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凍えたココロ

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2008.05.02
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カテゴリ:特別な日


゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚披露宴での席゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚


親族が、集まった席だけど

姪っ子は同い年の子達と一緒にいた方が良いからと

新郎側の席にいて、また会場中を子ども達で駆け回っていた。

席の間隔は結構広く取られており、

ゆったり過ごせた。円テーブルで、右側に弟、

左側に祖父が座っていた。

またそこでも祖父と目が合う度に、

「ありゃ、あんたは可愛いなあ」

という言葉をかけてくれて、

私の鼻は天まで届きそうだった・・・というのは

冗談であるが、そこまで肯定される事に慣れていない私は

不安感を覚えた。何故なのかは分からない。

順調に、披露宴は進んだ。







新郎の職場の方々・・・特に同年代の人たちはノリが良いようで、

神前式だった為“誓いのキス”が無かったから

ここでやってくれたまえという事になり、

式場のスタッフさんの計らいによって

スポットライトを浴びた2人はバードキスという

軽いものではあったけれど、みんなの期待に応え、

その場は益々盛り上がっていった。

盛り上がるにつれて、勿論みんなにはアルコールが

入っている事になる。

顔を赤くした人が、多くなっていった。

因みに、祖父は脳出血で倒れてから殆ど

アルコールは口にしなくなった。

その日も、仲人役の人が乾杯の音頭をした際、

シャンパンのグラスを掲げ、乾杯をした後、

祖父は少し口をつけただけで、後はお茶を飲んでいた。

なので私は、お酒を飲まない祖父と叔父のシャンパンを

渡された。飲める人が飲みなさいと。

また、母もビールの方が良いと残ったシャンパンを

私に寄越した。

シャンパンを飲むのは、初めてだった。

ワインは苦手なのでどうかなと想っていたが、

良いものだったのか、とても美味しかったので

すいすい飲んでいたら、自分の顔が温かくなるのを感じた。


酔いはしなかったけれど、空腹の状態で

突然シャンパンをグラスに何杯も飲んだので

血流が良くなったのだろうと想う。

暫く、お酒類を飲むのはやめて、

カロリーが低い食べ物をちびちび食べていた。

周りが段々騒がしくなるにつれて、やはり私は解離した。

すーっと自分が自分から離れる感じを覚えたら、

食べる事を止められなくなった。


それでも、写真は撮らねばならない。

司会の方が、

「これからお色直しに向かわれます。皆様の所を周りますので

 是非お写真を!」


とか

「さあ、ドアに注目してください!お色直しを終えた

 新郎と新婦が入場します!」


という言葉。

「今が撮影のチャンスです!」

等、司会の方の声に、私は機械的に動き、妹達を写した。

最早、自分が何をしているか分からなくなり、

突然胃の違和感を覚えては、トイレへ向かい

吐き出して、何事も無かったかのように席に戻る事を

2~3度繰り返した。







解離しているので、勧められた事を受け容れてしまう。

だから、司会の方に歌ってくださいといわれた私は、

何故か安室ちゃんの“FANKY TOWN”を選曲して

姪っ子と一緒に歌った。

そのシーンは、ぼんやりとしか憶えていない。

でも、かなり思い切ったことをやってしまったと

恥ずかしく感じた。

弟は、湘南乃風の“純恋歌”を妹と歌った。

これは、かなり感動的な光景だったので

印象に残っている。

私達3人兄弟は、<妹と弟>の方が結束が固い。

仲が、良い。

凄く、良い雰囲気になって、じんとこころが熱くなった。

「ご兄弟みなさん、歌が本当に上手ですね!」

という司会の方の言葉。私に対してはお世辞である事は

充分承知しているが、妹と弟の歌は本当に良かった。







2回目のお色直しの後、

色んな人がまた歌を新郎新婦に送り、

はたまた私は私で新郎の親族の方々にお酌をするために

席を立ち、

「今度は、あなたの番よ。早く結婚しなきゃねえ」

という絶対言われると想っていた痛い言葉を受け止めた。

「そうですね。頑張ります」

などと心にも無い事を言いながら、

胸の中だけで泣いた。無理なんだと。

私は母と生きていかねばならないから、

病気だから、結婚なんてできないのだと。

そして、妹から母への手紙を読まれる時が、きた。







゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚

妹から、母への手紙は過去の事に触れている。

妹が子どもの頃、問題を起こした事、

それについて私はフラッシュバックを起こした。

あの、披露宴の場で。

そしてその手紙では両親が離婚した事、離婚後の妹の気持ちも

含まれていたので、私は涙を止められなかった。

それについては、また後日、綴りたい。

゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚☆,。・:*:・゚★゚






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Last updated  2008.05.02 21:11:09
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