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凍えたココロ

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2008.03.02
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カテゴリ:想い

植え込みにも草花が

芽吹き始めている。

冬は溶けている。

特に水仙の成長が目立っていて

あと1週間もすれば

愛らしい花を咲かせ芳香を

放ち始めるのであろう。

少し、楽しみである。







弟の髪形が変わっていて吃驚した。

昨日今日と、弟は妹家族の引っ越しを

手伝った。

今日、母は妹達にお昼ご飯を作るため

出掛けたのであるが、

そこでビールを飲んだので、

帰りは弟が車を運転した。

前回、弟と会った時は、

後ろ髪が肩まであったけれど、

もうスッキリした丸刈りになっていた。

そういえば、前回会った時、そういう髪型にして

EXILEのボーカルのような

ラインを入れたいとも言っていた。

それは母と私で反対したので諦めたらしい。

「頭洗うのが楽でええわ。ドライヤーで乾かす必要もないし。」

と気に入っている様子だった。

しかも案外似合っていたので、

思わず笑みが零れた。

ただ、惜しい事に私は丸刈りの頭の

シャリシャリとした手触りが好きなのに、

触らせてもらうのを忘れていた。

でも多分、スーパーの中だったから

触らせてと言っても、断られたであろう。

3月は様々な事が変化していくのだなと

改めて感じた。







母が出掛けた後、私は直ぐ寝付いたようであった。

まるで眠りの世界に吸い込まれるように。

とても心地好い眠りだった。

深い眠りだったようで断眠もなく、

何通かメールも着信していたが、

その着信音で起きる事もなかった。

こころが不安定な時は、眠りが浅く

どんなに着信音を小さくしていても

目覚めてしまい、再び寝付くのが困難になる。

アラームの音楽が鳴るまで熟睡していた。

眠りから醒めたら身体が軽かった。

いつもなら、寝起きに煙草を吸うと

気分が悪くなるのに、それもなかった。

その後、もう1度お蒲団に入って

スーパーへ行く時間までぼんやりとTVを観ていた。







母は、妹達のご飯として

おにぎり・蓮根のきんぴら・お野菜たっぷりの

豚汁・手羽先の塩焼きを振舞ったそうである。


おにぎりについて、私は相談を受けた。

「やっぱりおにぎりは中に何か入れたほうが良いんかな。

 海苔で巻いた方が良い?

