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凍えたココロ

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2008.02.27
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カテゴリ:平穏

こころは、比較的落ち着いていた。

然して苛々している訳でもなく、

己から発する呵責に

押し潰されている状態でもなかった。

早朝、眠る事はできなかったけれど、

シャワーを浴びてすっきりすると

後は読書に集中できた。

でも、安定しているとはまだ言えない。







水曜日は好きなドラマがあるから、うだうだと

いつまでも眠っていられない。

だから、必死な想いで起き上がった。


観月ありさちゃんの事となると、

必死になっている自分がいる。

止めても3分おきに鳴るアラームの、

何度目かでやっと起き上がり、

お薬を服用した。

ホットミルクティーを飲みながら、

ゆったりと一服していたら、

近所のスーパーへ行く時間になった。

ゆとりのある時間を持てたのは久し振りだったので

落ち着いたこころは持続していた。

夜風は想ったよりも冷たかった。

思わず、背中を丸めた。


でもそれでは肩が凝ってしまうので

敢えて背筋を伸ばし、大きな歩幅でしゃきしゃきと

スーパーへ向かった。

丁度、お惣菜屋の店員さんが半額シールを

商品に貼っている所だったので、

いつも買っているものをカゴに入れた。

お惣菜にも、旬のものが出始めていて、

“姫筍の天麩羅”たるものがあったけれど、

そのパッケージはプラスチックで

人が触ると簡単に開いてしまうような、

3箇所を熱によって留めただけの物だったので

避けておいた。

ラッピングしてあったなら、

開かないので安心して買えるけれど、

そのお惣菜屋では、幾度もそういった

商品のパッケージが開いていたのを

見た事があるので、流石に躊躇してしまう。

他には、菜の花の辛し和えもあったが、

1度母が購入した際、少し食べてみたら

物凄く甘かった。

私の母は、料理をする際、殆どお砂糖を使わない。

甘みを付ける際は、みりんかめんつゆ位である。

辛し和えなのに、ぴりりとした辛さは殆どなくて、

ただただ甘ったるくて、

母はいつものようにお酢をかけ、和辛子を加え、

味を調えていた。そうすると、美味しく頂けた。







残念ながら今日は、ドラマ『相棒』の放送がなかった。

バラエティ番組がスペシャルで放送されて

いた為であろう。

母と共に、肩を落とした。

しかし、そのバラエティ番組は中々面白く、

勉強になるものだったし、

クイズ形式で母と2人、先に答えを

言い当てようと楽しく競い合った。

特に難しい読み方の漢字を先に言い当てるのは

面白かった。

想像力をたくましくすると、

何となく分かる漢字も沢山あり、

出演者よりも先に答えられると

何故か嬉しかった。

母と共に、また湯豆腐を食べ、

イカの塩辛で熱燗を飲みながら

温かい時間を過ごせた。

最早、この夜の時間は私にとって

欠かせないものとなった。







昨日からネットの接続具合がおかしい。

時々、勝手に切断してしまうのである。

切断したら、20分ほど繋がらなくなる。

1度繋がったと想ってもまた、途切れてしまう。

その為、いつもPCで録画している

『斉藤さん』が録れないのではないかと不安だった。

なのでいつもは予約録画にしていたが、手動に切り替えた。

今週の『斉藤さん』は、感動の涙が流れた。

幼稚園の先生は、生まれて初めて出会う

“先生”である。

私は、凄く引っ込み思案で周りの子達と

馴染めなかったので、先生が一番大好きだった。

2年間通ってどの年も女性の先生だったけれど、

いつもくっついていた。

幼稚園に行く事で母と離れる時間、寂しいと

感じた事はなかった。

それはきっと、先生が優しかったからであろう。

年長組の時の先生の名は忘れてしまったが、

初めて出会った先生は“きょうこせんせい”だと

今でも憶えている。

私は小児喘息を患っていて、よく熱を出す子どもだった。

そして、お弁当を食べるのも遅く

皆が食べ終わって園庭で遊んでいるのに

私は1人、いつまでもお弁当と向かい合っていた。

きょうこせんせいは、いつも

そんな私に付き合ってくれていたのである。

熱を出したら抱っこして、保健室のベッドまで

運んでくれた事も憶えている。

本当に温かい想い出である。

多分、他人からの優しさを受けるのが

初めてだったので、こんなにもはっきりと

憶えているのであろう。


だからドラマを観ていて、

子ども達がどれだけ先生の事を

慕っているかは、クレームばかり付ける親には

分からないであろうと感じた。

しかし、その齟齬が次第になくなっていく過程が

何とも温かかった。

そして、卒園した元園児達が

斉藤さんと仲良くしている高校生の協力で

集まった時には、だばだばと涙が流れて止まらなかった。

先生にとって、卒園して大きくなった子ども達と

会えるという事は、何よりも嬉しい出来事だと想う。

また、初心を思い起こすものとなるかも知れない。

そう考えると、私はこの放送を観て

園児時代の自分を想い出した事は、

何か意味があるのかも知れない。

半ば人間不信に陥っている部分が、私にはある。

それは、自分を信じられないから人も信じられない

という原因もある。


だが、初めて他人の優しさに触れた、

幼稚園での出来事は想い出としてずっと

こころの中に残っている。

忘れていないのは、それだけ大切なことだからだろう。

