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2008.06.20
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カテゴリ:想い

朝も昼も夜も眠くて仕方がない。

でも、それを阻むのは

様々な病症。

私の心身の事なんてどうでもいい。







祖父は、リハビリが進み

最近では自ら動く左手で

食事が摂れるようになってきている。

しかし、傾眠傾向は相変わらずで

自分で口へ食べ物を運び

咀嚼している最中でも

目蓋を閉じて眠ろうとしてしまう。

食べ物が口の中に入ったまま眠ってしまうと

誤嚥する可能性が高くなるので

とても危ない。

車椅子に乗るというリハビリも、

座って10秒は持つけれど、

それ以上経つと、眠ってしまう。







19日、転院先に決まっていた病院に

空きのベッドができたという事で

転院した。

しかしその前日、祖父はベッドの柵を自ら外し、

転がり落ちてしまっていたのである。

母が祖父の所へ行ったとき、

ベッドの下にマットが敷いてあるのを不思議に想って

看護師さんに訊いたらしいが、

的を射ない答えを返してくるので

詰問したという。

そうすると、やっと看護師さんのミスで

祖父がベッドから落ち、しかもそのまま長い時間気付かれず、

同部屋の患者さんがナースコールをして下さったお陰で

やっと祖父はベッドの上に戻れたとの事であった。

右半身が動かないので

頭から地面に落ちていたり、

点滴の途中で針が折れたりしていたら

本当に大変な事になっていた。

なのに、家族が祖父の傍に居るときも、

変わった点を尋ねるまで

病院のスタッフ達は何も言わなかった。

医療の現場は、人手不足で大変だと言われて久しいので

どんなに忙しいかという事は分かっているけれど、

大切な事、特に命に関わる事は気をつけてほしいと想った。

現にその日、祖父はまた

CTを撮らねばならなかったのであるから。







転院した病院はリハビリ専門なので、

スタッフの方々は気をつけて下さると信じたい。

祖父は、ベッドから落ちても、痛くても、

言葉を発せないのだから周囲の人間が気付かねばならない。

出来れば毎日、行きたいという気持ちはあるけれど、

今まで入院していた病院よりも

遥かに遠い場所となり、タクシーでは行けない。

今の私には、公共交通機関を使うことが難しい。

特に今の時期、PMSの症状が強く出ているので

抑うつ感が強く、身体が動かない。

また、そんな理由で祖父に会えないことが悔しく哀しい。

祖母も、毎日転院先の病院へ行くのは

大変だと想う。

一応、シャトルバスが出ているけれど、

そのバスが出ている所までは、

祖母の家から10分ほど歩いた場所にある駅の

電車に乗り、1駅先まで行かねばならない。

胸が、苦しい。

それは、私が無力な人間だという事が

今まで生きてきた中で一番強く感じられるからであろう。

生きているのが、虚しい。







来週の火曜日には、祖父のところへ行けると想う。

「行こう」と気張ったり頑張ろうとしたり

してしまうと、駄目になってしまう。

身体が動かなくなり、また自責の念に駆られる。

祖父のところへ行くのは“義理”ではない。

“祖父に会いたい”

“祖父の傍に居たい”

という気持ちがあるから行くのである。

この想いを忘れず、大切にしたい。

そして、祖父の状態が少しずつでも良くなる事を

今日も空に願う。






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Last updated  2008.06.20 05:00:00
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