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2008.03.23
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カテゴリ:想い
桃の花の蕾が、綻び始めた。

水仙の花は、満開に咲いている。

どちらの花も、馨しい香を放つ。

とても、愛おしい。







母は、家族を自身よりも愛している。

母の想いは、アルコールが入ると

ぽろりぽろりと呟くように

私に話してくれる。

一番の想いは、

「家族みんな、幸せに楽しく暮らしたい。」

という事である。そして

「兄弟は仲良くしてほしい」

ともよく聴く。

母はいつも言う。今までの事を後悔していると。

離婚をした事については

私にとってマイナスでないと考えている。

あのまま、結婚生活を続けていたら

母の精神は壊れてしまったであろう。

しかし、母1人で3人の子どもを育てるのは

物凄く大変だったであろう。

当時弟は6歳、妹は9歳、私は12歳で

姉である私に、親戚の人々は

過重な負担を強いてきた。

母を支えろと。妹や弟の面倒を見ろと。

適当とか、臨機応変が出来ない私は

それを必死に頑張った。

でも私は力不足だったのだから。







母はその頃、生命保険のセールスレディを

生業としていた。


CMで流れているような温かそうな仕事では

決してない。

熾烈な足の引っ張り合いや

同僚内での苛め、嫌がらせもあったらしい。

保険契約をとるエリアも決められていた為、

ある程度契約がとれてしまったら、

1件も契約を結べない月も出てきて

会社を辞めるころには、お給料をもらうどころか

お客様へのプレゼントなどで使った

雑費を支払わねばならない状態になった。

勿論、朝早くに家を出て、帰りは遅い。

お客様に誘われたら飲みにも行かねばならない。

残された私達子どもは

私が母代わりとなって夕飯を作ったり

家事をしたりしていた。

兄弟はいつの間にか、寂しさを募らせていた。

私が高熱を出していた夜も、

母は仕事友達の家へ飲みに行っていて

居なかった。

兄弟みんな、寂しかった。

母は最近、その頃の事を悔いているのである。

あの頃、家を留守がちにしていて、

みんなに寂しい想いばかりさせていたと。

だから、妹達は人の温もりをほしがって

恋人が出来たらその人と一緒に暮らすため

家を出ると感じているのである。


なので母は少し酔うと、いつも謝る。

「寂しい想いをさせてきてごめんね。」

私は、その言葉を聞くたびに切なくなる。

「確かに寂しかったけど、お母さんが一生懸命頑張っていた事を

 私達は知っている。

 だから自分を責めないでほしい。

 それよりも、私が力不足だったんだ。」


そういった想いが胸に溢れる。

家族みんなが仲良く暮らす事。

飽く迄も理想でしかないが、そういった

夢や目標を持つのも悪くないと考えた。







兄弟が仲良くすること。

簡単なようで、少し難しい。

子どもの頃であれば、どんなに喧嘩をしても

数分後には何事も無かったように

また遊んでいた。

しかし、皆成人した今、

そしてばらばらに過ごしている状況で

顔を合わすのは月に1度あれば良い方である。

メールのやりとりも殆どしないし、

電話も掛けないし掛かってこない。

弟が、お金に困った時にだけ、

母に電話が掛かってくる。

多分、次に兄弟が揃って顔を合わせるのは

4月の、妹の結婚式であろう。

だが、よく考えてみれば兄弟の血の繋がり

そして絆は何よりも強い。


だからどんなに離れて暮らしていても

いつも私は妹や弟を心配しているし

同じく妹や弟も私を心配してくれていて、

それぞれもお互いを慮っている。

妹は新しい家庭を築いたので

週に1度は集まって家族団欒なんて

できなくなったけれど、

家族の絆は固い。

だが、それは目に見えないから

時に母は寂しくなるのであろう。

私も寂しいと感じるのであるから。

もう少し、家族間の行き来が増えればと考える。







1日中、眠かった。

月経が始まったので

やたらと眠たくて、朝にお薬を服用したら

そのままぱたりと眠ってしまっていた。

お昼に1度、祖母からの電話で目が覚めたけれど、

服用し忘れていたお薬を追加した後、

また17時半まで眠りこけていた。

多分、雨が降っていて身体が怠いのも

一因だったのかも知れない。

その分、過食と嘔吐の回数が減ったので

身体は楽だった。

しかし、下腹部の痛みと腰痛が酷いので

ロキソニンを急いで服用した。

25日は美容室へ行く予定である。

その次の日、祖父母と結婚式で着る

洋服を買う為街に出かける。

2日連続で少しきついかも知れないが、

頑張ってみようと想う。







夜、スーパーへ行く時には雨がざあざあ降っていた。

徐に、植え込みの桃の木を見ると、

1輪だけ桃の花が咲いていた。

これは写真を撮らなきゃと想ったが、

暗かった為にライトを点けたら綺麗なピンク色が

飛んでしまって、写らなかった。

明朝、再チャレンジしてみるつもりである。

肌寒い夜だけど、植物達は確実に春を刻んでいる。

桜の開花もすぐそこまで迫っている。

また同じ春が来て、夏が来る。

切ない気持ちが溢れる。

焦燥感に胸がざわつくけれど、

自分のペースで進みたいものである。





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Last updated  2008.03.24 01:09:04
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