 海苔も買わないかんのかなあ。」


悩んでいる様子であったが、私は

「ただの塩だけのおむすびで良いと想うよ。

 海苔で巻かんでも良いよ。

 中に入れる具もいらん、いらん。

 握るときにお母さんの愛情がたっぷり

 詰まってるんやから。」


と返事をした。すると母は、

「そうね、そうやね。塩でええよね!愛情たっぷり詰めよう!」

とにこにこしていた。

そしていきなり、

「じゃあ、○○ちゃんにもいっぱい愛情詰めてあげる。」

といって私を抱き締めた。

突然だったので驚いたけれど、

胸が温かくなってとても嬉しかった。

丁度、過食と嘔吐を終えて

身体のケアをして疲れ、ぐったりと

していた所だったので、

ふっと、余計な力が抜けて楽になった。

多分、母が抱き締めてくれたから

ゆったりと眠れた上に、目覚めも良かったのだと感じる。







それでも、起きている間は病気の症状で苦しみ、全てを

放擲したくなる。


意識がはっきりし始める頃から、

「今日もまた食べなければならない。

 それは過食となり嘔吐する。

 眠りにつくまで2回繰り返すのは確実。

 その間、お酒を飲んで自分を誤魔化して

 憂鬱な時間が始まるんだ。」


と考えて、どうしても俯きがちになる。

頻繁に溜息ばかりが出てしまうのは、

毎日同じ事を繰り返しているからであり、

それを変えるのが怖いという想いもあるからである。

【変化が無ければ寛解も無い】

という事は分かっている。

けれども今は、生きているだけで

精一杯だという理由で誤魔化している自分がいる。

それに対しても溜息が出るのであろう。

特に、生きるために一番大切な“食べる事”に関する

病気を患っているので、

お腹が空くという感覚に困惑する。


以前よりは、飲めるもの・食べられるものの

種類が増えてきている。

けれども、少しでも量が多いと感じたら

過食に繋がってしまったり、

直ぐに水を沢山飲んで吐いてしまう。

【太る】という事が何よりも恐ろしい。

その考えは、間違ったダイエットで

体重が減ってから根付いたものである。

そして摂食障害を患ってから動かせないものとなった。


塩分の多いものを食べると、

嘔吐したとしても、顔が浮腫む。

鏡を見るとげんなりする。

「今の自分に丁度良い、たとえ物凄く少ない量でも

3食きちんと食べられるようになりたい。」


そう願うけれど、やはり食べるという事に、

嫌悪感や罪悪感を覚える。

第一に太る事への恐怖があるけれど、

何よりも、私なんかが食べ物を食べてはいけない、

栄養をつけてはいけない、

ガリガリに痩せ細っていなければならない

といった想いが強くこころに生じるのである。

しかし、私の摂食障害は過食と嘔吐が主な症状なので

自分が決めている食べる時間が来てしまったら

おもむろに食べ始め、それは過食となり嘔吐する。

毎日その繰り返しなので、全てを投げ捨てたくなるのである。

自分の命も。

私が死んでしまったら、母が生きていけなくなる。

今はその理由で私は生きている。

目標や目的を持ちたいと想うけれど、

今、こころは折れているから、どうにもならない。







此処の所ずっと、母と一緒に食事をしていて

食べるのを丁度良い所で止める事が出来なくなっている。


母と一緒に食べていると美味しいし

また、安心して抑制が取れているのであろう。

笑い合ったり、何も喋らず静かな時間を

分かち合ったりするのも心地好い。

その間、どうしても目の前に食べ物があったら

つい食べてしまうのである。

「もうこれくらいで丁度良いだろう」

「これくらいだったら、吐かなくて済むだろう」

と分かっていても、

目の前にあると、食べたいという気持ちが

抑えられなくなる。

そして結局、食べたものを嘔吐してしまうのである。

もう1つ理由はあり、

「もっとお母さんの傍にいたい」

と考えるので、食べ続けるという事もある。

最初の頃は、30分も傍にいたら

何だかそわそわして、母の部屋を出ていた。

でも、今は居心地が良くて1時間は一緒に過ごせる。

その間、話題があれば食べる事も忘れて

沢山お話をして笑っているのであるが、

母が疲れているとそうもいかない。

そして傍で母が美味しそうに食べているから、

つられるように私も美味しい料理を食べる。

それが、自分にとって食べ過ぎとなっている。

もう少し考えて、何か対策を練ろうと想う。

本当はそんな事をしなくても、

量としては普通の夕飯よりは遥かに少ないのだから

太る事なんてないはずなのに、

胃の異物感に耐えられないのである。

もっと、母との1時間を大切にしたい。







どんなに抗っても陽は昇り沈み、また昇る。

そうして1日1日が過ぎて行く。

冬を溶かし、春が近付いてきているけれど

今、私はただ呆然と立ち尽くしている心境である。

周囲の世界についていけない自分が情けない。

病気の症状に振り回されてばかりで

落ち着ける時間が1日の中で僅かしかない自分に対して

忌まわしい気持ちが生まれる。

こうした自分を貶す想いだけが、生まれては散っていき

また生まれるといった繰り返しである。

春は、再生の季節だと感じている。

一度息絶えてしまったと感じている

私の想いも、冬に枯れていた花がまた咲くように

息吹くのではないかという希望を少しだけ持てる。

ただ、季節の変わり目はやはり苦しい。

“何が”とは言えないが、こころの奥底で

何らかの感情が犇きあい、蠢くのである。

それは、焦燥感に繋がる。

三寒四温。暖かい日が続いているけれど、

また冬のような寒い日が訪れるだろう。

今年の私は一体どうなるか全く分からない。

既に妹が入籍したという変化があり、

それだけで動揺している自分が認められるからである。

4月には妹達の結婚式もある。

今までとは全く違った春となるであろう。

それでも、疲れた時には無理をしないで

休めるような余裕を持って

やっていきたいものである。





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Last updated  2008.03.03 00:15:02
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