを踏めず、

考えも膨らまない、変化もない事から

病気が治るチャンスを捨ててしまっている状態になる。

外との交流、それは主に主治医との話し合いであるが、

その機会を大切にしていたら、

あらゆる方向へ思考が膨らみ、

新しい考え方を手に入れられる。

それは、病気が治るチャンスであるが、

変化を伴う事でもある。

何事も、自ら動き出さねば良い方向へ進む

指針を得られないであろう。

今、私に足りないのは勇気なのかも知れない。







足元が揺らいでいて、安定しない状態である

私が唯一出来るのは、主治医が仰った

【何事も丁寧にする事】である。

こころを込めて、注意深く、念入りに、何事も。

全てを、細かく気にしていたら

それこそ強迫神経症が悪化してしまうので、

自分の出来る範囲で、こころを込める事を大切にしたい。

何でも丁重に丁寧にしていれば

きっとその想いは通じると想う・・・自分にも。

一番鈍いのが、自分だと最近分かった。

小さい頃から今まで、周囲からも、また自分も、

己の事を丁寧に扱われたり、それを心がけたりした事は

なかった。だから新たな試みである。

凄く難しそうな感じがするのは否めないが、

自傷してしまったらその傷を丁寧に手当をしたり、

過食や嘔吐の後には丁寧に身体のケアをしたりと

小さなことから始めていきたいものである。





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Last updated  2008.02.25 01:51:52
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