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凍えたココロ

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2008.05.05
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カテゴリ:無力感

つい数日前まで、披露宴会場から

もらってきた花々の香りが

家中に漂っていた。

特にカサブランカの香りはとても馨しく、

見た目も麗しく、家に花々があるという事が

嬉しかった。

しかし、もうその花も、枯れつつある。







生きるという事に、疲れているとしか言いようがない。

金曜日、病院に電話を掛けることは出来なかった。

私の電話診察日は、火曜日と金曜日である。

しかし、来週の火曜日は振り替え休日で休みだから

あの日、電話を掛けねばならなかった。

何故なら、今の私は精神的にぼろぼろだからだ。

漫然と生きているだけ。

死なないから、生きているのである。

もう、消えてしまってもいいと想っている。

全部、何もかも、疲れてしまった。







痩せているとか、太っているとか、美しいとか、醜いとか。

私はいつも外面ばかり気にしている。

誰も、私の事を見ていない事など承知している。

いつか、主治医に言われた。

「だから、あなたが言っているのは“外面の事”だけでしょ。

 大事なのは中身でしょう。

 いつまで外面に拘っているつもりなのか」


私は言葉を失った。

どう返答してよいのか分からなかった。

病気の事を考えれば、私は自分の事を24年前から

掘り起こさねばならない。

3歳、妹が生まれたときから私は私ではなく

“模範となる良い子のお姉ちゃん”

として生きてきた。

無論、結婚式での立場も“新婦のお姉さん”だったから

少しでも病気だと悟られないよう

普通とは何たるものかを考えながら必死に過ごした。

「一旦外に出れば、結局“外面”が重要視されるじゃないか」

そう強く想った。

けれども、これは自意識過剰であろう。

分かっているけれど、人は私に

見た目から感じるイメージを押し付ける。

私はそれに必死で応えていた状態だった。

久し振りに公共の場に出て、改めて感じたので

疲れたのかもしれない。

主治医の、大切なのは中身だという言葉も

胸の穴をすり抜けていった。







曖昧模糊とした意識の中、呆然としたまま1日を過ごす。

もう、食べる事さえ億劫なのに、

過食と嘔吐は

「何か食べてしまったらやらねばならない事」

として、毎日回数も決まっている。

主治医が提案して下さった、

「たとえ過食になってしまっても大切に食べる」

という事もできていない。

ただ、胃を満たす為、嘔気を催すまで

黙々と食べ続けるという感じで

味わっていない。

抑うつ感が酷くなったのは、

目標を達成してしまって、

何の為に生きているのか

分からなくなった状態もあるけれど

お薬が1種類減ってから調子が悪くなったような気もする。

また、季節の移り変わりの時期で

身体とこころがちぐはぐな感じもする。

取り敢えず、無理をしないで

精神を休ませるしか術はない。







現在の生活は、まるで香りを失った花のようである。

その花が、根付いているものならまだ救いはあるが

私の場合、切花にされて

花瓶に入れられ、枯れていくしかない花だと考える。

前を、向けない。希望なんて、持てない。

生きていく事を考えるだけで、うんざりしてしまう。

この毎日が、これからも続くと想うと、

周りに迷惑をかけないためにも

早く終わらせるべきではないかとしか考えられない。

嬉しい事や、楽しい事、幸せな事は

一体私にとって何なのだろうと、それすら分からなくなった。

眠り。それだけが救いかも知れない。

断眠が酷くてぐっすり眠れないし

疲れも取れないけれど、

睡眠だけは大切にしたい。






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Last updated  2008.05.05 21:00:38
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