|
カテゴリ:無力感
身体が、想うように動かない。 時々、生きている事が物凄く苦痛な事だと感じる。 祖父は、一生懸命生きようとしているのに。 その祖父と、今という時間を 一時でも長く共有したいと想うのに。 なのに、私の身体は動かない。 栄養不足だとか、うつ状態であるとか、 様々に理由は付けられるのだろうが、 悔しくて仕方がない。 本当に情けない。 祖母だって、80歳を超える高齢で 祖父の入院している病院へ行ったり その合間に体操の先生をするために 道場へ通ったりしなければならない。 それは身体に、相当な負担となっているのではないだろうか。 周りの人々は一生懸命動いているのに、 私は1人、お蒲団の上で固まっているか、 過食と嘔吐をしているか、お酒を飲んでいるか。 そういった生活をしている。 なんて情けないんだろう。 しかし、お酒に頼らないと この荒くれるこころを宥める事ができないし、 食べたり吐いたりする事でしか 何かを昇華させられない。 此処の所、余りにも心身の調子が悪いので 主治医の診察も受けられずにいる。 電話を掛けられない。 言語化できない想いばかりが 澱のように、胸の中に溜まっている。 倒れたばかりの祖父は、ずっと眠ってばかりだった。 でも、転院してリハビリが進んでいる今、 動く左手で様々な事ができている。 以前は食事の最中でも眠ってしまっていたのに、 現在はスプーンで自ら口に食べ物を運び、食事をしている。 暑いのか、器用にボタンダウンのシャツのボタンを外す事も、 もしかしたらリハビリになっているのかも知れない。 指を動かすことは、脳に刺激を与えるから。 しかし、時々オムツを脱ごうとしてしまうため、 夜は手袋をさせられていると聞いた。 行動が制限されている祖父を想うと、 胸が疼く。 祖父が入院している病院は、家から今までよりも遥かに遠い場所となるため、 母の仕事が休みの日でないと行けなくなった。 バスを乗り継ぎ、シャトルバスに乗れば行けない事は無いけれど、 今の私はうつが酷く、それが出来ない。 近所のスーパーへ行くだけで精一杯だというのだから、 本当に情けない。 そういう状態が続いているため、 益々抑うつ感は酷くなり 皆に責められているのではないかという 被害妄想まで感じている。 働いていないのだから、 祖父に毎日会いにいくのは当たり前だろうという 私が作り上げた想いと、 それを適えられない自分と、 周囲の目とが私の中で混同して 結果、罪悪感ばかり覚える。 実際、悪いのは私なのだから どうにかしたいと考えている。 夜は少しこころが楽になって 明日こそ外出できると想えるのに、 朝を迎えると忽ち駄目になってしまう。 最近は、見る夢も自分が死ぬものが多い。 先日は、斧で殴られても死なず、 相手にマシンガンで頭を滅茶苦茶に打ち抜かれた。 殺される夢ばかり見る。 話は逸れたが、 夜は本当にこころが少し楽になって 本が読めたり、録画していたドラマを観たりできるのに 朝になると身体は動かないし、動けなくなる。 うつ病。 バイポーラ。 病名ばかりが頭を駆け巡るけれど、 そうした所でどうにかなる訳ではない。 相変わらず、眠るのは怖い。 先日述べた睡眠時間より、眠れなくなっている。 処方されているお薬は、 強いお薬以外、一応服用しているけれど、 それでも3時間で目覚める。 目が覚めたら過食して、嘔吐して、眠る。 それ以外の時間は、発泡酒を飲んでいる。 殆ど栄養を摂っていないので、 物凄く身体が怠い。 だから、うつ状態になるし 身体も動かなくなることも分かっているけれど、 そこに、“太る事への恐怖”が 複雑に絡んでくる。 この世から消えることは、赦されない。 だから、生きねばならない。 祖父が生きている限り、生きていたい。 今は、その想いをもって生きている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.28 03:59:37
[無力感] カテゴリの最新記事
|