その想い出は、これからも大事にしたいと想う。







時系列は前後してしまうが、今日、母のお仕事はお昼からだった。

朝のお仕事にキャンセルがあったとの事である。


夜中の3時頃から、雨が降り始めていた。

何故か、その雨音が怖かった。

不安を駆り立て、こころがぎゅっと

強く掴まれる感じがした。

その上、風もびゅうびゅうと吹き、

1人で起きている事が何だか厭だった。

その不安が祟ったのか、眠気が訪れず

シャワーを浴びた後も眠れなかったのである。

しかし、シャワーを浴びている間に段々外が

明るくなってきて、

目蓋を閉じて洗顔とリンパマッサージをしていて

洗い流し終わった頃には、外はもうすっかり

明けていた。

少しずつ、朝が訪れる時間は早くなっている。

春が近づいている事をしみじみと感じる。

読書をしている内に、雨はやんで朝陽が射してきた。

そこで漸くこころは落ち着いたのである。

また、母も家に居た事から、安堵感も大きかった。

朝、時間がある時に母は、いつもおじやを作る。

お米からお鍋で炊いて。

とても寒かったので、熱々のおじやは

こころに沁みて美味しかった。

少しなら、嘔吐を意識せず食べられると感じた。







今の私にはまだ、【食べる事=吐く事】という考えから離れられない。

何かを食べる際は、

「この食べ物のカロリーはどれくらいか。

 食べても吐かないでいられるか。」


先ず、そういった考えが浮かぶ。味や好き嫌いは

二の次である。

そして、決してお肉が入った料理は食べられない。

その脂が、他の素材にも浸みていると感じるからである。

何とか、コンソメなどのスープ

または、牛筋の出汁が効いているおでんも

大根や白滝(あればちくわぶ)ならば食べられるようにはなった。

けれども、少しでも「食べ過ぎた」と想ったら

もう、過食と嘔吐を前提として食べ始めてしまう。


この観念は、13年かかって築き上げてしまったものなので

簡単には崩せない。

母と共に食事をする時間・・・その夜の時間だけは、

こころに余裕が生まれている。

以前は、少しでも固形物を食べただけで

もう「吐かねばならない」という強迫観念に縛られていた。

しかし今は、ある程度なら自分を赦せるようになった。

それでも、食べ過ぎたと感じたら

水をがぶがぶと飲んで吐き出してしまうけれど、

週に何日かは低カロリーのものを、

そして母の手作りの温かい食べ物を

消化できるようになった。

半歩くらいは、前に進めた気がする。

またいつ、後退してしまうかは分からないが。







妹夫婦は3月、引っ越しをする。家の近所に引っ越してくる。

母は賄いを手伝うことになっていたが、

その日にちを1日間違えていたことが判明した。


既に、お仕事の調整をしていたので、

慌ててその日のお仕事を入れてもらい、

その次の日を休みにしてもらっていた。

かなり焦っていたようである。

母は、家具などは運ばない代わりに、

孫の世話をして、引っ越しを手伝ってくれる

妹夫婦のお友達のご飯を作るそうである。

その献立の相談を受けた。

力仕事になるから、先ずはおにぎりが良いと

決定した。

そして基本は玉子焼き。

だが、他のおかずに悩んでいるみたいであった。

ただ、姪っ子は蓮根のきんぴらが好きだという事で、

それは決定しているらしい。

まだ4歳の姪っ子が和食好きで、しかも

蓮根のきんぴらを好んで食べている姿を

想像すると、渋くて可愛い。

献立としては、後は揚げ物が良いだろうという事になった。

鶏の唐揚げが定番であろう。

また、野菜炒めも良いかも知れない。

母はヘルパーのお仕事で、料理のレパートリーが

増えているので、そこから捻り出したら

案外沢山の料理が出来上がると感じた。

私は、多分その場所にいても邪魔になるだけなので

家で留守番をしているが、

妹夫婦は今住んでいる所よりも近くに引っ越してくるので

いつでも遊びに行けるようになった。

つまり、姪っ子に会える機会も増えるのである。

今年から姪っ子は幼稚園に通うので

夜、会うことになるが、一緒に晩御飯でも食べよう

という機会が出来るかもしれない。

それは、嬉しい事である。

楽しみが1つ、増えた。







1週間、楽しみにしていたドラマ『相棒』。

今週の放送が無かった事は本当に残念であった。

でも、『斉藤さん』では久し振りに温かい涙を流せた。

まだ、私にも涙を流せる“こころ”と“ゆとり”が

ある事を知った。

今月もあと2日で終わってしまう。

それが少し寂しいけれど、本当に少しずつ

春の足音が静かに近付いて事をつくづく感じる。

植え込みの桃の木には、まだ蕾もついていないけれど、

3月に入ったらいつの間にか

去年よりも沢山の可愛い蕾が枝に生まれ、

暖かくなる頃には濃い桃色の花が咲くのであろう。

3月に入るという事は、Kちゃんの一周忌を迎えるという事でもある。

その週の、母の休日には皆でお墓参りをする。

ずっとずっと、Kちゃんがいなくなった

哀しみは癒えないけれど、

Kちゃんが居てくれたという事実も消えない。

彼女の優しさ、慎ましさを皆は決して忘れないであろう。

妹にとっては辛い時期となると想うが、

少しずつ彼女の存在した温かさを

自分へと取り込んでいってほしいと願う。

季節の変わり目は、こころが不安定になるので

それには気を付けて無理だけはなるべく避けて

過ごしたい。





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Last updated  2008.02.28 01:14:02
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