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カテゴリ:想い
母の日。 という事で、 私は当日の朝、お手紙を書いた。 想いをこめて。 溢れてくる、感謝の気持ちを書き記した。 本来なら、何かプレゼントを渡すとか カーネーションを添えるなど したかったけれど、 此処の所精神的に余裕が無く また、お金も無かった事から お手紙のみになってしまった。 白い封筒に、まず3輪のカーネーションを描いた。 色鉛筆は、ダカラという飲み物に ついていた物が偶々あったので、 それで丁寧に色付けしていった。 それが結構楽しくて、集中していた。 お手紙は、ゆっくりと母の事を思い浮かべ 「ありがとう」 という気持ちを沢山書いた。 1時間くらいかかって仕上がり、 母の部屋に置いた。 その5分後、母が目覚めたようで ぎりぎり間に合って安心した。 母は、 「お手紙、ありがとうね」 と言ってくれた。 「何もプレゼントとか出来なくてごめんね。」 私は本当に申し訳ないと想って告げたら、 「私はこれで、充分嬉しいんよ!」 との温かい言葉をもらえた。 安心した私は、こころも温まったからなのか、 久し振りに熟睡できた。 1度断眠しただけで、10時間眠れたのである。 だから、昼間の過食と嘔吐もなくて 体調も余り悪くない。 夜、スーパーで買い物をしていたら そこに、妹一家がやってきた。 妹夫婦は様々な色の、 カーネーションの花束を プレゼントしていた。 母と妹が色々とお喋りしている中、 姪っ子は暇を持て余していたので、 私は遊び相手になった。 閉店30分前だったので駐車場も空いていて 横断歩道みたいな白線の所を 「おねえちゃん、白い所だけ踏んでジャンプしよう!」 とか 「次はね、けんけんで行くよ!」 など、かなり身体の筋肉を使う動きをした。 姪っ子は、それでも元気に走り回る。 「あのね、ブランコが漕げるようになったんよ!」 「大きくなったでしょ。抱っこしてみて!」 私は姪っ子の要求に応え、抱っこすると 以前より確かに重くなっていて その成長をひしひしと感じた。 また、下の前歯が1本、抜けていた。 後1週間で5歳になる、姪っ子。 永久歯が生える準備がもう、始まっている。 すくすくと育ってほしい。 姪っ子と沢山お喋りすると、自然な笑顔が溢れる。 というよりも、姪っ子を見ているだけで 顔が綻んでくる。 笑う事なんて、この苛酷な現実の中では殆どない。 だから、今日の出来事は嬉しいものだった。 きっと母も、孫に会えて嬉しかっただろう。 母の足は、まだ酷く痛むようで心配でならない。 少しでも早く治るよう、祈りたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.11 21:27:50
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