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2008.03.29
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カテゴリ:想い

朝、妹から母の携帯電話に

着信があった事から

いつもと違う1日が始まった。







姪っ子が嘔吐と下痢を繰り返し、点滴治療をしていて

妹も体調が悪いとの事だった。


母は今日の仕事を全てキャンセルして

病院へ向かった。

私も心配でならなかったが、一緒に行った所で

何もできる事はない。

家で1人そわそわしながらも、

自分も体調が悪いので服薬して眠った。

姪っ子は、血液検査の結果

白血球の数が多かったので

何らかの感染症を疑われたが、

夕方会った時には点滴のお陰か、

もう元気になっていた。

妹も、かかりつけの病院へ行って

お薬を服用して大分調子が戻っていた。







夕方、妹と姪っ子と会ったのには訳がある。

昼までには、姪っ子の点滴も終わり

母が妹を病院へ連れて行き

妹宅へ帰っていた。

心配した妹の旦那さんは昼に早退して

既に家で待っていた。

旦那さんは忙しい仕事をしているので

土日など世間の休みと関係なく働いている。

そして母と似ているのは

“ビールが好きだ”という所である。

昼間から、2人は飲み始めた。

無論、飲む前に母の車を家に戻しておいて、

2人は心置きなく飲み始めた。

そうなったら、酒豪の旦那さんと

ビール大好きな母は止まる所を知らない。

「昼からそんなに飲んじゃうなんて・・・母さんらしいや」

そう想った。

だけど、酔った母はおかしな行動を始める。

誰も頼んでいないのに、夜ご飯はシチューが良いと

言われたと言いはじめ、

うきうきとシチューを作り始めたらしい。

でも、小さいお鍋で作っていたので

これでは溢れてしまうと妹に指摘を受けて

大きな鍋に移した。

でも、再度妹が母の様子を見たら、

また小さな鍋でシチューを作っていたらしい。

これは相当酔っているという事を妹は悟り、

体調が悪くてお酒を飲んでいなかった妹が

母を家まで送り届けてくれた。

それまで私は、母がお酒をそんなになるまで

飲んでいるとは知らず、

いつものようにお買い物をして

いつもの夜を過ごせると想っていた。

のだがしかし、それは叶わなかった。

だから妹が姪っ子を連れてスーパーに

来てくれたという訳である。

一緒に買い物をして、

一連の話を聴き、私は納得して

私もスーパーから家まで車で送ってもらった。

その頃には、妹の体調や身体の痛みも

お薬によって大分落ち着いていたらしいけれど、

本当に迷惑をかけてしまって申し訳ない

気持ちでいっぱいになった。

けれど、久し振りに会って話せたので

嬉しい気持ちも大きかった。







しかし、妹の体調不良はかなり気になった。

自律神経が乱れているらしく、

突然のぼせたり、骨身に沁みるほど寒気がしたりと

苦しいと言っていた。

指先が震えたり、突然苛々が爆発したりするとも・・・。

今は、姪っ子の幼稚園入学の事や

結婚式の事、生活の事、仕事の事など

妹が1人で抱えているものが多過ぎる。

私はどれ1つ、満足にこなせない事を、

妹は旦那さんの力を借りつつも

一生懸命やっている。

手抜きを知らないから、本当に一生懸命。

それにまだ、大親友が亡くなった傷は

癒えていない。

その上、旦那さんの家族とも上手くやっていかねば

ならないというプレッシャーもあるだろう。

もしかしたら妹は孤軍奮闘しているのかも知れない。

此処最近、私と同じように

朝は動けなくて、夜になるとようやく

楽になって身体が動くようになると言っていた。

また、兎に角身体が怠い、やたらとお腹が空いたり

何も食べたくなくなったりするとも。

妹の気持ちが痛いほど伝わってくるけれど、

何も妹に出来ないのがもどかしい。

姉なのに助けられないのが、悔しい。

力不足も甚だしい。情けない。

「苦しむのは私だけでいい。だから妹の苦しみの

 3分の2を神様は私の方へ与えてくれないだろうか」


と、こんな時だけ調子よく神頼みをしてしまう。

妹はあんなに頑張っているのに、

苦しめるなんて、哀しい。







いつもと違う夜を迎えた。

酔って送り届けられた母は、

私がスーパーで買い物をしている間に

もうお蒲団に入っていたらしい。

私が家に帰った頃、部屋は真っ暗で

母はぐっすり眠っていた。

静かな家。20時という早い時間から

ぽつんと家に1人取り残されているみたいで

少し、寂しい。

いつものように、母とお酒を酌み交わせない。

昼間、妹の旦那と散々酌み交わしたのだから。

因みに、その旦那さんも顔を真っ赤にして

眠ってしまったらしい。

そして私は今、こうして1人、PCに向かっている。

煙草の本数ばかりが増えていく。

でもまあ、1人の夜も偶には良いかと

考えて過ごそうと想う。







生きたいという気持ちはある。

しかし、少しでも気を抜くと、

「死んでしまいたい」

「生きていたくない」

という気持ちがむくむくと

こころの中で膨らみ始める。

それは、生きるのが辛く、苦しく、疲れているから。

けれども今日、妹と姪っ子に会って

「今、死んでしまう訳にはいかない」

そう、漠然と感じた。

姪っ子の無邪気さが、余りにも可愛らしくて

私はこの子の成長を見守っていきたいと

刺激されたからかも知れない。

生きる事は、考え始めるときりがないほど

果てしなく辛いものだが

諦めないでいようと想った。





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Last updated  2008.03.29 21:37:06
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