|
カテゴリ:虚無
感情が、鈍麻している。 辛い事や哀しい事、苦しい事が 沢山ありすぎて、 何が何なのか分からない。 それらの感情を整理していくのに 疲れてしまった。 思い当たるきっかけはある。 母の言葉である。 先日、母が泣きながら「つらい」と言った事。 私の事を想うと辛いと言った。 病気の症状で1日が潰れ、 20代なのに、周りの同年代の人達の様に 楽しい事を全く感じず 終わろうとしている事が辛いと。 私は想った。これ以上母の負担になってはいけないと。 だから、どんなに苦しくても、苦しいと伝えたら また母は“辛い”と想ってしまうから 黙っていようと。 ただ生きているだけなのに、 こころの病と共に生きるという事は 途轍もなく疲弊する。 でも、母の前でその草臥れた姿を見せると 心配を掛けることになる。 だから私は、なるべく笑顔で母に接する。 本当の気持ちを押し殺し、笑顔でいる事。 そうしている時間が長ければ長いほど、 本当の気持ちがどこにあるのか分からなくなった。 母と過ごしていても、私の意識は 一歩後ろに退いていて、ぼんやりと 現実の自分を感じている。 喜び・楽しみ・哀しみ・怒り・楽しみ・苦しみ・辛さ。 それらがこころに刻まれているのは 確かなのに、 鈍麻している私には、何も感じない。 ずぶずぶと泥沼を只管歩いているだけである。 そして頭の片隅にふと 死んでしまえたら楽になるんだろうな といった想いが湧き上がる。 漠然とした日々を、私は呆然として生きている。 そこに何の意味があるのだろう。 姪っ子の、クラス名が分かった。 “コスモス組”だという。 私が幼稚園のときは、色で分けられていた。 年中の時は青組。年長になったら藤組だった。 私は紫系の色が小さい頃から好きなので、 藤色の帽子や名前のバッジがお気に入りだったのを覚えている。 コスモスという花の名前の組も可愛いなあと感じる。 姪っ子の事を考える際は、正常な思考が戻っているかも知れない。 愛おしく想う気持ち、その輝かしい存在を大切にしたい気持ち。 少しずつ、自分のこころを取り戻したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.16 21:05:57
[虚無] カテゴリの最新記事
|